2005/11/05 - 2005/11/12
181位(同エリア216件中)
背包族さん
●窯洞(YAO-DONG、ヤオドン、ヤオトン)
窯洞とは中国西北地方の黄土高原でよく見られる独特の住居形式のこと。
主な分布地域は、隴東(甘粛省東部)、陝北(陝西省北部)、豫西(河南省西部)、晋中南(山西省中部、南部)、冀北(河北省北部)、内蒙古中部(内モンゴル中部)。
窯洞には、いくつか種類があり、崖に面して作られた“土窯”、石で入口を固めた土窯、平地の“石砌窯”などがある。
通常、都市では、レンガ作りの“磚窯”が多く、農村では、“土窯”が多い。
最も典型的なものは、“靠山窯”とも呼ばれる崖に面して作られた“土窯”で、自然に堆積された黄土の斜面に横穴を掘っただけの洞穴式住居で、複数の部屋が内部でつながっているか、上下二層に分かれていることが多い。
土砂崩れ防止のために、窯洞の内部をレンガや石で補強したり、黄土の斜面の保護のため、外側をレンガで築いたりしている。
入口はアーチ型で、内部は土間だが、案外清潔だった。
窓側には、[火亢](Kang、カン)というオンドルがあり、上に布団などが敷いてあってベットとして使用したり、座ったりできる。
見た目原始的な住居のようだが、夏涼しく冬暖かで、住み心地は案外快適だそうだ。
建築材料が少なく、構造も簡単なので、“環保住宅”とか“緑色住宅” (環境に優しい住宅)といわれている。
ちなみに、“緑色食品”とはオーがニックフードのこと。
欠点としては、採光と通気性がよくないことがあげられる。
窯洞、近年数が減ってきているという。
原因としては、地震、大雨などがあるようで、下記のようなニュースもある。
やはり、窯洞は崩れやすいのだろう。
陝西15万窯洞倒[土榻-木] 20万災民面臨御寒難題(図)
http://www.sina.com.cn 2003年10月27日13:52 新華網
http://www.cyol.net/gb/cydgn/2001-07/10/content_256597.htm
中国の民家(チャイナネット)
http://www.china.org.cn/japanese/75146.htm
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←乾陵の近くにあった観光用の窯洞(ヤオドン)。
観光用の窯洞だが、一応内部には人が居住しているようだ。
この窯洞は、乾陵を観光後、西安からの公共バスで一緒だった3人の中国人の家族連れと一緒に徒歩で、永泰公子墓へ行く途中に見かけた観光用のもの。
ちょうど香港人らしい団体観光客がバスで乗り付けていたので、わたしたちも便乗して見学する。
乾陵観光後、永泰公主墓に行こうと、西安からの公共バスが停まった駐車場に戻るが、タクシーが1台もいない。
地元の人に聞くと、永泰公子墓まで徒歩20分ということで、歩いていってみる。
そして、乾陵から徒歩10分くらいの場所で、この窯洞を見つけた。
観光後、ちょうどタクシーが通りかかったので、先ほどの中国人の家族連れと一緒にタクシーで永泰公子墓へ。
1人2元ということだったが、タクシーの運転手がまとめて永泰公子墓の入場券を買うということで、タクシー料金は無料になった。 -
まさに穴蔵住宅。
土で出来ているので崩れないか心配。
採光がよくないこともこの住居の欠点。 -
香港人団体観光客にまぎれて、ちゃっかり観光。
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[火亢](Kang、カン)という暖房付きのベッド(オンドル)。
ここのは、平遥のとは違って、実際に使用されているようだ。
右側に石炭を入れるところがある。 -
トイレも窯洞風。
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