訪欧旅行記12（サン・マリノ共和国）

2002/02/04 - 2002/03/24

大学の卒業旅行で、ヨーロッパに行ってきました。記念すべき10ヵ国目はサン・マリノ共和国です。

ところで、サン・マリノ共和国ってご存じですか。
場所はイタリアの中にあります。
イメージ的には、ローマの中にあるバチカン市国と
同じイメージです。
イタリアの中にあるサン・マリノ共和国。

フランクフルトから列車に揺られること12時間。
イタリアのボローニャにやってきました。
当初はここボローニャにて、1泊する予定だったのですが、
駅にコインロッカーが無いため、荷物も預ける事が出来る、
地球の歩き方にあるはずのホテルもなく、
頭に来たので、そのままボローニャを離れました。

そして更に列車に揺られること1時間、
リミニという町にやってきました。
サン・マリノ共和国へは、ここが起点となります。

駅前にサン・マリノ共和国行きのバスが出ていますので、
このバスに乗ること約45分でサン・マリノ共和国に到着します。
国が山頂にあるため、今まで攻め込まれることがなかった
とのことだったので、それなりに険しい山の上の国なのだろうと
思っていたら、（場所にもよるが）そんなことはなかった。
もちらん断崖絶壁の場所もあるが、サン・マリノまで
道路が整備されているので、容易に訪れることが出来ると思う。

バスは共和国の中腹の駐車場までで、そこから先は、
徒歩で移動した、山の上の国なので、階段の上り下りは多いが、
サン・マリノ共和国に関する地球の歩き方の地図は完璧
でったことと、小国故、迷うことなく、町の中心まで
たどり着くことが出来た。

入国に当たって、パスポートコントロールはないが、
インフォメーションで、パスポートに入国スタンプを
押してもらえる。有料だが、記念に押していくべきと思う。

これから、宿探しをするのだが、この宿探しが
実に大変だった。何が大変だったかというと、
この日は土曜日で、ほとんどの宿が満室だったのである。
前述の通り、サン・マリノは山国なので、
荷物を背負ったまま、坂や階段を上ったり下ったりと、
実にいい運動をした。

結局1時間半ほど、宿を探し歩き、
何とか部屋を確保することが出来た。
そこも実は最後の1室であった。

エリア サンマリノ(サンマリノ)

奥に見えるのがサンマリノ共和国です。
厳密にどこからがイタリアで、どこからがサン・マリノ共和国かは分かりませんでした。

写真右側はなだらかになっていて、
道路も舗装されており、
バスで行くことが出来ます。

サン・マリノ共和国から取った外の風景

サン・マリノ共和国がある山は
タティーノ山というそうです。

町の中央

塔のある場所は、外から見ると、
ちょうど断崖絶壁となる場所に立っており、
こんな、人口2万5000余りの小国が、
何故に1700年近く独立していたかが分かります。

近現代であれば、戦闘機で一撃だったんでしょうが。

サン・マリノ共和国にはこのような塔が
3つ存在します。

端の塔から端の塔を撮った写真

大砲

塔の内部

サン・マリノ共和国は見所は3つの塔くらいで、
2時間もあれば、すべて見て回れます。

高台の国だけあって、どこも見晴らしが良く、
本当に気持ちのいい国でした。

強いて言えば、ここが英語圏でないところが、
悔やまれます。

この旅行記へのコメント （1）

• gamiさん 2006/01/06 09:09:23

  サンマリノ共和国・・

  はじめまして・・
  サンマリノと云う単語は聞いたことがあるのですが、
  独立している「国」というコトを初めて知りました。
  勉強になりました、アリガト・でした。