2005/12/03 - 2005/12/03
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SUR SHANGHAIさん
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前日はオルティジア島に宿を取り、お散歩サイズの島を見て回ったSUR SHANGHAIとその旦那。
偶然、古い町並みを金色に染めてイオニア海に沈む赤い夕日も見ることができ、感動の一日の終わり。
さて、この日は早くから博物館と遺跡めぐり、それからバロック建築の古都ラグーザへ、と思ってもそうは問屋が卸さない。
前日のドイツからの飛行機移動とカターニアからの車移動の疲れが残っていた二人。
もぞもぞと起き出した時には、もうとっくに起床予定時刻を過ぎていた。
やっと宿を出てきても、オルティジア島にあるアポロ神殿そばの道で市場を見つけてしまったら見ずに通り過ぎるわけには行かない。
所狭しと並ぶ商品や、威勢のいい魚売りのおにいちゃんや買い物客に目を奪われる。
そんなこんなで博物館は結局時間切れ。ネアポリ考古学公園の目玉だけを見て去ったシラクサ。
シラクサのオルティジア島は海と古い町並みが調和した小さい島。
時間があれば、もう少し滞在していたい所だったなあ。
表紙の画像は、路上で見かけた(=^・^=)。オレンジが転がって行くのを目で追っている。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
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オルティジア島東岸のホテル≪DOMUS MARIAE≫屋上から見た朝のシラクサ市街方向の景色。
このホテルは、海が見える部屋を取るのがいいと思います。
SUR SHANGHAIたちは飛込みだったので、海側の部屋は取れなくて残念。
所在地:Via Vittorio Venedo 76 Siracusa
http://www.sistemia.it/domusmariae/english/ 英語版
今日もいいお天気だ〜。
でも、12月初めの風はやっぱり少し冷たい。 -
チェックアウトの前に、昨日の夕暮れに歩いてみたオルティジア島の町を再度散策。
イタリアではあちこちで見かけたフィアットがここでも大活躍。 -
昨日、真っ赤に燃える夕焼けを見せてくれた≪アレトゥーザの泉≫のあたり。
その泉も朝は青い空を映す。
泉の中に植えられているのはパピルス。
シラクサは、遺跡などの絵を描いたパピルス紙が特産。
額に入れたりした商品をあちこちのお土産屋さんで見かけます。
お気に召したら、シラクサの想い出に買っていくのもいいですよ。 -
青い空だなあ。
12月初めの冬空とは思えない色。
でも、この時期の朝夕はジャケットが必要な気温。 -
昨日の夕方は、黄昏の光の中で濃い金色に染まっていた建物。
-
この植え込みがある町角も、昨日は夕暮れの光の中だった。
同じ場所でも、見る時間によって印象が全然違う。 -
壁の落書きは法皇様の絵柄?
さすがイタリア。同じ落書きでも品格が違う。
でも、世界遺産の町をこれ以上傷つけるのは止めましょうねぇ。 -
朝の光の中のカプチーノ。
砂糖の袋に付いている絵が可愛い。 -
お名残の散歩のあと、車でネアポリ考古学公園へと向う二人の目に入ったのは生鮮食品の市場。
オルティジア島のアポロ神殿の近くの道に出ます。
幸い駐車場もあったので、そこに停めてまた散策。
お客さんたちのざわめきに混じって一番よく響いてくるのは魚屋さんの売り声。
魚屋さんと言うのは、どこの国でも威勢のいいものらしい。魚介類は鮮度が命だから、テキパキ売りさばいてしまいたいんだろうな。
この魚屋さんも、通りかかるお客さんに次々声を掛けていく。 -
新鮮な魚介類。
キッチンがあれば、自分でも焼いて食べたい魚がずらり。
この魚屋さんは「ほい!あれね!!よしきた!!」って言ったのかな。
お客さんへの返答に、急に大声を出してびっくり。 -
1キロずつ網袋に詰めたムール貝もこのお値段!
2ユーロだって。 -
路上に店開きしたエスカルゴ屋さん。
お客の入りが悪いなあ。
足元では商品のカタツムリが一所懸命這っている。
「逃げるんだ!」と思わず声を掛けたくなるSUR SHANGHAI。 -
みずみずしいオレンジ類が並ぶ市場の一画。
果物屋さんは魚屋さんほど威勢はよくないけど、それでもお客さんが次々にやって来る。 -
これはサボテンの実。
マルタで見たものよりでかい。
あとでシラクサを出てラグーザに行く道筋には、実を採るために栽培されているらしいサボテン畑があったっけ。
サボテンの実のお味は?
中は黒い種がたくさん入っていて、パパイアに似た感じの味。 -
手前の大きくて真ん丸い果物は?
…と思ったら柿だった。
所変われば、柿の見かけも変わる。 -
生け花の材料に見えるアーティチョーク。
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オレンジとカボチャが同時に並ぶ店先。
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カリフラワーの色も、おなじみの白のほかに緑や紫色も。
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真っ赤なプチ・トマト。
色合いも実の大きさも揃いすぎていて、ちょっと見るとプラスチックのサンプルみたい。
こんなにあると、辺りの空気も赤く染まる。 -
サラダにしたら抜群!の新鮮さ。
目に心地よいこの緑。 -
市場を眺めるのも楽しいけど、シラクサの遺跡も見て回らないと、今日の目的地のラグーザに辿り着けそうがない。
まずはアポロ神殿へと市場を抜ける。
そこで出会った猫ちゃん。
「ニャーニ?」という顔でSUR SHANGHAIを見上げる。 -
オルティジア島のアポロ神殿は礎石が残っている程度の小さい遺跡。
周りはフェンスで囲まれていて入れません。
さ、お次はネアポリ考古学公園へ。
車でオルティジア島を去り、シラクサの市街地を抜けるSUR SHANGHAIとその旦那。 -
ネアポリ考古学公園付近では、駐車場を見つけるのに一苦労。
駐車場はある事はあるんですが、どこも満杯。(^^ゞ
やっと空きを見つけてホッと一息。
ネアポリ考古学公園のチケット売り場近くで見かけた猫ちゃん。
オレンジが転がっていくのをじっと目で追うその後姿。
考古学公園と、アフロディーテのヴィーナスがあるパオロ・オルシ考古学博物館の共通券が6ユーロ。
注:このお値段は05年12月上旬現在のもの -
ネアポリ考古学公園のチケット売り場付近には、お土産屋さんも並んでいました。
こんなローマの兵士の人形や…、 -
シラクサ特産のパピルスに古風な絵を描いたものはしおりやカード類、それに…、
-
…額に入れたタイプのものも。
お土産にするなら、額無しの方が安くてかさばらないし、あとで好みの額に入れられますよ。 -
ギリシア風絵柄の素焼きの壺も大小さまざま。
目移りしそう。 -
ネアポリ考古学公園敷地にはオレンジの木もそこかしこ。
向こうの崖には、大小の洞窟が並ぶ。 -
シチリア島一の規模があるネアポリ考古学公園内のギリシア劇場。
画像正面に見える小道を人が歩いているのがこの画像で分かるかな。
旅行シーズンには観光客も押し寄せるだろうこの場所も12月上旬の時期は人もまばら。
静寂の中の遺跡。この雰囲気を味わいたいなら、冬のシチリア観光も悪くありません。
ただ、地方では公共の交通の便が減る点にはご注意を。
ホテルやお土産屋さんも休業する所がありますよ。 -
ネアポリ考古学公園内のギリシア劇場を見下ろす位置には、不思議にひょろ高い家が一軒。
-
誰か住んでいるのかな。
-
画像右遠方に小さく見える三角の屋根は、州立パオロ・オルシ考古学博物館近くにあるマドンナ・デッレ・ラクリメの聖所記念堂。
この屋根は街のあちこちから見えて、方角を見失った時のいい目印。 -
ネアポリ考古学公園内のギリシア劇場をぐるりと一回りすると、結構な運動量。
-
ネアポリ考古学公園にある、≪ディオニュシオスの耳≫と呼ばれる洞窟内部から入り口方向を見る。
36mという高さに比べて奥行きはあまりない洞窟。
ここで試してもらいたいのは、その音響効果。
ちょっとした音や声でも、びっくりする程よく響きます。 -
ネアポリ考古学公園は立ち入り禁止の所もあって、見られない場所があったのは残念。
トイレは敷地内にあって標識も出ていましたが、遊歩道から離れた木立の中にあったりします。
女の子はちょっとご用心。
SUR SHANGHAIが使ってみたトイレは便座が付いていませんでした。ペーパーも持参するのがいいですよ。 -
シラクサ滞在はここで時間切れ。
ふと見上げれば、レモンが鈴なり。
これから先もいい旅になりそう。
シラクサの街をあとにして、この日はバロック建築の古都ラグーザへと車を進めます。
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