2005/10/22 - 2005/10/22
136位(同エリア141件中)
ネコ村さん
ナンシーまで日帰りでドライブに行ってきました。日本ではあまり馴染みの無い地方都市ナンシー。我々夫婦もどこにあるのか場所をよく知らなかったのですが、日本から遊びに来た家族から、エミールガレの出身地であるこの街に行きたい、という主張を受け、行くことになりました。ディジョン在住の我々は、絶対ディジョンより小さな田舎町だろうとタカを括っていたら、行ってみてビックリ!
人口は30万人を越えており、ディジョンの2倍ほどで、若者も多く全体的に垢抜けていました。しかもスタニスラス広場をはじめとして、街並みがキレイ!美術館も、ナンシー美術館にはピカソ・モジリアニなどがあり、思った以上に充実しています。我々夫婦にとっては、ちょっと悔しいながらも、お気に入りの街となりました。
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世界遺産にも登録されているスタニスラス広場の写真。今年は広場が建造されて250周年という事で、5月まで改装工事が行われ、歩行者天国になったそうです。秋になったこの時期でも、カボチャ類(万聖説が近いこともあり?)や花が置かれて、非常に華やかでした。
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スタニスラス広場のネプトゥヌス門。ロココ様式で、豪華絢爛に飾られており、金と黒の鮮やかなコントラストには思わず目を奪われます。
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ロレーヌ公で元ポーランド国王でもあったスタニスラス・レスチンスキーの像です。18世紀にロシア軍によりポーランドを追われフランスに亡命し、ロレーヌ公国を統治しました。
彼の統治期間に公国では建築が盛んとなり、特にロココ様式が中心都市ナンシーで大きく花開いたとのこと。彼は、ルイ15世の義理の父親で、この広場は娘婿ルイ15世を称えて造ったものだそうです。 -
広場に面している4つの面の一つである市庁舎です。劇場と言ってもおかしくないくらいの豪華さと堂々とした造り。(実はオペラ劇場も市庁舎の右手にあるのですが)
広場の中の街燈の先も金ピカでしたが、その様子もこの写真からお分かりになると思います。。 -
スタニスラス広場の隅にあるロココ様式の門。ロココとは バロック期に流行した貝殻などを使った装飾“ロカイユ”に由来する言葉で、バロックよりもより、優美軽快で、複雑に絡み合った繊細な曲線が多く見られる様式だそうです。
写真の門の装飾にも貝殻のような渦巻き模様が多く見られました。
また、同じくこの街で育ったアール・ヌーヴォーは日本の影響を大きく受けていますが、ロココは中国的なエキゾチックな趣味が影響をはじめとするエキゾチズムが顕著です。(参考:ナンシー観光局サイト) -
ロレーヌ地方の名物『キッシュロレーヌ』。スタニスラス広場に面したカフェで一軒だけサーブしていたので、そこで注文しました。量は多かったですがさすがに本場。具もたっぷりで、堅すぎず柔らかすぎず、満足の一品。
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