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7/07(月)ウィーン観光第1日目<br /><br />【旅程抜粋】<br />市内観光:ヴィオティフ教会、自然史博物館、ブルク公園、シュテファン寺院、クンストハウス・ウィーン<br />夜:オペラ座でモーツアルト・コンサート鑑賞<br /><br />(写真は、ウィーン新王宮の柵と電灯です。さりげないけれど、クラシカルでお洒落で、かつてのハプスブルグ宮廷の都ウィーンらしいと思い、カメラに収めました@)<br /><br />※2004年にリベンジを果たしたときに買ったフンデルトヴッサーのマグカップの写真を追加しました。

2003年夏のオーストリア旅行15日間【ウィーンその1】2大博物館プラス2004年のリベンジ感想付

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2003/07/07 - 2003/07/07

5243位(同エリア6451件中)

4

10

まみ

まみさん

7/07(月)ウィーン観光第1日目

【旅程抜粋】
市内観光:ヴィオティフ教会、自然史博物館、ブルク公園、シュテファン寺院、クンストハウス・ウィーン
夜:オペラ座でモーツアルト・コンサート鑑賞

(写真は、ウィーン新王宮の柵と電灯です。さりげないけれど、クラシカルでお洒落で、かつてのハプスブルグ宮廷の都ウィーンらしいと思い、カメラに収めました@)

※2004年にリベンジを果たしたときに買ったフンデルトヴッサーのマグカップの写真を追加しました。

同行者
一人旅
交通手段
鉄道
  • ★Naturhistorisches Museum(自然史博物館)<br /><br />1991年にウィーンを訪れたときは、私の関心はほぼ美術ひとすじでした。あれから10年以上たった今の私は、アクセサリー、宝石といった関連から、鉱物にとても興味を抱くようになりました。そしてとくに欧米の自然博物館の鉱物コレクションのすばらしさに目覚めました。海外旅行は、写真でしか見ることができなかった数々の珍しい標本の生を見る絶好のチャンスです。いままで訪れた国でも、自然博物館のようなところは見向きもしなかったか、あるいはほとんど素通りしてしまっていたのが、悔やまれるくらいです。<br /><br />というわけで、今回のウィーンでの一番の目当ては美術館でも教会でもなく、この自然史博物館の鉱物・岩石部門でした。その中で特に、宝石とその原石のコレクションが目当てでした。ここの博物館では、一室に1,500以上×6室ある結晶のコレクションを丁寧に鑑賞しました。壁のガラス展示は高さ1.5m、よこ6mくらいの本棚のようなガラスケースで、下は木の棚になっていいます。「クラッシック」と呼ぶにふさわしい、温かみのある展示室でした。<br /><br />(写真は、自然史博物館の鉱物・岩石部門の一室です。)

    ★Naturhistorisches Museum(自然史博物館)

    1991年にウィーンを訪れたときは、私の関心はほぼ美術ひとすじでした。あれから10年以上たった今の私は、アクセサリー、宝石といった関連から、鉱物にとても興味を抱くようになりました。そしてとくに欧米の自然博物館の鉱物コレクションのすばらしさに目覚めました。海外旅行は、写真でしか見ることができなかった数々の珍しい標本の生を見る絶好のチャンスです。いままで訪れた国でも、自然博物館のようなところは見向きもしなかったか、あるいはほとんど素通りしてしまっていたのが、悔やまれるくらいです。

    というわけで、今回のウィーンでの一番の目当ては美術館でも教会でもなく、この自然史博物館の鉱物・岩石部門でした。その中で特に、宝石とその原石のコレクションが目当てでした。ここの博物館では、一室に1,500以上×6室ある結晶のコレクションを丁寧に鑑賞しました。壁のガラス展示は高さ1.5m、よこ6mくらいの本棚のようなガラスケースで、下は木の棚になっていいます。「クラッシック」と呼ぶにふさわしい、温かみのある展示室でした。

    (写真は、自然史博物館の鉱物・岩石部門の一室です。)

  • 展示の鉱物には一つ一つ、その名を示すプレートがついています。鉱物の中のほんの一部である宝石ならいざ知らず、鉱物の数はとても多いので知らない石はたくさんあります。プレートを読んでも、もともとよく写真を目にするものではない限り、わからないものもたくさんありました。しかも、ドイツ語で書かれています。日本で知られている鉱物名はたいてい英語から来ているので、ドイツ語だとピンとこないというものもありました。どうしても気になるのでノートに名前をメモをし、後で独英辞書をひいて気がついたものもあります。<br /><br />でも、名前を知らなくてもよいのです。見ているだけでわくわくする形のきれいな結晶が多いのですから。色と形のおもしろさに注目します。まさしく自然が作った芸術です。人工物ではないのに、どうしてこんな複雑な形になるのか、驚嘆します。私にとって、現代彫刻か抽象芸術を鑑賞しているのと同然です。ということは、鉱物好きも、美術鑑賞好きが高じたものといえます。どれもすばらしくて、素通りするのはもったいなくてたまりません。<br /><br />1室目だけで40分以上かかりました。まだ1室目なのにそんなに時間をかけてどうするってかんじだけど、ウィーンの第一目当てでもあるので、最悪、今日はここだけしか見学できなくてもかまわないと、というつもりで見続けました。<br />2室目とあわせて計1時間50分。すっかり疲れてしまいました。鉱物類3部屋と宝石の部屋は計4室あります。それだけはなんとしても、素通りせずに丁寧に見ようとがんばりました。<br /><br />結果、鉱物部門だけで約4時間かかりました。おかげでくたくたになって、他を見る気力はなくなってしまいました。人類最古の彫刻といわれる「ヴィーレンドルフの女神」像はかろうじて押さえました。この像だけは1991年のときも他は素通りでもはずさなかったので、再会です。思ったより小さくて手のひらに乗りそうな大きさです。形のユーモラスさと小ささからくる可愛らしさは健在でした。<br /><br />後は地質学部門も先史文明部門もほぼ素通り。2階の動植物部門は足を踏み入れもせずに出てきてしました。でも、もともとその気であれば、この博物館の中で一日過ごしても悪くないと思いました。<br /><br />(写真は、自然史博物館の鉱物・岩石部門の一室です。)

    展示の鉱物には一つ一つ、その名を示すプレートがついています。鉱物の中のほんの一部である宝石ならいざ知らず、鉱物の数はとても多いので知らない石はたくさんあります。プレートを読んでも、もともとよく写真を目にするものではない限り、わからないものもたくさんありました。しかも、ドイツ語で書かれています。日本で知られている鉱物名はたいてい英語から来ているので、ドイツ語だとピンとこないというものもありました。どうしても気になるのでノートに名前をメモをし、後で独英辞書をひいて気がついたものもあります。

    でも、名前を知らなくてもよいのです。見ているだけでわくわくする形のきれいな結晶が多いのですから。色と形のおもしろさに注目します。まさしく自然が作った芸術です。人工物ではないのに、どうしてこんな複雑な形になるのか、驚嘆します。私にとって、現代彫刻か抽象芸術を鑑賞しているのと同然です。ということは、鉱物好きも、美術鑑賞好きが高じたものといえます。どれもすばらしくて、素通りするのはもったいなくてたまりません。

    1室目だけで40分以上かかりました。まだ1室目なのにそんなに時間をかけてどうするってかんじだけど、ウィーンの第一目当てでもあるので、最悪、今日はここだけしか見学できなくてもかまわないと、というつもりで見続けました。
    2室目とあわせて計1時間50分。すっかり疲れてしまいました。鉱物類3部屋と宝石の部屋は計4室あります。それだけはなんとしても、素通りせずに丁寧に見ようとがんばりました。

    結果、鉱物部門だけで約4時間かかりました。おかげでくたくたになって、他を見る気力はなくなってしまいました。人類最古の彫刻といわれる「ヴィーレンドルフの女神」像はかろうじて押さえました。この像だけは1991年のときも他は素通りでもはずさなかったので、再会です。思ったより小さくて手のひらに乗りそうな大きさです。形のユーモラスさと小ささからくる可愛らしさは健在でした。

    後は地質学部門も先史文明部門もほぼ素通り。2階の動植物部門は足を踏み入れもせずに出てきてしました。でも、もともとその気であれば、この博物館の中で一日過ごしても悪くないと思いました。

    (写真は、自然史博物館の鉱物・岩石部門の一室です。)

  • ★Kunst Haus Wien(クンストハウス・ウィーン)<br /><br />オーストリアのガウディといいたくなるような建物を設計する建築家フンデルトヴァッサーの美術館です。早くも1960年代から自然との共生を唱えていたといいます。オーストリア旅行を決めて下調べをしているときに彼の建築の写真を目にして、にわかにファンになりました。彼の描くプリミティヴな絵も私の好みです。<br /><br />自然史博物館を出た後、あちこち寄り道しながらシュテファン寺院へ向かい、シュテファン寺院もひととおり見学したあと、まだこの美術館の閉館時間に間に合うかもしれない、と思い、地下鉄と路面電車を乗り継いで向かいました。ところが意外に時間がかかってしまい、到着したのは閉館30分前をわずかに切っていて、美術館には入れませんでした。仕方がありません。フンデルトヴァッサー自身の手による建物を見れただけでも良しとし、ギフトショップを覗き、ポストカードと英・仏・独語の簡単な解説がついたカラーのカタログを買い、そのあとカフェで一休みしました。カフェの内装もフンデルトヴァッサーのデザインです。それから、「地球の歩き方」が一見の価値ありと言うトイレも覗き(使用するついで)、写真を撮りました。<br /><br />(写真は、クンストハウス・カフェの内部の様子です。しばらくしたらバックミュージックとしてピアノ演奏が始まりました。)

    ★Kunst Haus Wien(クンストハウス・ウィーン)

    オーストリアのガウディといいたくなるような建物を設計する建築家フンデルトヴァッサーの美術館です。早くも1960年代から自然との共生を唱えていたといいます。オーストリア旅行を決めて下調べをしているときに彼の建築の写真を目にして、にわかにファンになりました。彼の描くプリミティヴな絵も私の好みです。

    自然史博物館を出た後、あちこち寄り道しながらシュテファン寺院へ向かい、シュテファン寺院もひととおり見学したあと、まだこの美術館の閉館時間に間に合うかもしれない、と思い、地下鉄と路面電車を乗り継いで向かいました。ところが意外に時間がかかってしまい、到着したのは閉館30分前をわずかに切っていて、美術館には入れませんでした。仕方がありません。フンデルトヴァッサー自身の手による建物を見れただけでも良しとし、ギフトショップを覗き、ポストカードと英・仏・独語の簡単な解説がついたカラーのカタログを買い、そのあとカフェで一休みしました。カフェの内装もフンデルトヴァッサーのデザインです。それから、「地球の歩き方」が一見の価値ありと言うトイレも覗き(使用するついで)、写真を撮りました。

    (写真は、クンストハウス・カフェの内部の様子です。しばらくしたらバックミュージックとしてピアノ演奏が始まりました。)

  • クンストハウス・カフェでくつろいでいるときに撮った一枚です。テーブルの上に、なかなかお洒落な紙袋を立てかけてみました。クリスタルアクセサリーの老舗スワロスキーの袋と、クンストハウス・ギフトショップの袋です。

    クンストハウス・カフェでくつろいでいるときに撮った一枚です。テーブルの上に、なかなかお洒落な紙袋を立てかけてみました。クリスタルアクセサリーの老舗スワロスキーの袋と、クンストハウス・ギフトショップの袋です。

  • フンデルトヴァッサーのデザインによるトイレです。個室よりこのあたりが一番フンデルトヴッサーらしさがでているかなぁ、と思い、写真に撮りました。そのとき、私一人だったのが幸いしました@<br />(誰か他にもいたとしたら、さすがにトイレの写真は撮りづらい……。)

    フンデルトヴァッサーのデザインによるトイレです。個室よりこのあたりが一番フンデルトヴッサーらしさがでているかなぁ、と思い、写真に撮りました。そのとき、私一人だったのが幸いしました@
    (誰か他にもいたとしたら、さすがにトイレの写真は撮りづらい……。)

  • ★リベンジ編2004年度ウィーン再訪時の日記より<br /><br />(写真は、クンウトハウスのカフェ側から見た壁面です。)<br /><br />クンウトハウスは、前年度の2003年は、たどり着いたときは閉館30分前をちょっと切ってしまい、惜しくも入れなかったところです。代わりにミュージーアムショップだけ寄って、カタログ(3ヶ国語の解説付)と絵ハガキを買いました。こういう品は、ふつうなら展示作品を見てからでなければ買いません。でもそのフンデルトヴァッサーの絵は、オリジナルを見ていなくても、写真だけでもとても気に入りました。<br /><br />今回(2004年度)は時間は大丈夫です。15時半すぎに着きました。最寄りのトラム(市電)駅から少し歩く上、ほかに何もない閑静な住宅街にポツンとある美術館ですが、年々訪れる人が増えるせいでしょうか、トラム駅から途中まで、道案内の小さな標識が点々とありました。標識は途中で見失いましたが、去年、一度訪れて、その時に探すのに少し苦労したので、今回は、こっちの方角だったよなぁ、というカンでたどり着けました。方向音痴の私でも。<br /><br />フンデルトヴァッサー美術館は、常設展と企画展は別料金立てでした。企画展は、Niki de Saint Phalle(1930-2002年)の個展でした。このアーティストは、ポップで明るい色調で、楽しいけれど異様にデフォルメされた面白い女性像を作る人、と記憶しています。彼女の作品を一度見たら忘れられないと思います。この人のそんな特徴的な像を、2002年にドイツを旅行したとき、ハノーヴァの街角であちこちで見かけました。実際、企画展の展示品は、ハノーヴァーのシュプレンゲル美術館のもののようです。興味はありましたが、本命の常設展をゆっくり見たいので、パスすることにした。たぶん、入ったら入ったでとても気に入ったろうと思うのですが、このときは博物館のはしごで、すでに疲れていたせいもあります。<br /><br />フンデルトヴァッサー(1928-2000年。本名フリードリッヒ・シュトーヴァッサー)の常設展は、すばらしかったです。来てよかったと思いました。フンデルトヴァッサーを知らない人には、「オーストリアのガウディ」といえばとりあえず納得してもらえると思います。建築家としてとりわけ魅力的な作品を作る人が、絵画も同じくらい魅力的か、というと、私にとってはどちらかというと外れの人が多かったように思います。しかし、フンデルトヴァッサーの絵は、去年買ったカタログや絵はがきから、絵画もいいじゃないかと期待を抱いました。そして実際、期待以上でした。ジャンル的には抽象的な絵画が多かったです。フンデルトヴッサーをそんなによく知っているわけではないので、彼が作品にこめた思想や意味は全然わからず、あくまで感覚だけで鑑賞しました。見ていて、面白い、楽しい、わくわくする、ドキッとする、いいなぁと思う、惹かれる???そんなかんじで。それも一つの鑑賞法でしょう。<br /><br />彼が手がけた建物の模型もありました。模型は見ていて楽しいです。しかもフンデルトヴァッサーの設計なのです。いつまでも見飽きませんでした。ショーケースの周りを何度もぐるぐる回ってしまいました。<br /><br />日本びいきの彼は、フンデルトヴァッサーという名前をそのまま日本語に「百水」と訳し、それを雅号のように使っています。展示されていた絵や版画の中には、「百水」と画家の印が押されているのもあるし、日本語でタイトルも添えられているのもたくさんありました。自筆だと思いますが、とても達筆でした。<br /><br />常設展はワン・フロアだったが、1時間かけてゆっくり鑑賞しました。ところどころに休めるイスがあるのも助かりました。鑑賞の助けのように、イスが絵の正面にあるのもいいです。幸いそれほど混雑していなかったので、座っていても大きい絵であれば、そのまま鑑賞していられました。美術館の建物も、フンデルトヴァッサーが設計したものですが、タイル張りの床も壁も、ふつうに平坦なところはほとんどありませんでした。渦巻きを多用し、曲線を基本として、建物にも直線や平行線は使わない、というフンデルトヴァッサーの美術館らしくて面白いと思いました。ただ、彼は共同住宅も設計していて、それもウィーン名物の一つですが、もし、住居の床もこうだとしたら不便だろうと余計な心配をしました。子供は喜びそうですけどね。でも、たぶん、ここまで激しくでっぱったりひっこんだりしてはいないのでしょう。

    ★リベンジ編2004年度ウィーン再訪時の日記より

    (写真は、クンウトハウスのカフェ側から見た壁面です。)

    クンウトハウスは、前年度の2003年は、たどり着いたときは閉館30分前をちょっと切ってしまい、惜しくも入れなかったところです。代わりにミュージーアムショップだけ寄って、カタログ(3ヶ国語の解説付)と絵ハガキを買いました。こういう品は、ふつうなら展示作品を見てからでなければ買いません。でもそのフンデルトヴァッサーの絵は、オリジナルを見ていなくても、写真だけでもとても気に入りました。

    今回(2004年度)は時間は大丈夫です。15時半すぎに着きました。最寄りのトラム(市電)駅から少し歩く上、ほかに何もない閑静な住宅街にポツンとある美術館ですが、年々訪れる人が増えるせいでしょうか、トラム駅から途中まで、道案内の小さな標識が点々とありました。標識は途中で見失いましたが、去年、一度訪れて、その時に探すのに少し苦労したので、今回は、こっちの方角だったよなぁ、というカンでたどり着けました。方向音痴の私でも。

    フンデルトヴァッサー美術館は、常設展と企画展は別料金立てでした。企画展は、Niki de Saint Phalle(1930-2002年)の個展でした。このアーティストは、ポップで明るい色調で、楽しいけれど異様にデフォルメされた面白い女性像を作る人、と記憶しています。彼女の作品を一度見たら忘れられないと思います。この人のそんな特徴的な像を、2002年にドイツを旅行したとき、ハノーヴァの街角であちこちで見かけました。実際、企画展の展示品は、ハノーヴァーのシュプレンゲル美術館のもののようです。興味はありましたが、本命の常設展をゆっくり見たいので、パスすることにした。たぶん、入ったら入ったでとても気に入ったろうと思うのですが、このときは博物館のはしごで、すでに疲れていたせいもあります。

    フンデルトヴァッサー(1928-2000年。本名フリードリッヒ・シュトーヴァッサー)の常設展は、すばらしかったです。来てよかったと思いました。フンデルトヴァッサーを知らない人には、「オーストリアのガウディ」といえばとりあえず納得してもらえると思います。建築家としてとりわけ魅力的な作品を作る人が、絵画も同じくらい魅力的か、というと、私にとってはどちらかというと外れの人が多かったように思います。しかし、フンデルトヴァッサーの絵は、去年買ったカタログや絵はがきから、絵画もいいじゃないかと期待を抱いました。そして実際、期待以上でした。ジャンル的には抽象的な絵画が多かったです。フンデルトヴッサーをそんなによく知っているわけではないので、彼が作品にこめた思想や意味は全然わからず、あくまで感覚だけで鑑賞しました。見ていて、面白い、楽しい、わくわくする、ドキッとする、いいなぁと思う、惹かれる???そんなかんじで。それも一つの鑑賞法でしょう。

    彼が手がけた建物の模型もありました。模型は見ていて楽しいです。しかもフンデルトヴァッサーの設計なのです。いつまでも見飽きませんでした。ショーケースの周りを何度もぐるぐる回ってしまいました。

    日本びいきの彼は、フンデルトヴァッサーという名前をそのまま日本語に「百水」と訳し、それを雅号のように使っています。展示されていた絵や版画の中には、「百水」と画家の印が押されているのもあるし、日本語でタイトルも添えられているのもたくさんありました。自筆だと思いますが、とても達筆でした。

    常設展はワン・フロアだったが、1時間かけてゆっくり鑑賞しました。ところどころに休めるイスがあるのも助かりました。鑑賞の助けのように、イスが絵の正面にあるのもいいです。幸いそれほど混雑していなかったので、座っていても大きい絵であれば、そのまま鑑賞していられました。美術館の建物も、フンデルトヴァッサーが設計したものですが、タイル張りの床も壁も、ふつうに平坦なところはほとんどありませんでした。渦巻きを多用し、曲線を基本として、建物にも直線や平行線は使わない、というフンデルトヴァッサーの美術館らしくて面白いと思いました。ただ、彼は共同住宅も設計していて、それもウィーン名物の一つですが、もし、住居の床もこうだとしたら不便だろうと余計な心配をしました。子供は喜びそうですけどね。でも、たぶん、ここまで激しくでっぱったりひっこんだりしてはいないのでしょう。

  • 帰る前に、去年(2003年)覗いたミュージーアムショップに、また寄ってみました。ミュージアムショップめぐりも、なかなか楽しいものです。でも1年で品目がそう大幅に変わるものでもないので、何も買うつもりはありませんでした。カタログはすでに買っているし、絵ハガキも特に新しいものが並んでいるわけでもないので。メモ帳だのカレンダーは、いくらフンデルトヴァッサーの絵や建物からデザインをとってきているといっても、私にはそれだけではちょっと物足りない気がしました。なにより、すばらしいオリジナルを見てきてしまった直後では。<br /><br />なのに買ってしまいました。しかも、なんと、マグカップを。ヨーロッパみやげで陶器はなるべく手を出すまいと思っている私なのに。というのも、陶器は重いし、かさ張るし、割れやすくて取扱注意だからです。一人旅で荷物は自力で運ばなくてはならない私にとって、これほど厄介な買い物はありません。なのに、買ってしまうのです。何度かに一回は。それだけ魅力的なんです、陶器って。そしてコーヒー好きの私は、マグカップにとても愛着があります。2003年度は、フンデルトヴッサーが設計した建物の絵のマグカップだの紅茶セットだのをたまたまザルツブルグの街先のショーウィンドウで見かけたとき、いいなぁと思いましたが写真を撮るだけでガマンしました。きっと我慢した反動もあったかもしれません。持ち運びに苦労するだろうと思ったのですが、それも一時の苦労じゃないか、と天秤は簡単に傾いてしまいました。<br /><br />とはいっても、旅行の最中は、荷物が重くて、マグカップを買ったことを時々ちょっぴり後悔しそうになりました。でも、いったん無事帰国した後では、フンデルトヴァッサーのマグカップでコーヒーを飲むひとときに、踏ん張った甲斐はあったと満足しています。(以上、2004年リベンジ再訪編でした。)<br /><br />(写真は、その2003年度に、ウィーンではなくザルツブルグで撮ったものです。この2004年のリベンジのときに買ったマグカップは、このシリーズのものでした。ギフトショップには、陶器のカトラリーになっているフンデルトヴァッサーのデザインものはこの他にもう一種類ありましたが、やはり、この時に気になったデザイン、ということで余計に愛着が募ったようです@)

    帰る前に、去年(2003年)覗いたミュージーアムショップに、また寄ってみました。ミュージアムショップめぐりも、なかなか楽しいものです。でも1年で品目がそう大幅に変わるものでもないので、何も買うつもりはありませんでした。カタログはすでに買っているし、絵ハガキも特に新しいものが並んでいるわけでもないので。メモ帳だのカレンダーは、いくらフンデルトヴァッサーの絵や建物からデザインをとってきているといっても、私にはそれだけではちょっと物足りない気がしました。なにより、すばらしいオリジナルを見てきてしまった直後では。

    なのに買ってしまいました。しかも、なんと、マグカップを。ヨーロッパみやげで陶器はなるべく手を出すまいと思っている私なのに。というのも、陶器は重いし、かさ張るし、割れやすくて取扱注意だからです。一人旅で荷物は自力で運ばなくてはならない私にとって、これほど厄介な買い物はありません。なのに、買ってしまうのです。何度かに一回は。それだけ魅力的なんです、陶器って。そしてコーヒー好きの私は、マグカップにとても愛着があります。2003年度は、フンデルトヴッサーが設計した建物の絵のマグカップだの紅茶セットだのをたまたまザルツブルグの街先のショーウィンドウで見かけたとき、いいなぁと思いましたが写真を撮るだけでガマンしました。きっと我慢した反動もあったかもしれません。持ち運びに苦労するだろうと思ったのですが、それも一時の苦労じゃないか、と天秤は簡単に傾いてしまいました。

    とはいっても、旅行の最中は、荷物が重くて、マグカップを買ったことを時々ちょっぴり後悔しそうになりました。でも、いったん無事帰国した後では、フンデルトヴァッサーのマグカップでコーヒーを飲むひとときに、踏ん張った甲斐はあったと満足しています。(以上、2004年リベンジ再訪編でした。)

    (写真は、その2003年度に、ウィーンではなくザルツブルグで撮ったものです。この2004年のリベンジのときに買ったマグカップは、このシリーズのものでした。ギフトショップには、陶器のカトラリーになっているフンデルトヴァッサーのデザインものはこの他にもう一種類ありましたが、やはり、この時に気になったデザイン、ということで余計に愛着が募ったようです@)

  • 写真は、これこそ、私がクンストハウスにリベンジを果たした2004年に買った、フンデルトヴァッサーのデザインのマグカップです。2006年3月にデジカメを購入することにより、こうやって、買ったものをこうやって並べて写真を撮ることができました。かねてより、デジカメを買ったら、こういうことをぜひやりたいと思っていたのです。<br /><br />この写真では、旅のおとものヒヨコと、2004年のウィーン再訪時に買った「ゆかいなお友達」、それからザルツブルグで買ったミニ食器セット、フンデルトヴァッサーのポストカードもアレンジしてみました@<br /><br />※これは、ブログに掲載するために撮った写真です。<br />2003年のオーストリア旅行と2004年のウイーン再訪時に買ったおみやげは、こちらに詳しくレポートしています。よろしければご覧ください。<br />http://mami1.cocolog-nifty.com/<br />「旅先のおみやげシリーズその16──オーストリアで買ったもの」です。<br />最新記事は10までしか表示されませんが、カテゴリー「旅先のおみやげシリーズ」からもご覧ください。<br />(ただし、あいにく目的に記事にピタッとアクセスできないブログなので、ぐぐっと目的の記事までスクロールしてくださいませ。)

    写真は、これこそ、私がクンストハウスにリベンジを果たした2004年に買った、フンデルトヴァッサーのデザインのマグカップです。2006年3月にデジカメを購入することにより、こうやって、買ったものをこうやって並べて写真を撮ることができました。かねてより、デジカメを買ったら、こういうことをぜひやりたいと思っていたのです。

    この写真では、旅のおとものヒヨコと、2004年のウィーン再訪時に買った「ゆかいなお友達」、それからザルツブルグで買ったミニ食器セット、フンデルトヴァッサーのポストカードもアレンジしてみました@

    ※これは、ブログに掲載するために撮った写真です。
    2003年のオーストリア旅行と2004年のウイーン再訪時に買ったおみやげは、こちらに詳しくレポートしています。よろしければご覧ください。
    http://mami1.cocolog-nifty.com/
    「旅先のおみやげシリーズその16──オーストリアで買ったもの」です。
    最新記事は10までしか表示されませんが、カテゴリー「旅先のおみやげシリーズ」からもご覧ください。
    (ただし、あいにく目的に記事にピタッとアクセスできないブログなので、ぐぐっと目的の記事までスクロールしてくださいませ。)

  • 写真は、フンデルトヴァッサーのマグカップだけアップにしたものです。<br />いかにもフンデルトヴァッサーらしいデザインです。<br />これは現在も住宅地として使われている建物です。<br /><br />ちなみに製造メーカーはドイツですわ、このマグカップ@

    写真は、フンデルトヴァッサーのマグカップだけアップにしたものです。
    いかにもフンデルトヴァッサーらしいデザインです。
    これは現在も住宅地として使われている建物です。

    ちなみに製造メーカーはドイツですわ、このマグカップ@

  • シュテファン寺院からクンストハウスへ行くときに利用しました。ウィーンの地下鉄です。ウィーン市交通局のロゴ入りのイスがなかなかお洒落に思えたので、カメラに収めました。

    シュテファン寺院からクンストハウスへ行くときに利用しました。ウィーンの地下鉄です。ウィーン市交通局のロゴ入りのイスがなかなかお洒落に思えたので、カメラに収めました。

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  • 義臣さん 2006/09/04 15:33:34
    説明
    まみさんは外国語も堪能なのですね、
    説明まで読めるとは、
    同じ外国旅行とは一味違います、

    まみ

    まみさん からの返信 2006/09/05 04:16:28
    RE: 説明
    義臣さん、こんにちは。書き込みありがとうございます。

    語学は、ものになったとはいえないですが、昔、凝っていたときがありました。
    言語の違いに関心があったのと、あとは旅行で役立てたいという野心!?があったためですね。
    ま、自然史博物館についていえば、鉱物部門の名前のプレートは読めても、くわしい説明はなかったし、あったとしても無理だったと思います(泣)。

    実は東欧にはまるまで、現地の言語はある程度かじったことのある国ばかりに出かけていました。
    ハンガリーやチェコがはじめてですね、旅行に必要な最低限の言葉もわからずに出かけたのは。
    言葉を知らない国でも行くようになってターゲットが増えたのはいいですが、全部きっちりわからなくても、町の看板やなにやかやとある説明、何が書かれているか判明できる程度の語学があると、ほんと、楽でしたねぇ。

    今年行くハンガリーとルーマニアも、また言葉のわからない国です。
    まあ、英語で通すでしょうけど。
    ハンガリー語は全く系統が違うので、類推がきかず、大変です。
    1年も前からハンガリー再訪を決めていたので、その間、少しはハンガリー語をかじろうとしましたが、文法はこうである、と少しわかった程度で、どうも役に立ちそうにないです@@
    ルーマニア語はまったく。。
    でも、ま、なんとかなるでしょ@@
    ひらかなおって出かけます。でも、来月の話です@
  • shinesuniさん 2005/11/03 23:54:10
    このトイレはカッコいいですね。
    次回行く時の楽しみにとっておきます^.^/
    ところでこのページ知ってますか?
    4TRA何社と契約してるんでしょうね?
    http://4travel.travel.msn.co.jp/e/msn/traveler/traveler-mami/

    まみ

    まみさん からの返信 2005/11/06 17:14:48
    RE: このトイレはカッコいいですね。
    shinesuniさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。

    今度ウィーンに行ってクンストハウスに行くことがあったら、ぜひトイレもチェックしてください@
    2003年度は本当に最終入館時間を二、三分切ったばかりで入れなくてがっかりしましたが、トイレとカフェという収穫がとりあえずあってよかったです。
    2004年度にゆっくりリベンジできたことですし@

    msnのページは知りませんでした。デザインが違うので少し新鮮でした@
    いつのまにやらと知らないうちに開設されていてびっくりしましたが、アクセスが増えるのであれば単純に嬉しいかも。(アクセス記録、あんまのびないんでねぇ。)

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