2005年イタリア・スペイン旅行　８日目　カプリ島　-CAPRI-

2005/03/01 - 2005/03/31

ナポリ周辺の観光地としてポンペイと並んで有名なのがカプリ島。
「青の洞窟」を見たくてカプリ島に行くことを決めたんだけど、結局洞窟には入れず島内観光をしてきました。

エリア カプリ島(イタリア)

今日3月8日はイタリアでは「フェスタ・デッラ・ドンナ(女性の日)」と言って、男の人が日頃お世話になっている女の人にミモザの花を贈る日らしく、町の至る所でミモザの花が売られていました。

カプリ島に渡るために港までバスに乗って行く。
港についてチケット売り場に向かっていると、窓を閉めているのが見えた。しまった！乗り遅れたか！閉まった窓口を覗いてみてもすでに誰もいない・・・仕方がないので次の船の券を買う。少しでも早く着きたかったので高速船(E12)にした。こんな所で一時間待ちとは・・・ﾄﾎﾎ
別に見る所もないので港内をプラプラして一時間ほど過ごす。

一時間ほど船に乗ってカプリ島に到着。
早速ここに来た目的である「青の洞窟」の受付に行く。

観光客がいないので聞く前に予想はできたけど、一応聞いてみた・・・やっぱり今日は波が高くてダメらしい。冬は洞窟に入れる確率が低いと聞いていたのであまり期待はしてなかったけど、実際入れないと言われるとがっかりする・・・

仕方がないので島内観光をする事にした。
山の上にあるカプリ地区に行こうとケーブルカーに乗ろうと思ったら改修中。バスでも行けるので、バスに乗る。カプリ島の道路はかなり狭いので、こんなかわいいバスに乗って移動します(E1.3)。

バスは15分ほど走ってカプリ地区に着く。
町の中を探索することに。お土産物屋さんにはかわいい絵皿や、レモンのお酒が売っていたけど、ここから持って帰るのは大変そうだったのであきらめる。

カプリ地区からまたバスに乗ってアナカプリ地区へ。
バス停の前にあるリフト乗り場からさらに山の上に行く(往復でE6)。

山の上からはカプリ島が見渡せる。景色と天気は良かったけど、風が強くかなり寒い。ところどころにある水溜りには氷が張ってました・・・
あまりの寒さに早々と山を降りることに。
リフトとバスを乗り継ぎ下の港（マリーナグランデ）へ戻る。

帰りは急ぐ必要がないので安いフェリー(E4.7)にする。次の船まで時間があったので寒さをしのぐために喫茶店でカプチーノを頼む。ふぅ〜生き返る。
この季節のカプリ島。かなり寒いです。行かれる方は防寒対策をしっかりしていきましょう。

ナポリに帰って来たのは夕方。「サンタルチアの夜景を見よう」と言うことになり、海沿いを散歩することに。途中「卵城」があったけど、既に閉まっていて入れない。表から写真をとるだけにする。

日も暮れてきて向こう岸に明かりが灯り始める。
このあたりは治安が良いらしく、ジョギングをしている人もいました。

今日の夕食は「ブランディ」というお店に行くことに決めていた。
聞く所によると、ピザの「マルゲリータ」を初めて作ったお店らしい。ナポリに来てマルゲリータ、しかもそれを作り出したお店に行かない訳にいかない。お腹も減ってきたのでお店へ向かう。

お店に着くも、開店時間まで後30分。なんか今日は時間待ちばっかり・・・
お店の前でぼぉ〜っと待ってるのも面白くないので、その辺をうろつく事に。

これが老舗のマルゲリータ！！
生地はモチモチしている。トマトと、チーズ、そしてバジルだけの簡単ピザなのにむちゃウマ。
これに限らずイタリア料理は日本人の口に良く合うと思う。ナポリに来たら話のネタにもこのお店はお勧め。

ご飯を食べてお腹いっぱいになった後、ウンベルト1世のガレリアを見てからホテルに帰る。
駅に向かうバス停を探していたら親切なビジネスマン風の人が「私も駅まで行くから付いておいで」と言ってくれたので、駅まで一緒にバスに乗り、その人にお礼を言って別れた。