2004/08/28 - 2004/09/06
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tawassanさん
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ザガイン、インワ等郊外の観光を終え夕方、マンダレーに戻った。その日の夜行バスに乗る前に時間があったので街をブラブラしながら、屋台をはしごしてナン、揚げパン、パイナップル、パパイヤジュースを夕食代わりに摂った。夜8時頃、バスセンターに行き待っていたら、見覚えのある薄い緑のバスが入ってきた。バスの正面に書いてある行き先は漢字で“金閣寺”。横には“ワンマンバス”とカタカナで書いてある。な、な、なんと20~30年前の京都市バスの払い下げ。旅行者は私とドイツ人カップルの3人、それ以外はミャンマー人でマンダレーに親戚訪問かなんかで来た人、買出しに来た人らしくとにかくみんなの荷物が凄い。ダンボール箱、穀物を入れるバカでかいビニール袋や麻袋で通路は占有され、この荷物のためか埃っぽい。古いバス独特のエンジンの油くささもある。冷房も効かず、窓は開けっ放し。停車したら虫も入ってくる。おまけに私の席は車輪の上。狭くて息苦しく、臭いし、虫には刺されるし、一睡もできないまま、バガンに着く少し前から腹の調子がおかしくなり、額からネットリと脂汗が吹き出してきた。バスに乗る前に屋台で食べたもののせいか?いろいろ原因を考えたり、運転手に“バスを止めて!!”と声をかけよう、かけようと思いながら、なんとか持ちこたえ、かなりやばい状況のまま、バガンのバスターミナルへ到着。バスターミナルではホテル等の客引きが寄ってくるが、「トイレはどこ!!話は後で聞くから即案内してくれ!!」と頼み、客引きがトイレまで連れていってくれた。なんとか間に合った。ホッとして客引きと交渉するのも束の間、2回目が襲ってきた。またトイレに行き用を足した後、交渉を再開し、「バスセンタから近い所にしてくれ」ということで、彼が、バスセンタのすぐ近くのホテル(1泊$5)に連れて行ってくれた。部屋を見て、なによりも部屋の中にトイレ、シャワーがあること確認し、そして$5と思えないような綺麗で清潔な部屋だったので、即チェックインし、ベッドに横たわった。が、この後3回目、4回目と襲われる度にトイレに駆け込み体力も奪われて行った。ようやく、午後になって落ち着き、ホテル前で馬車を拾い荒野に赤茶けた古いパゴダが無数に点在するオールドバガンに出かけた。
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バガンのパゴダ。腹痛が治まった後、ホテルがあるニャンウー地区からオールドバガン地区まで馬車で行った。観光するつもりだったが、前夜からほとんど眠ってないし、炎天下で暑い。体力もなくなっていたので、パゴダを1箇所観光した後、ホースドライバー(馬車運転手)に途中の適当なパゴダに寄ってくれと頼み、この写真を撮ったパゴダに上り、その日陰で2時間程度横になって寝た。風も吹いてきて気持ち良くグッスリと熟睡した。
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バガンのパゴダ。寝たパゴダから別の方向を撮影
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バガンのパゴダ。翌日、レンタサイクルでオールドバガン地区に来て一人で観光したが、どこに行っても荒野の中に無数のパゴダで同じような風景が続く。セコセコ動き回るのが嫌になってきたのでノンビリと1箇所に時間をかけボッーとすることにした。中に入れるパゴダの前には、土産売りがいて、パゴダの中に入ろうとすると「お兄さん!!」と外国人特有の発音の日本語で呼び止められ、土産売りの方を振り返るといきなり「カッコいいねェ。」と言われ。そ の後に続く言葉が仏像みたいなものを見せ「これ安いヨ」、「これもカッコいいヨ」などなど。こんなシーンが何回もあった。誰が教えたか知らないが、呼び止めて「お兄さんカッコイイネ」というセールストークには笑えた。
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バガン(ニャンウー)の街並み。馬車はタクシー代わり。バガンに2泊した後、ヤンゴンに行くため空港に行ったが、馬車で空港に乗り入れたのは初めて。なんか優雅な気分だった。空港まで馬車で約30分(3000チャット=約$3.3)
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バガンのマッサージ屋の家族。マッサージ後、家族と記念撮影。デジカメで撮ったのを見て、家族の人は盛り上がっていた。結構、アジアの貧しい地域では、デジカメやビデオは彼らとのコミュニケーションツールとなる。(ちなみにマッサージは1時間:2000チャット=約$2.2)
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最高裁判所(ヤンゴン)。8日目にヤンゴンに戻って、街を散策。スーレーパゴダのロータリー付近には、市役所等イギリス植民地時代の絵になる建物がいくつか見られる。
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水中寺院への渡し舟(チャウタン)。9日目、ミャンマー最後の日に、タクシーでヤンゴン郊外を観光。ここには、川の小さな中州全体にパゴダが建てられ、川にパゴダが浮かんでるような感じに見える「水中寺院」がある。
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チャウタンの屋台にいた人々。
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水中寺院(チャウタン)。鯉と同じくらいの大きさのナマズが寺院のまわりにウジャウジャと群れをなしている。川の水は濁っているが水面まできてエサを観光客にもらっていた。
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チャウタン。
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案内してくれたタクシーの運転手。1日で15$。
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この旅行記へのコメント (2)
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- くみまむさん 2006/01/13 12:26:55
- こんにちは!
- バスの中のコメントを読んだだけで痒みが襲ってきました(笑)
日本と比べると随分違いますね
でも 緑が多く、穏やかな笑顔にはホットします
では お邪魔しました/~~~ また 来ま〜す
- tawassanさん からの返信 2006/01/14 01:18:29
- RE: こんにちは!
- くみまむさん、痒みはとれましたでしょうか(笑)
日本の常識では信じられないようなことよくあり、“へぇー”に
よく遭遇してトリビアを実体験でき、面白いです。
日本人から見れば何もかもアバウトでいい加減、インチキ野郎も
いろいろいるが、一生懸命生きてると感じられることもよくある
し、暖かい笑顔にもよく癒されます。
アジアの田舎や発展上の国に行かれてなかったらくみまむさんも
行ってみてください。50へぇーくらいはとれるかも(笑)
では、おやすみなさい。
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