幽霊に出会う場所

2000/12/16 - 2000/12/26

日本史専門で世界史にはほとんど興味なかった私でも、なぜかイギリスとフランスの歴史には惹かれるものがありました。両者とも敵対関係が長く、血みどろの歴史をもった国です。だから、イギリスの歴史の暗の部分をもったロンドン塔には行ってみたいと思っていました。

ロンドン塔はイギリス王室の投獄、拷問、処刑の歴史の舞台だったことはここに書くまでもなく有名な話です。エドワード5世、レディ・ジェーン・グレイ、アン・ブーリンが処刑され、エリザベス1世が投獄されていたことで有名です。どの話も教科書ではなく、映画で見ました。

ここでは処刑された王族の霊が出ることもあるというので、怖がりの私は半分ドキドキしながら建物の中に入りました。中は暗く、幽霊が出てもおかしくなさそうなのですが、観光客がとにかく多いのでにぎやか。こんなにうるさいと幽霊だって敬遠するでしょうね。実際にレディ・ジェーン・グレイとアン・ブーリンが処刑された場所で写真を撮ったのですが、何も写っていませんでした。

ホワイトタワーのジュエルハウスは必見と、手渡されたパンフレットにかかれてありましたが、ジュエリーには興味がないのでふ〜んって感じでした。

エリア ロンドン(イギリス)

ロンドン橋の上から。
ここを歩いていきました。
中央にタワー・ブリッジ、左にロンドン塔が見えます。

さて、ロンドン塔へ入場。
11ポンド？高すぎます！

石畳が素敵です。

ホワイト・タワー。

ちっとも動かない衛兵さん。

観光客にロンドン塔の歴史を語るコスプレのお兄さん。

中の階段は急です。

投獄者はテムズ川を船で渡り、このTraitors Gateからロンドン塔に入りました。

クイーンズ・ハウス。
目の前の芝生、タワー・グリーンにてアン・ブーリン、レディ・ジェーン・グレイらの処刑が執行されました。

ロンドン塔内から見たタワー・ブリッジ。

タワー・ブリッジははね橋です。
かつては50回上がっていたはね橋も、現在では1日に2〜3回しか上がらないそうです。

この旅行記へのコメント （1）

• 迷子さん 2005/11/19 18:24:19

  初めまして、ヨロシクね。

  こんにちは、ロンドン塔のお写真拝見しました。私も去年の春に行ったので
  懐かしかったです。でも昼間の観光だったので、人が大勢いて“出る”と言う評判の礼拝堂もガヤガヤしてました。やっぱり不気味な臨場感を味わうには、夜９時過ぎあたりに出掛けて　鍵のセレモニー　を見学するのがイイみたいですね。イギリスつて結構幽霊や何やら宣伝しているお城や宿屋ありますよね。そう言う所も泊まったりするけど、何も起きなかったです。（ホントに何かあったら大変だけど、、。）
  以前ロンドンで“殺人バスツアー”っうのに参加しました。
  （あのぅ、皆でバスに乗ってどこかに人殺しに行くツアーじゃありませんョ、念のため。）切り裂きジャックの犯行現場やギャングの抗争現場やら
  知られざるロンドンの裏側を観光して周りました、パブで夕食もあり最後は
  幽霊ヒッチハイカーの出るトンネルやお化け屋敷にもドォ〜ンとバス横付けして皆で写真撮りまくる、楽しい夜更けのバス観光でした。
  長々思い出話してゴメンなさい、向こうのゴーストって聞くとなんか
  血が騒いじゃいました。（ここは一票入れねば！）
  また他のロンドン旅行記見せてもらいますね。