2005/12/02 - 2005/12/02
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SUR SHANGHAIさん
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寒かったドイツからAir Berlinの格安航空券で向ったシチリア島。
季節外れなのは知ってたけど、思い立った時が行き時。
ドイツに来て、そのままアジアにとんぼ返りじゃもったいないし、と気分転換に寄ってみることに。
旦那と二人、カターニアの空港に到着。後は車を借りて回ってみた数日の旅。
さすがにこの12月初めの時期は、シチリア島もジャケットがなければ寒い。観光客も少なくて寂しいくらい。
夏のシチリア島とは違った雰囲気を味わってみたSUR SHANGHAIとその旦那。
そのうちの一泊目、シラクサのオルティジア島の夕暮れに感激。
この旅行記では、石造りの古い建物を金色に染めて沈む夕日を中心にアップします。
表紙の画像は、オルティジア島にある≪アレトゥーザの泉≫近くの歩道から見たイオニア海の夕景。
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ドイツのベルリンからニュルンベルク乗換えで向うシチリア島のカターニア。
シチリア島が季節外れのせいもあっただろうけど、Air Berlinの格安航空e-チケット片道券が116ユーロ。
帰りの券は最終目的地を変えてカターニア→ニュルンベルク→ハンブルクが109ユーロ。(これはカターニア→ニュルンベルクはHapagfly、あとはAir Berlin)
注:上記のお値段と下記の情報は05年12月現在のものです。
下記のサイトでe-ticketが指示に従ってクレジットカードで簡単に購入できましたが、気付いた点を書いておきたいと思います。
◎片道ずつでも買えるので、復路の行き先が変えられて便利。
◎ 購入後は一切変更が効かないので、チケットが無効にならないように【出発地、目的地、日付、名前、パスポート番号など】の入力ミスにくれぐれもご注意。
◎ 購入後、旅行を取り止めても払い戻しはありません。予定は慎重に立てましょう。
◎ 購入したe-ticketをプリントアウトして持って行くのをお忘れなく。
◎ リコンファームは48時間前までに済ませること。
◎ 搭乗日は早めに空港へ。出発一時間前までに搭乗手続きを済ませないとチケットが無効になります。
それぞれのサイトはこちら。e-ticket購入以外の情報もありますので、ご参考にどうぞ。
≪Air Berlin≫ http://www.airberlin.com/site/index.php?LANG=eng http://www.airberlin.com/site/index.php 英語版は右上の言語を選択する欄でenglishを選択してください。
≪Hapagfly≫ 英語版は右上のイギリスの旗をクリックしてください。 http://hapagfly.com/westsite/content/suchen_und_buchen/deu_001141.html
ただいまアルプス上空通過中。 -
アルプスの白い山並みと翼の黒い影。
いつも思うけど、自分がこんな高さにいる、というのが信じられない眺め。 -
そして、この翼が空を切って飛んでいる、というのも不思議な気がする。
カターニア到着後は、手配していた車を借りて一路シラクサを目指したSUR SHANGHAIとその旦那。
カターニアの空港のレンタカー・オフィスは空港ビルの中ではなく、到着ロビーを出て左手の広場の向こうに各社入った小さい建物がありました。
空港ビルも広場も小さいので、荷物をガラガラ引っ張って行ける距離。
車が置いてあるのは、オフィス建物の裏手でした。 -
シラクサでは、市街地と短い橋で結ばれたオルティジア島に滞在。
元は修道女たちが寝泊りしていた建物を改装したホテル≪DOMUS MARIAE≫に宿も確保。
飛込みだったから、海の見える部屋はもうなかったけど、屋上からの眺めがよし。
部屋もクラシックな天井の高い造り。
車道沿いにあるのですぐ見つかりましたよ。
車で行く方は、停める場所を教えてもらってくださいね。
所在地:Via Vittorio Venedo 76 Siracusa
http://www.sistemia.it/domusmariae/english/ 英語版 -
上記のホテル≪DOMUS MARIAE≫の屋上からのシラクサ市街地方向の眺め。
ホテルはオルティジア島東岸に建っています。
海が青い!
海に面した部屋じゃなくて残念。
飛込みでとった宿だから仕方ないね。 -
12月上旬は、シチリア島でも日の落ちるのは早い。
シラクサも3時頃にはもう日の傾きかけた気配。
オルティジア島は徒歩で見て歩けるお手ごろサイズ。
早速、石造りの古い建物が続く街の中を散策。 -
フェンスの影、ランタンの影が、外壁に長く影を引き始める。
-
オルティジア島西岸にある、パピルスが植えられた≪アレトゥーザの泉≫は思ったより小さかった。
アヒルがそのほとりに佇む。 -
オルティジア島西岸の遊歩道沿いから見たシラクサの町並み。
遠くに見える≪マドンナ・デッレ・ラクリメの聖所記念堂≫の三角屋根は、道に迷った時のいい目印。街のあちこちから見えます。 -
4時を回った頃には、陰になった建物のランタンが灯り始めたオルティジア島の町角。
-
その中を≪アレトゥーザの泉≫方向へ歩み去る人。
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夕暮れ近くの窓辺に寄って、何か物思いのオルティジア島のおじさん。
男の憂愁を感じさせてくれる眺め。 -
≪アレトゥーザの泉≫付近には街路樹が多い。
そこに次々に帰ってくる何万羽という小鳥たちが鳴き交わす声が一大騒音。
黒い木立と白い雲の周辺を、黒い砂粒を撒いたように飛び交っているのが、この画像で見えるかどうか…。 -
≪アレトゥーザの泉≫があるオルティジア島西岸の遊歩道は、夕暮れのお散歩で通ってみるのがお勧めです。
お天気の運がよければ、イオニア海方向に沈む夕日が見られます。
≪アレトゥーザの泉≫周辺の建物が、沈み行く西日を浴びて金色に染まり始めた頃。 -
空の青と壁の金色の対比に緑が混じる。
-
夕日の中の猫ちゃん。
奥の石壁に落ちているアーチの影も美しい冬の夕暮れ。 -
オルティジア島の石造りの建物を照らす夕日の金色がどんどん濃くなっていく。
何かこの世のものとは思えないシュールな風景。 -
植え込みの影が映る壁も徐々に金色に。
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夕日の金色とランタンの光が、その色と明るさを競う頃。
-
歩道のフェンスに寄って佇む人の影が、壁のアクセント。
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遊歩道のフェンス向こうのイオニア海を眺めれば、ヴェスパが黒い影になるシラクサの夕暮れ。
-
ああ、日が沈む。
こんな夕日を見られただけで、
「シラクサに来てよかったねぇ…。」といつに無くセンチメンタルになったSUR SHANGHAIとその旦那。 -
夕釣りに来た人が黒いシルエットになる。
言葉も出ずに眺めるシラクサの黄昏。 -
波も無く静かなイオニア海の、静かな夕暮れ…
-
沖からシラクサの港に帰る船。
帰って来た…、と言うホッとした乗組員の表情が見えそう。 -
港を目指す船、山の向こうを目指す夕日。
-
この日の夕焼けの色も薄れ…、
-
…一日の終わりのそこはかとない寂しさが波間に漂い始めると…、
-
…SUR SHANGHAIの旦那もたそがれるシラクサのひととき。
-
宿に向かう道は、午後の6時にはもうこんなに暗い12月初めのオルティジア島。
ランタンに照らされたこの陰影が美しい。 -
この日はもう移動で疲れきったSUR SHANGHAIとその旦那。
暗くなったとは言え、レストランでの食事時間が始まるまでにはまだ間があるので、一旦おとなしく宿へと向います。
シチリア島最初の夜が始まったオルティジア島の市街地の風情。 -
宿で一休みの後、入り組んだ町並みの中で見つけた≪IL CENACOLO≫で夕食。
ここのサラダとピザがシチリア滞在中、一番おいしかった気が。メニューには英語も付いているのが親切。
このサラダはルッコラ+マッシュルーム+パルメザンチーズ。それぞれの素材に滋味があって深い味でした。ここのピザもお勧めです。サラダをシェアしてピザを二つ、ビール2杯とミネラルウォーターで30ユーロちょっと。
イタリアはどこでもそうですが、屋内の席は禁煙、そしてお客が入り始めるのが午後8時過ぎ。ご注意を。
所在地:Via del Consiglio Reginale 9/10
場所が説明しづらいのが残念。シラクサのオルティジア島にある、アポロ神殿とドゥオーモ方面を結ぶ入り組んだ小路の中。お店の前には中庭風スペースがありました。季節がよければ外での食事もOK。
おいしい食事の翌日は、シラクサの市場と遺跡見学へと向かいます。
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この旅行記へのコメント (13)
-
- wiz さん 2008/02/07 01:16:36
- クラクラするほど・・・
- SUR SHANGHAIさん、
アウシュヴィッツ&北京のアップされている旅行記を・・・
っと思って拝見しているうちに、ふと、
SUR SHANGHAIさんのインド編を思い出し(ガンガー!)
あの美しい写真をもう1度!なーんて遡って見ている途中に
寄り道(笑)このシチリア編にお邪魔していました♪
前に見ていたはずですが改めてこの旅行記
クラクラするほど美しい〜!!!
(SUR SHANGHAIさんのはどれもお気に入りですが^^;)
なんだか涙しそうなくらいです・・・ ほんと。
いやぁーーー感動の写真たちに感謝です。
空の色もスゴイけれど
やっぱりSUR SHANGHAIさんの壁の写真はサイコー♪
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2008/02/11 19:05:46
- RE: クラクラするほど・・・
- ご訪問と書き込み、ありがとうございます。
お返事が遅れて失礼しました。m(__)m
出先にいてネット接続の時間も限られているので、皆様への訪問もなかなか出来ずにおります。(ToT)
数日後には戻るので、その時にゆっくりお邪魔させていただこうと思います。
すみませんが、今日はここで失礼いたします。
平にお許しを〜〜〜〜。m(__)m
-
- シベックさん 2007/06/13 19:43:19
- 赤い光を浴びて・・
- SUR SHANGHAIさん、今晩は!
オルティジア島の夕暮れ、素晴らしいです。
どの写真も趣があっていいですね〜。感激しました!
こんな夕焼けに遭ってみたいものです。
ありがとうございました。
シベック
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2007/06/15 09:57:19
- RE: 赤い光を浴びて・・
- ご訪問、ありがとうございます。m(__)m
オルティジア島は夕日が有名という場所ではないんですが、思いがけずこんな夕日に出会うことが出来ました。
たまたま出会った風景の方が、見ようと思って行った場所より印象が深くなる、と言うのはちょっとヘンですが、これも旅の醍醐味かもしれません。
おかげで(?)、夕日だけの旅行記が出来てしまいました。(^^ゞ
-
- こざくらさん 2007/06/12 00:27:55
- 美しすぎて怖い
- SUR SHANGHAIさん、こんばんは。
いつも、素敵な写真を拝見して、
ため息ついていますよ。
この旅行記も凄い。
奇麗で、ウイットにとんでいて、
それでいて、哀愁漂う画像たち。
楽しませていただきました。
ではまたお邪魔します。 こざくら
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2007/06/13 10:11:53
- RE: 美しすぎて怖い
- ご訪問、ありがとうございます。m(__)m
シラクサでは、たまたまあんなに美しい夕日に出会えて感激でした。
思いがけなく出会う風景の方が本来見たかったものより印象が深い、というのも旅の醍醐味のひとつかも。
このシチリアのシリーズは以前一旦アップした物なんですが、書き忘れていたことや注意書きなどを追加すべきこともあるので再編集してます。
これまでシリーズ物のタイトルに番号を付けていなかったので、「はじめにそのうちの一つを見ると、何番目なのか分からない。」という知人の意見もあったので、それも合わせて直してます。(^^ゞ
…というわけで、これからも新しい旅行記のほか、以前のシリーズが再アップされたりしますが、よろしくお付き合いください。m(__)m
-
- さすらいおじさんさん 2007/01/10 09:19:13
- シチリアの夕日
- SUR SHANGHAIさん
シチリアの夕日素晴らしい写真ですね。
以前SUR SHANGHAIさんのシチリアの階段のタイルの美しい写真を拝見して、ぜひみたいと思っていました。
今回チェファルで階段のきれいなタイルを見つけてうれしかったです。
でもSUR SHANGHAIさんの写真は実物よりきれいなのではないか、と思います。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2007/01/11 10:16:13
- RE: シチリアの夕日
- ありがとうございました。m(__)m
台湾の地震は、確か昨年12月26日の夜だったと思います。
6本ある海底ケーブルのうち4本が壊れたと言うことで、27日から数日は4トラにもメールにもアクセス自体が出来ませんでした。
年越しで行ったマカオのホテルでは問題なかったのですが、年明けに帰って来た上海の自宅ではアクセス出来るサイト、出来ないサイトがごちゃごちゃ。
中国に関連会社がある日本の知人も、仕事で必要なメールが送れないと嘆いていましたよ。
ここ数日はどうやらボツボツ復旧してきたようですが、まだ1日の内でも波がある状態。全面復旧は今月いっぱいなどという話もあって(ToT)。
使えるのが当たり前、と思っている現代の文明の利器も案外もろいものだと考えさせられる出来事です。
-
- けーしちょーさん 2006/01/11 00:28:22
- 真似したいのは、この陰翳。礼賛!!
- 素敵っ!素敵っ!
青もいいけど、目玉オヤジもいいけど、この、柔らかい光。
石造りの建物なのに、温かさを感じます。10票くらい投票したい!!シラクサの黄昏。真似した私は、ドヤ街の黄昏。。。(T T)
デジカメって、ホント、どんどん新しい機種が出てきちゃって。もう、自分のデジカメは「修理に出すなら、新しいのを買ったほうがいいよ」と、修理カウンターのおじさんにこの前言われたので、ちょっとアセリぎみかも。
否!「D70購入の方全員にもれなく1万円キャッシュバックキャンペーン」が終わりそうなのが
最大の理由だったりします。。。(・∀・)
-
- kyonさん 2005/12/27 17:10:45
- 素晴らしい夕暮れですね
- どの写真もため息が出るほど素敵ですね。
シーズンオフの観光地って何となく避けてしまいがちですが、
かえってもの悲しい雰囲気がとってもいいです。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2005/12/28 10:46:45
- RE: 素晴らしい夕暮れですね
- ありがとうございます。m(__)m
季節外れでもこういう風景もあるんだな、と思わせた夕暮れでした。
旅には色々な出来事がありますが、これはそのうちの美しい想い出の一つ。
来年もいい旅できるといいですね。
よいお年をお迎えください。(^o^)丿
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- azianokazeさん 2005/12/27 13:52:12
- 光と陰
- とても素敵な光と陰(影)ですね。
一人の旅の私など、人恋しさとせつなさで息絶えてしまいそうです。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2005/12/28 10:40:08
- RE: 光と陰
- >人恋しさとせつなさで息絶えてしまいそうです
旅は人を詩人にしますね。
一人旅の時の夕暮れは特にそうだな〜と思います。
見知らぬ土地に長く尾を引く自分の影。
ふと気付けば夜空に月も懸かって…。
ああ、旅の憂鬱と詩情。
と、私も詩人になってみました。(^o^)
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