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チェンマイから南へ車で250km約3時間走るとターク県の入り口に入る、スコータイまで其処から更に1.5時間ほどで到着する場所だが・・・アマリ観光地として其処に出向く人はいないかも知れない・・しかしそのダムの大きさはタイで一番の許容量を有し、そして山伏の途中には多くの岩石が埋まる・・その岩石の中にはおそらく沢山の化石があるだろうと推測さえているが・・・・・中々出会えないのです。これがタイ大きさでもあります。<br />ダムの歴史・・・・このダムはタイ国内で一番最初に作られたダムでその昔ダムの名前はヤンヒーと言う名前でした・・現在ではその名前を知る人も少ないと思いますが・・このヤンヒーと言う響きは正直あまりタイ人には好まれている名前ではありまんせんでした。其れは多分タイらしくない名前であったからだろうとも言われています。その為にラマ9世は1987年7月25日新しい名前をこのダムに授けました・・其れは自分の名前の1部を使用したプミポンダムと言うものでした。<br />このダムの建設が始まったのは1953年そして1964年5月17日終了しダムの始めての運転をしたのは勿論プミポン国王でした。<br />これだけの大掛かりのダムの工事はおそらくタイでは始めてであり最初であったことでしょう・・155mの深さと486mの長さを持ちます、このダムは東南アジアの中でも一番大きくそして世界では8番目の大きさです。・・・が・・・この長さはここで終わりではありません、ここから更にチェンマイ県ホット市まで北上してドイタオと言う湖まで繋がっているのです。その距離は207kmといわれます。<br />このダムでは楽しい遊び方が沢山あります。其れはテントを張りキャンプをしたり、水上レストランで食事を楽しんだり、2時間周遊コースでダムを周遊して楽しみながら昼食を取るなど・・207kmを1日泊りがけで船で寝泊りしたりなど・・たくさんの楽しみ方があります。しかしダムの上から眺める景色は足が竦みますが・・・どこか懐かしい日本の景色に似ていると思いました・・其れは東京の奥多摩です。これで紅葉が見れたら・・もう殆んど日本と同じだなあ・・と改めて思いました。ただここはタイ国、流石に紅葉する木々がないところが残念です、しかし途中の道沿いに見る岩盤の中には古い木々などがありきっと相当な古い年齢を持つ化石が出てくると思います・・・日本なんら北海道辺りの川に落ちている石の中に化石が見付かるように・・・・まさにそう言う地形を持つ場所に思います。 <br /><br />プミポンダムからドイタオまで207kmの離れた距離に在りながらそのほかに合流する川は全くありません、今年2005年9−11月まで何度となく続いたチェンマイでの洪水・・しかしそのときこのプミポンダムもドイタオも乾季で水位が下がり水が不足するのではという心配さえ在りました。このプミポンダムとドイタオにはその洪水は無関係の状態だったということ、これも同じ国の大地にありながらの不思議な現象かも知れません。<br />このドイタオにもまた面白い伝説が残ります、仏様が教えを説くために歩いた道の中にドイタオは在りました、仏様はそこで休息することになりました。<br />仏様はドイタオの近くの小さな丘を選びそこで休息されたのです、それはそこに居る人々に取最高の喜びとして多くの人がタンブーン(お布施)に訪れました、その食べ物の中で一番大きかったのが・・チェンマイ語でバタオ(テンモー = スイカ)でした。仏様がそのとき何故?スイカなのかを考えて見たのです、この場所が水と土に恵まれた場所であると言う証拠ではないかと言うことを直ぐ感じ取った仏様は近い将来にはその辺りは何を作るにも適した良い場所になるだろうと・・・人々に説明しそしてその場所にドンタオと言う名前を与えました。ドンというのはドイと同じですが・・ドイは大きな山を指し、ドンは丘ほどの大きさの山を指します。そしてタオはバタオ=テンモー=スイカを意味しそのまま翻訳すると、“スイカの丘”と言うことになります・・これは笑えますね・・<br />そして長い歴史の流れの中でこのドンタオのドンがドイタオと呼ばれて現在ではドイタオと呼ばれているのです。<br />仏様がそのとき人々に話したのはいずれ近い将来にはこの辺りに大きな川の流れが出来るだろうとその時にはたくさんの作物が収穫できるだろうと話しました。しかし仏様はさらにはその長い長い将来にはこの川の辺りで生計を立ててきた人々には気の毒ではあるが、パヤナー(大蛇・おろち・竜)が現れてその場所を塞いでしまうだろう・・・と・・・・それはサンパオグンサンパオトーン・・・大きな船がその場所を往来することになりそのあたりはさらに人々の往来が在り栄えるだろうと・・・という教えが・・・・人々にされてから・・・それからどれだけの時間が流れてきたのでしょうか・・・・その仏様の話は勿論そこに残されているものでしたそして・・その時代を生きてきた人々は洪水などの被害からそのドイタオやプミポンダムの周辺に逃げ・そこで魚を収穫し作物を育て売り買いをしながら整形を立ててきたのです、そしてそこはパヤナー(大蛇・おろち・竜)が現れてその場所を塞いでしまうだろう・・・・そうダムとして塞き止められたのですから・・・・・これを信じるか信じないかは信教の問題ではありますが・・・タイの歴史の一番面白い部分ではないかと思います。

チェンマイは最高に面白い 126 タイで一番大きなダム別名はラマ9世ダム=プミポンダム

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2005/12/24 - 2005/12/24

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adsawin

adsawinさん

チェンマイから南へ車で250km約3時間走るとターク県の入り口に入る、スコータイまで其処から更に1.5時間ほどで到着する場所だが・・・アマリ観光地として其処に出向く人はいないかも知れない・・しかしそのダムの大きさはタイで一番の許容量を有し、そして山伏の途中には多くの岩石が埋まる・・その岩石の中にはおそらく沢山の化石があるだろうと推測さえているが・・・・・中々出会えないのです。これがタイ大きさでもあります。
ダムの歴史・・・・このダムはタイ国内で一番最初に作られたダムでその昔ダムの名前はヤンヒーと言う名前でした・・現在ではその名前を知る人も少ないと思いますが・・このヤンヒーと言う響きは正直あまりタイ人には好まれている名前ではありまんせんでした。其れは多分タイらしくない名前であったからだろうとも言われています。その為にラマ9世は1987年7月25日新しい名前をこのダムに授けました・・其れは自分の名前の1部を使用したプミポンダムと言うものでした。
このダムの建設が始まったのは1953年そして1964年5月17日終了しダムの始めての運転をしたのは勿論プミポン国王でした。
これだけの大掛かりのダムの工事はおそらくタイでは始めてであり最初であったことでしょう・・155mの深さと486mの長さを持ちます、このダムは東南アジアの中でも一番大きくそして世界では8番目の大きさです。・・・が・・・この長さはここで終わりではありません、ここから更にチェンマイ県ホット市まで北上してドイタオと言う湖まで繋がっているのです。その距離は207kmといわれます。
このダムでは楽しい遊び方が沢山あります。其れはテントを張りキャンプをしたり、水上レストランで食事を楽しんだり、2時間周遊コースでダムを周遊して楽しみながら昼食を取るなど・・207kmを1日泊りがけで船で寝泊りしたりなど・・たくさんの楽しみ方があります。しかしダムの上から眺める景色は足が竦みますが・・・どこか懐かしい日本の景色に似ていると思いました・・其れは東京の奥多摩です。これで紅葉が見れたら・・もう殆んど日本と同じだなあ・・と改めて思いました。ただここはタイ国、流石に紅葉する木々がないところが残念です、しかし途中の道沿いに見る岩盤の中には古い木々などがありきっと相当な古い年齢を持つ化石が出てくると思います・・・日本なんら北海道辺りの川に落ちている石の中に化石が見付かるように・・・・まさにそう言う地形を持つ場所に思います。 

プミポンダムからドイタオまで207kmの離れた距離に在りながらそのほかに合流する川は全くありません、今年2005年9−11月まで何度となく続いたチェンマイでの洪水・・しかしそのときこのプミポンダムもドイタオも乾季で水位が下がり水が不足するのではという心配さえ在りました。このプミポンダムとドイタオにはその洪水は無関係の状態だったということ、これも同じ国の大地にありながらの不思議な現象かも知れません。
このドイタオにもまた面白い伝説が残ります、仏様が教えを説くために歩いた道の中にドイタオは在りました、仏様はそこで休息することになりました。
仏様はドイタオの近くの小さな丘を選びそこで休息されたのです、それはそこに居る人々に取最高の喜びとして多くの人がタンブーン(お布施)に訪れました、その食べ物の中で一番大きかったのが・・チェンマイ語でバタオ(テンモー = スイカ)でした。仏様がそのとき何故?スイカなのかを考えて見たのです、この場所が水と土に恵まれた場所であると言う証拠ではないかと言うことを直ぐ感じ取った仏様は近い将来にはその辺りは何を作るにも適した良い場所になるだろうと・・・人々に説明しそしてその場所にドンタオと言う名前を与えました。ドンというのはドイと同じですが・・ドイは大きな山を指し、ドンは丘ほどの大きさの山を指します。そしてタオはバタオ=テンモー=スイカを意味しそのまま翻訳すると、“スイカの丘”と言うことになります・・これは笑えますね・・
そして長い歴史の流れの中でこのドンタオのドンがドイタオと呼ばれて現在ではドイタオと呼ばれているのです。
仏様がそのとき人々に話したのはいずれ近い将来にはこの辺りに大きな川の流れが出来るだろうとその時にはたくさんの作物が収穫できるだろうと話しました。しかし仏様はさらにはその長い長い将来にはこの川の辺りで生計を立ててきた人々には気の毒ではあるが、パヤナー(大蛇・おろち・竜)が現れてその場所を塞いでしまうだろう・・・と・・・・それはサンパオグンサンパオトーン・・・大きな船がその場所を往来することになりそのあたりはさらに人々の往来が在り栄えるだろうと・・・という教えが・・・・人々にされてから・・・それからどれだけの時間が流れてきたのでしょうか・・・・その仏様の話は勿論そこに残されているものでしたそして・・その時代を生きてきた人々は洪水などの被害からそのドイタオやプミポンダムの周辺に逃げ・そこで魚を収穫し作物を育て売り買いをしながら整形を立ててきたのです、そしてそこはパヤナー(大蛇・おろち・竜)が現れてその場所を塞いでしまうだろう・・・・そうダムとして塞き止められたのですから・・・・・これを信じるか信じないかは信教の問題ではありますが・・・タイの歴史の一番面白い部分ではないかと思います。

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  • ダムの入り口では一応検問らしき物あるが・・特に問題はなく入る事が出来ますが。。。<br />そこで直ぐ正面左手の小高い部分にラマ9世のロゴがあります、本物の木を利用して作られているので・・・時期によりそお木々の葉の色が異なる事もあり・・素晴らしく手が込んでいる作品なんです。

    ダムの入り口では一応検問らしき物あるが・・特に問題はなく入る事が出来ますが。。。
    そこで直ぐ正面左手の小高い部分にラマ9世のロゴがあります、本物の木を利用して作られているので・・・時期によりそお木々の葉の色が異なる事もあり・・素晴らしく手が込んでいる作品なんです。

  • ダムへ到着すると直ぐこの仏陀を見ることが出来ます、安全を祈るためにそしてこのダムの近辺を守る為の・・

    ダムへ到着すると直ぐこの仏陀を見ることが出来ます、安全を祈るためにそしてこのダムの近辺を守る為の・・

  • ダムが作られた年度などが詳しく掛かれ表示されています。

    ダムが作られた年度などが詳しく掛かれ表示されています。

  • ダムの上から下を見下ろせば・・足がすくむとはこう言う感覚だったと久しぶりにドキドキします。

    ダムの上から下を見下ろせば・・足がすくむとはこう言う感覚だったと久しぶりにドキドキします。

  • ココで電気を作り出しているだけの水量を抱えられるというのはそれだけ巨大な証拠だろうが・・見る限りあしがすくむんです・・・

    ココで電気を作り出しているだけの水量を抱えられるというのはそれだけ巨大な証拠だろうが・・見る限りあしがすくむんです・・・

  • 何処だろうか??日本の何処の雰囲気に似ているんだろうか??何処から見ていても何処か日本に居る雰囲気を持つ場所です。熱海??伊豆??

    何処だろうか??日本の何処の雰囲気に似ているんだろうか??何処から見ていても何処か日本に居る雰囲気を持つ場所です。熱海??伊豆??

  • ダムの上から見る景色・・これがもし日本なら紅葉で赤く変わる景色を堪能・・・・出来るだろうにとなぜか??寂しくなりました・・

    ダムの上から見る景色・・これがもし日本なら紅葉で赤く変わる景色を堪能・・・・出来るだろうにとなぜか??寂しくなりました・・

  • どうしてココに人がと・・・はじめマジでどき・・・ としたんですが・・ココを守るお坊様です・・駄目だぞ・・その方の者を無断で食べてはと・・野鳥をせめても仕方がないが・・

    どうしてココに人がと・・・はじめマジでどき・・・ としたんですが・・ココを守るお坊様です・・駄目だぞ・・その方の者を無断で食べてはと・・野鳥をせめても仕方がないが・・

  • 遠くから眺めるダムも何処か奥多摩にでも出かけているような雰囲気がして・・妙に懐かしい

    遠くから眺めるダムも何処か奥多摩にでも出かけているような雰囲気がして・・妙に懐かしい

  • 野鳥なんですが・・人なつこくて・・直ぐ近くに来るんです・・しかも自分の家に今年は酉年だったせいなのか?・この野鳥の雛が4匹も豪雨のために巣から落ち・・最後の’1匹が現在元気に育ってます。

    野鳥なんですが・・人なつこくて・・直ぐ近くに来るんです・・しかも自分の家に今年は酉年だったせいなのか?・この野鳥の雛が4匹も豪雨のために巣から落ち・・最後の’1匹が現在元気に育ってます。

  • ダムへ行く途中には大きな岩盤がたくさん・・その中には木の化石らしきものが・・・・見ていても直ぐ気が付くほど・・しかし案外とタイ人には木にならないものらしい・・もしかしてそういう知識が不足しているのかな??と貴重なものだったらどうするんだろう・・・化石だよ??

    ダムへ行く途中には大きな岩盤がたくさん・・その中には木の化石らしきものが・・・・見ていても直ぐ気が付くほど・・しかし案外とタイ人には木にならないものらしい・・もしかしてそういう知識が不足しているのかな??と貴重なものだったらどうするんだろう・・・化石だよ??

  • まああ国に土地だし・・・???<br />何にもいえませんが・・もったいなあ〜〜い(^O^)//

    まああ国に土地だし・・・???
    何にもいえませんが・・もったいなあ〜〜い(^O^)//

  • さて207kmも離れているとはいえこのドイタオもまた観光地としては現地の人以外アマリ有名とはいえませんが・・・それでもこの乾季の寒い時期が一番楽しい場所なんです。

    さて207kmも離れているとはいえこのドイタオもまた観光地としては現地の人以外アマリ有名とはいえませんが・・・それでもこの乾季の寒い時期が一番楽しい場所なんです。

  • 一応湖ですから・・そのゥェにあるこの家には寝泊りが出来るようになっているんです。

    一応湖ですから・・そのゥェにあるこの家には寝泊りが出来るようになっているんです。

  • 或いはこの大型船で207kmを1昼夜掛けて・・クルーズするのも楽しいかも知れませんね・・

    或いはこの大型船で207kmを1昼夜掛けて・・クルーズするのも楽しいかも知れませんね・・

  • 川とはいえ淡水魚ばかりでアマリ美味しいと思える魚がいないのが不思議ですが・・・それでも乾燥魚などが大量に売られています。チョットくさいかも・・・

    川とはいえ淡水魚ばかりでアマリ美味しいと思える魚がいないのが不思議ですが・・・それでも乾燥魚などが大量に売られています。チョットくさいかも・・・

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この旅行記へのコメント (2)

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  • かちさん 2006/01/05 16:28:18
    大きいらしいですね!!
    ダム、ご覧になったんですね。私は近くなのに一度も行った事がありません。
    観光するまでもないかな?とおもってましたが、写真拝見してみると面白そうですねー(^.^)是非行ってみたくなりました★

    adsawin

    adsawinさん からの返信 2006/01/13 01:34:51
    RE: 大きいらしいですね!!=大きいというより何となく日本的でチョット不思議!!
    でも楽しい遊びがたくさんあるよ・・
    船で寝泊りもOKだし!2−3時間の船での食事もまあまあの乗り心地だし!
    ・・ただし・・熱いとね・・暑いとね・・したくないよ・・これだけは・・ハ八派・・・・ホテルもあるし・ゴルフ場もあるし・・娯楽設備はまあ万全とは言わないまでも・・多少の休養にはお勧めかな・・
    ノンビリと美味しい自然の空気が体中に元気をくれる・・そんな気がする!
    (●⌒∇⌒●)是非行ってご覧まし!今は涼しくていいぞオ・・・

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