2005/12/26 - 2005/12/26
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井上@打浦橋@上海さん
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浙江路と言いましても、皆さんピンとは来ないはずですね。
南京東路の中間地点を南北に横切る道です。
一度南京路を歩かれたことがある方でしたら、
これから紹介します散歩記録を見ますと、
ああ、あの道か、と分かるはずです。
私の浙江路に対するイメージは
新疆人あるいはウィグル人色の強い道だ、と言うことだったんです。
ところが、今回、歩いてみまして、その色合いが相当薄くなってしまったのを感じました。
-
浙江中路はこの浙江路橋から始まります。
この橋より北方向、天目路までは浙江北路となります。
この散歩記録はこの橋から延安東路までの浙江中路と、
延安東路から始まり人民路で終わる浙江南路の道並みの様子となります。
蘇州河を跨ぐ橋はたくさんあるわけですが、橋を渡ったところの道並みで
昔のままというのは、もう浙江中路だけなのかなと思っています。
両脇に3階建ての長屋が並びますが、1920年代か30年代の建物なんでしょう。 -
こちらは左側(東側)の長屋です。
煉瓦造りですね。
橋は堤防を越すために周りの地盤より嵩上げされてまして、
その分、長屋の1階部分は橋より下に位置します。
3階の上にも建て増し建屋があります。
1階部分は商店が並びますが、金物屋さんが多いです。 -
こちらは右側(西側)の道並みです。
向こうへ行く道が蘇州河の南側を河沿いに走る道・南蘇州路です。
「弾簧」とは、ばね(スプリング)のことらしいです。 -
浙江中路を南へ行きます。
橋が高い分、このあたりは下り坂となります。
両脇には3階建て長屋が連なります。
1階部分は金物屋、工具屋が並びます。 -
左側(東側)の長屋を写してみました。
右のほうの2階のベランダには洗濯物を干すおばさんが居ます。
1階部分の店は金物屋、ステンレススティール製品屋、電気器具屋さんが並びます。 -
浙江路橋方向を振り返りました。
こちらに向かってくるバスは14路・トロリーバスです。
どうも、この浙江路は北から南への一方通行路のようです。 -
厦門路を越えて振り返りました。
好徳と言うコンビニの看板が目立ちます。
その左となりの「克莉絲汀餅屋」は「クリスティン・ケーキ屋」というところでしょうか・・・。
ケーキやパンを売っています。 -
北京東路との交差点です。
-
牛莊街という道との交差点です。
自転車とバイクがウジャウジャです。 -
浙江中路を更に南に行きます。
少し先を横切る道は寧波路です。 -
南京東路が近付いて来ました。
永安デパートが左正面に見えてきました。
右の尖塔は上海時装公司(昔のシンシア・デパート)のものです。 -
正面に見えてきました、この永安百貨はチョイと前までは華聯商厦というデパートでして、近代的に見せようとしまして、ガラス張りの壁面なんかを周りに配しまして、落ち着きの無い外装だったんです。
しかし・・・・分かってる人は分かってるんです・・・・・
オールド上海・昔返り精神にのっとり、昔の姿に戻しました。
それと同時に華聯商厦という名称も、昔の呼び名の「永安」を使い、「永安百貨」としたわけです。
オールド上海には、やはりセピア色が似合います。
セピア色加工してみました。
右手前は、いまの上海時装公司ですが、昔は先施公司と言っていました。
英語名はシンシア・デパートです。
当時の上海の4大デパートのうちの2つが、ココに見えます永安公司と先施公司です。 -
コレが浙江中路と南京東路の交差点です。
球形の置石がズラーッと並んでいます。
南京路を歩かれたことがある方は、この丸い石のこと覚えているのでは・・・
そうです、あそこを南北に横切る道が、浙江中路なんです。
右の建物が永安百貨でして、正面の大きな広告看板が懸かった建物が七重天賓館です。
浙江中路は、この2つの建物の間に続きます。
七重天賓館の左側の道は湖北路です。湖北路は海口路、北海路に連なりますが円弧を描く道となります。昔の競馬場のコースだったため円弧を描いているのです。 -
南京東路の西方向です。
まだ9時28分ですから、人通りが少ないです。 -
永安百貨の下では、なぜか獅子舞をやっていました。
-
浙江中路を進み、振り返りました。
右が七重天賓館、左が永安百貨。
正面の建物の左にはどでかいコカ・コーラの広告塔があります。
右の看板には春申江賓館とあります。
ココは安いホテルです。
http://www.898e.com/hotel/order_input1.asp?Rid=7339
で予約できるそうですがスタンダードルームで280元のようです。
この交差点近辺は、昔は日昇楼と呼ばれていたそうです。
上海歴史ガイドマップによりますと、日昇楼は・・・・・
街区名。南京東路、浙江中路、湖北路の交差点一帯を指す。清末から交差点北東角にあった「五雲日昇楼」という茶館にちなむ。民国期には電車路線が交差し、交通の要衝を占め、遊技場やデパートが次々と開店して、市内有数の繁華街となった。
・・・・・・とあります。 -
九江路まで来まして、また振り返りました。
七重天賓館の高層部分が見えます。
ご覧のように永安百貨と七重天賓館は空中で繋がってるのです。
昔は七重天賓館は永安公司新楼という事ですので、そうなってるのでしょう。
ちなみに永安公司は1918年竣工で永安公司新楼は1935年竣工です。
鮮墻房という看板が見えますが、このレストラン結構見かけますがココにもあるんですね。 -
漢口路まで来ました。
漢口路は、昔は三馬路と言いました。
南京路が大馬路で、先ほど越えた九江路が二馬路で、ここが三馬路という訳です。
前の両脇に見えますのは最近出来ました高層マンションです。
どうしようもない商業地域であるこの地区にしては珍しいです。 -
コレが、浙江中路東側にあるその高層マンションのエントランス部ですね。
人はエスカレーターでワン・フロア上から出入りして、
車は地上部分から出入りするようです。 -
こちらは西側部分のマンションです。
1階部分はすべて商店街になっています。
また、通り抜け通路がありまして、そこにも商店が並んでます。
「百米香榭」と表示されています。
Hectometer Champs Elyseesと英語表記されてますから、
100mシャンゼリゼと言うことなんでしょう。 -
福州路との交差点です。
福州路は昔の四馬路ですね、つまりスマロです。
昔の歌で「夢のスマロかホンキュウか…」と歌われたスマロです。
昔の歓楽街です。
今や、本屋や美術品屋が立ち並ぶ福州路文化街成り果てました。
右正面に見えますのは蟹料理で有名な王寶和ですね。 -
福州路を渡り振り返りました。
老半斎が見えますね。
この店も老字号、つまり老舗です。
100年の歴史があります。
魯迅なども、ここでよく食事をしたとか。 -
福州路を越えて、浙江中路を更に南へ行きます。
左の「Lianhua」の看板は聯華スーパーですね。 -
もうスグ広東路ですが、その手前の浙江中路の道並みです。
-
道端に台を置き、そこで長い魚を開いています。
-
開いた魚は竹の棒で形を整え、こうやって干して置くんですね。
春節用の食品でしょう。 -
広東路に出ました。
昔の五馬路です。
上海のこの近辺の道は南北に走る道には省名が、東西に走る道には都市名が使われています。
南北に走る道は、浙江路、山東路、河南路、雲南路、福建路などなど・・・
東西に走る道には、南京路、九江路、漢口路、福州路と・・・
しかし、広東路だけは、どういうわけだか省名になります。コレには訳があります。
それは、いずれ・・・ -
広東路の向こうに見えますのは格地中学です。
有名校です。前身は格地書院です。
上海歴史ガイドマップによりますと・・・
1874年中国人学者と英国の宣教師によって設立され、理工教育に重点を置く。1913年工部局が管理を引き継ぎ、1016年福州路より現在地に移り新校舎を建てる。1931年上海市教育局の管理下に入る。1942年格地中学と改称。1980年以来進学率95%以上の市内有数のエリート高校。
・・・・・とあります。
以前は、道からは隠れていたような・・・
そして、浙江中路沿いには新疆人が経営する食堂が並んでいたはずです。
そういった店がすべて撤去され、全くスッキリしてしまいました。 -
反対側の道には、イスラム関連の店が未だに残っていました。
この道並みの裏側にイスラムのお寺、清真寺があったからのようです。
今は黄浦区の少数民族委員会になってるそうです。
一番手前の店の看板には緑字で「穆斯林」と書かれています。
ムスリンと読むのでしょう。
その右の店、東伊順もイスラム系ですね。
どういうわけだか、皆、緑字ですね。 -
こちらは羊肉専門店です。
半身単位で売ってるようです。
骨と肉をばらして売ってるんでしょう。
肉を取り除いた肋骨も、また売るんでしょう。
まだ少しは肉が付いていますから。 -
浙江中路を北海路まで来まして、海口路方向を見ました。
海口路は円弧を描いて北東方向に向かう道ですので、上海書城が遠くに見えます。
と言うことは、その向こうに福州路が走ってると言うことです。 -
北海路を渡り振り返りました。
左が格地中学の敷地です、チョット前まではこちらの道路沿いにも商店・食堂が並んでいました。
右側の道にはイスラム関係の食料品屋が並びます。
向こうに2つの角のビルが見えます。
あのビルの向こうが南京東路の西端ということです。 -
延安東路に出ました。
延安東路の東方向を見ました。
向こうが外灘です。
パイナップルビルも見えます -
延安東路を渡ります。
上の高架は延安高速道路です。
浙江中路はココで終わり。浙江南路になります。
そしてココまでが旧英米共同租界で、向こうは旧フランス租界となります。 -
延安東路を渡り、浙江南路になりました。
左には公園が・・・・。
いつの間に出来たんでしょうか・・・。
商店や民家がビッシリだったんですが、すべて消えてなくなり、公園になってしまいました。
上海は、ドンドン緑地地域が増えていっていますね。
イイ事です。立ち退きした連中も、90%以上は喜んでるはずです。 -
漫画珈琲なる店がありました。
漫画喫茶というところでしょうか。
「漫画」と言うのは日本で作られた言葉ですが、いまや中国でも定着しています。 -
寧波東路との角にある店です。
この辺りこういった店が並びます。 -
金陵東路が近付いてきました。
-
金陵東路の西方向を見ました。
金陵東路は、ご覧のようなアーケードタイプの建物が並びます。
こういうのを中国では騎楼と言うらしいです。
道沿いの1階部分の商店街には屋根があり、その上の2階より上階部分が住居になるというタイプの建築様式です。 -
浙江南路も、もうスグ終わりです。
前を斜めに横切ります道は人民路です。
昔の上海城の城壁があったところです。
その城壁は相当前に撤去され道になったわけですが、
この道を境界として、向こうが中国人のみが住む世界で、
この道の手前がフランス租界という時期が解放前まで続きました。
従いまして浙江南路にはフランス語名が付いていました。
Rue Pere Hueという名でした。
浙江路の散歩はこれで終わりです。
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