1972/09/28 - 1972/09/28
414位(同エリア428件中)
片瀬貴文さん
1961年9月28日(木)続
マルセーユ15時28分発の列車で、ニースに向かう。
列車は、紺碧海岸の名にふさわしく明るい、コート・ダ・ジュールの海辺を走る。
車窓の景色は素晴らしく、最高に快適だ。
カンヌ、アンティーヴ、ニース、モナコ、モンテカルロと続く一帯の避暑・避寒観光地は、日本の湘南を連想する。
だが、それより遥かに立派なのだ。
海を臨み、緑あふれる山には、豪華な別荘が点在している。
海岸には真っ白の高層ホテルが立ち並び、紺碧の海に映えて美しい。
これが日本にあれば是非一度住んで見たいが、多分快適すぎて馬鹿になるだろう。
18時57分ニース到着。
山手にあるホテル・セシールに,案内される。
ホテルはフランス国鉄の手配だが、日ごとに立派になる。
今晩のホテルは、パリならば一流だろう。
部屋の大きさは10畳ほどで、3畳ほどもある手洗い。
ダブルベッドにソファが一つ、椅子が二脚、洋服ダンスまで付いている。
部屋代はこれまでのホテルより高価で、それでも22フラン(当時1,600円)。
ただラジオもあるが、1時間ごとに1フラン(当時72円)コインを入れなければ聞くことが出来ない。
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