2005/11/05 - 2005/11/12
80位(同エリア124件中)
背包族さん
★開封
−概要:
開封は河南省の東部に位置する北宋(日本の平安時代)の都として栄えた街で、歴史ある城壁の残る街。
北宋以外にも6つの王朝が都を置いていた。
北宋時代には、世界でも有名な国際都市として栄え、当時”東京”と呼ばれていた名残は、現在”東京飯店”などのホテル名として見ることができる。
北京、西安、洛陽、南京、杭州と並ぶ中国六代古都であり、開封市内には、宋、元、明、清、民国、各時代の特色を持った建築群が共存している。
開封はまた、書画の故郷、戯局の故郷、菊の花でも有名である。
1954年からは省都が鄭州に移っている。
−交通:
開封へは鄭州からバスで約1.5時間。
まず鄭州駅前からバスで長距離東バスターミナルに移動し、そこから近距離バスに乗車。
鄭州の旅行社の人の話によると、駅前のバスターミナルからも開封行きが出ているが、本数が少ないとのこと。
開封では西長距離バスターミナルに到着する。
さすが中原といわれる大平原地帯。広西や貴州と違い延々と超級の直線道路が続き、運転手が居眠りしないかちょっと心配。
鄭州−開封は高速道路で非常に快適。
西長距離バスターミナルで洛陽行きの最終バスの時間を確認すると、午後3時だけど、駅前のバスターミナルなら5時くらいだろうということだった。
帰りは、洛陽発17:20のバスで鄭州まで約3時間(高速利用)。
−私の観光コース:
西長距離バスターミナルで荷物を預けたあと、1路のバスで駅前のバスターミナルに確認に行こうと思ったら、どうやら反対方向に乗ってしまったらしく、まずは市内観光から始めることにする。
1路の終点は鉄塔で、市の東北角に位置する。観光後、再び1路に乗り、潘家湖の前で下車。
開封の繁華街、北宋時代の建物を再現したレトロな観光ストリート、「宋都御街」の最も北にあった灌湯包子店で昼食後、徒歩で「山陝甘会館」に向かう。
観光後、三輪人力車で西長距離バスターミナルに戻り、1路のバスで駅前へ、徒歩で繁塔に向かう。
タクシーで西長距離バスターミナルに戻り、荷物をピックアップし、1路のバスで駅前のバスターミナルへ。
駅前で買った、卵、鶏腿肉、包子をバス内での夕食にする。
−その他の観光地:
●龍亭公園
観光価値:不明(観光せず)
開封市の西北に位置する庭園式の広大な公園で、潘家湖、楊家湖という2つの大きな湖がある。
ここは、かつての歴代王朝の王宮があった場所。
荘厳な宮殿、龍亭には高さ13メートルの72段の石段があり、中央には龍が彫られており、屋根は全て黄金色の瑠璃瓦で覆われている。
現存する建築物の多くは、1949年以降に再建されたものである。
●相国寺
観光価値:不明(観光せず)
相国寺は、開封市の中心、自由路に位置する555年創建の著名な仏教寺院である。
戦国時代に魏の公子だった信陵君の邸宅であったこの寺の現在の建物は、1766年に再建されたものである。
現在の相国寺の主要な建築物は、天王殿、大雄宝殿、八角琉璃殿、蔵経楼などがある。
八角殿内の金箔が貼られた千手千眼観音像と鐘楼内の、相国霜鐘という巨大な鐘が有名。
●包公祠
観光価値:不明(観光せず)
包公祠は、開封市の中心、包公湖の西側に位置し、延慶観と隣接している。
1987年、北宋時代の清廉潔白な裁判官、包拯を祀るために建てられた祠堂である。
●禹王台公園
観光価値:不明(観光せず)
禹王台公園は、開封市の東南の角に位置し、繁塔と隣り合っている。
公園内には、丘があり、春秋時代、晋国の有名な音楽家、師昿が、かつてよくここで楽器を吹き奏でたことから、吹台と呼ばれるようになった。
明代の初め、大禹の治水の功績を記念し、台上に、禹王廟が建てられ、その後、禹王台と呼ばれるようになった。
−開封のレストラン:
又一新飯庄、宋都飯店、第一楼、又一鮮、稲香居、黄家老店、鼓楼夜市(夜の屋台)など。
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●鉄塔
観光価値:★★
チケット:25元、学割15元(塔を登るのは別に10元必要、学割なし)
駅前から1路のバスで終点下車。
開封市の東北角に位置する。
1049年(北宋)創建の高さは55.08メートル、平面八角13層の瑠璃瓦で覆われた塔で、遠くから見ると鉄のように見えることから鉄塔と呼ばれているが、正式名は開宝寺塔という。
外壁に瑠璃瓦は菩薩や龍などのレリーフで、茶色、緑、黄色などの色が混じっており、近くで見ると唐三彩のよう。
黄河の氾濫により基礎部分は地下に埋まっている。
塔の入口はとても小さく、身をかがめて入る、内部も狭く1人しか通れない。
景色は小さな窓から覗くことになる。 -
鉄塔公園の敷地は結構広い。
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大雄殿。
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大雄殿内の仏像。
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ソテツをバックにした「鉄塔」。
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菊をバックにした「鉄塔」。
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瑠璃瓦。
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宋代(平安時代)に建てられた塔にしては、保存状態がいい。
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遠くから見ると鉄のように見えることから「鉄塔」といわれるが、実は瑠璃瓦でできた塔である。
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鉄塔内部1階の天井。
唐三彩といわれるように、なるほど3色の上薬が使われている。 -
鉄塔内部の階段はかなり狭いうえ、暗くて登りにくい。
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景色は一応見えるけど、わざわざ登る必要もない。
西安の大雁塔、小雁塔とともに3つの塔に登ったが、ここが一番狭かった。 -
「鉄塔」の入口。
狭いので、身をかがめながら入る。 -
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鉄塔公園内にあった城壁。
新しいものに見えるが、元あったものを補修したんだろうか?
開封は宋代の都で、地図で見ると城壁の残る町のようだが。 -
バスの中にも菊の花が。
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龍亭公園内の2つの湖前にある広場。
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●宋都御街
観光価値:★★★
市の中心部にある北宋時代の城下町の建物を再現したレトロな観光ストリートで、様々なお土産屋が並び、観光客も多い。 -
小学生軍団。
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宋都御街でイスラムの女性が売っていた、「花生[米羔]」。
あまり好みの味ではなかった。 -
「宋都御街」にある稲香居というレストラン。
地球の歩き方の地図にも載っているので、老舗店かもしれない。 -
「宋都御街」
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●山陝甘会館
観光価値:★★★
チケット:15元(学割10元)
山陝甘会館は、開封市の中心の書店街と西大街境界にある清代の建築物。
山西省、陝西省、甘粛省の3省の商人が外国(他郷)で商売をして資金を集めて建造した会館で、一番の見所は、彫刻と絵画。
館内の柱や欄干には種々の木彫り、石の彫刻、レンガの彫り物などが施され、精巧で美しい。
館内は展示室として利用されており、北宋時代と現代の開封の都市構造、北宋時代の街の様子(清明上河図)のジオラマ模型や、商売の神様関羽の金色に輝く像もある。
展示は結構充実していて、開封各地の観光地の紹介やレプリカは見ごたえがある。 -
「山陝甘会館」の巨大算盤。
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欄干に施された精巧な木彫りはここの見所の一つ。
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商売で設けたお金を寄付して、このような豪華な建物が建てられた。
故郷に錦を飾る的な思想は、華僑に見られるように、中国共通。 -
商売の神様−関羽。
≪三国志≫の勇猛果敢な武将としても有名。 -
開封の観光地の紹介。
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「鉄塔」の瑠璃瓦の展示。
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開封の観光地の紹介。
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開封の観光地の紹介。
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商売の神様−関羽。
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北宋時代と現代の開封の都市構造のジオラマ。
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北宋時代と現代の開封の都市構造のジオラマ。
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北宋時代の街の様子(清明上河図)のジオラマ模型。
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偶然見つけた「書店街」。
古い町並みが残っていた。 -
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レトロな雰囲気の新華書店。
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●繁塔
観光価値:★★★★
チケット:10元、塔に登るのは無料。(学割5元)
地図で見ると、開封駅から近そうだったので、徒歩で行ったら、遠くてしかも分かりにくい場所にあったが、開封で最も印象深い場所でおすすめ。
平面六角のレンガ塔は、かつて興塔寺と呼ばれていた。
開封に現存する建築物では、最も古い977年(北宋)の建築で、黄河の氾濫で塔の土台は地下に埋まり、現在の高さは、36メートルとなっている。
もとは9層の塔であったが、現在は3層の塔身に7段の小塔のみが残り、塔の2階部分まで登ることができる。
外壁と内壁の一部は、様々な仏の姿が彫られた四角いレンガが嵌め込まれていて、独特な造形が美しい。
完全に保存されている宋代のレンガは180個前後しかない。
外壁のレンガは近年補修された新しいもののようだが、内壁のは古そうに見えた。 -
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この旅行記へのコメント (3)
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- pangziさん 2006/04/05 23:00:50
- お久しぶりです?
- 今年のGW(黄金週)は開封へ行こうと思っています。中国6大古都を1つづつ踏破したいと思います。
開封関係の旅行記を探していて、たどりつきました。
2,3日滞在を考えています。駆け足で開封を回られたようですが、あまり見るものありませんか?
もし、時間余るようなら、傍でどこか良い所ありませんか?
鄭州、落陽は回っています。許昌等いかがですか?
- 背包族さん からの返信 2006/04/07 00:22:58
- RE: お久しぶりです?
- Pangziさん、こんにちは。
現在、日本にいらっしゃるのですか?
GWの中国国内旅行はメジャーなところでなければ案外空いているかもしれませんね。
開封は、こじんまりした田舎町でわたしは結構好きです。
これといった観光地はないのですが、ぶらぶらするのが楽しいです。
でも、1日で十分かもしれません。小さい街ですから。
私は行ったことがないのですが、少林寺に足を伸ばされてはいかがですか?
あ、でも、入場料が相当高いらしいですが。
武術ショーとセットになったチケットで確か100元越えていたような・・・。
あと、開封とは関係ないのですが、日本人には三国志がらみの遺跡めぐりが人気あるみたいですよ。
私は三国志にぜんぜん興味がなく、最近いただいた横山氏作の漫画「三国志」を読んでも、やっぱり強烈には興味がわきません。
おもしろいストーリーだとは思うのですが、やはり現実感がなくて作り物の感じがします。
許昌は何があるのですか?
何かテーマ性のある旅行だとおもしろいかもしれませんね。
大したアドバイスじゃなくてすみません。
- pangziさん からの返信 2006/04/07 14:15:08
- RE: RE: お久しぶりです?
- 2005年は3回、中国行って嫁さんを連れてきただけでした。開発エンジニアをやっているので、プロジェクトリーダーやっていた製品が中国で立ち上がった後は又、欧米の客先相手の拡販、仕様決め等で中国に行かせてもらえません。当面、日本に居る事になりそうです。仙台のとなりの大崎市(鳴子等7市町村合併)の山で凧上げして過ごします。
少林寺は何見ても良く書いてないし、高いだけとのうわさなので避けています。三国志は中年?男性としては興味あります。昔、吉川英治の三国志には夢中になったものです。勿論、横山光輝も読んでいます。大連の漫画喫茶、”散歩路”大連外語大学前に通って再読しました。
大学卒の面接に行って、趣味は三国志と言う奴が結構います。ほとんど半可通で、マニアでも無い私が突っ込むと答えられたのは一人もいませんでしたが。まっ、受けが良いのでしょう。
開封は凧揚げがさかんらしいので、探してきたいと思っています。許昌は華陀の墓を見たいと思っていました。大連出身らしく、大連鉄路医院に胸像があるので、墓の方もという訳です。他にも関帝廟もあるので、武人としてでは無く、商売の神さまの方でおまいりしたいものです。
次回(盆休み)は初めて南の方に足を延ばしたく、旅行記参考にさせて頂きます。宜しく御願いします。
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