2005/06/10 - 2005/06/10
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がまだす@熊本さん
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シェムリアップ6日目
目が覚めて腕時計を覗く、6時25分だ。
「あちゃ〜もう駄目、間に合わない!」
プノンペンへの移動日の朝、不覚にも寝坊してしまった。
ピックアップバスが宿まで迎えに来る時間は6時30分。
洗面をちょこっと済ませて、急いでフロントへ向かう。
「おばちゃん、もういい。明日にするから」
「まだ大丈夫。急いで行く準備をしなさいよ」
どうやら迎えのバスは、まだ来ていないらしい。
この国でも、南国特有の時の流れを、あまり気にしないのかな?“カンボジア時間”、セーフ。
シェムリのバス停は、市場の裏にある。
新しくはないが、古くも無さそうな大型バスが何台も待ち構えていた。
プノンペンまでのバス料金は、3ドル。
料金が料金だけに、ポイペットからシェムリアップのあの“おんぼろバス”、そしてガラの悪そうな客引きがわんさか押し寄せて来るだろうと想像していた。けれど、そんな気配はまったく無い。
ちょっとだけ肩透かしをくらった。
- 旅行の満足度
- 4.0
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-
バスターミナル。
だだっ広いけど、待合所も無ければ舗装整備もされていない。ハエ・蚊がやけに多い。
だけどバスは大型ばかりで、そう古くはない。 -
バスの席を確保、気分的に落ちつく。
すると急に腹が減っているのに気がついた。
ターミナル周辺には、総菜屋が多い。
「おばちゃん、これでいい?」
10ドル札を見せると、
「だめ!お釣りが無い」
不覚であった!リエルの小銭がない。
ひとり旅の不便さを、ここでも味わう。
出掛けに宿からもらった水ボトルだけで、我慢をする。 -
乗客で満員となったバス。
15分遅れて7時45分に出発した。
乗客は地元人のほか、西洋人の姿も少なくはない。
いちばん後方の席なので、大きな揺れだけが気がかりだったっけど、いたって快適。
舗装道路のありがたさを体全体に感じた。
あのタイからシェムリまで続くとんでもない悪路を、思い出しながら。 -
正午を少し回った頃ドライブインへ。
空腹感は極限状態に近い。
前日は、お昼はビールと少しのツマミだけ。
夜はレストランの中村オーナーと深夜まで飲み明かしたのが、祟ったったのか。 -
入り口付近で何品か並べられている惣菜を、店員が盛ってくれた。
「うま〜い」格別腹がへっていたのかもしれないが、ドライブインとしては、素材も味付けも申し分ない。
食べ終わると「おやっ?」。代金をだれも徴収に来ないではないか。
バス代3ドルは。食事込みのだったのかな?
今でも少し気がかっている。「もしかして、食い逃げだったかも?」と。 -
田園風景が少しづつ変化していった。
木造の高床式の家もあれば、モダンで豪華な屋敷も目立つ。
景色の移り変りからして、プノンペンに近づいたのだろうか。 -
快適なバスの旅ではあったが、たまには工事中もあった。
停止したのは、信号機が設置されていない一方通行道。
対向車が我も先に、とばかりに割り込んでくる。
運ちゃんは躊躇しているのか、はたまた遠慮しているのかバスはいっこうに進まない。 -
午後1時30分。
バスは定刻時間より少し遅れてプノンペン街に入る。
人も車もビルも多いえではないか。
ガイドブックでは「プノンペンには高層ビルは存在しない」。
なんて紹介していたけど、そんなことはない。
むしろ、街全体が活気にみなぎっているように思えるけど。 -
プノンペン繁華街の中心はキャピトルホテル前。
自家用車やバイタク、自転車などで混雑していた。 -
道路一杯バイクで溢れるのはベトナムも顔負けかも?
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この旅行記へのコメント (2)
-
- すずかさん 2005/10/29 22:09:36
- あら?意外とラブリーなバス
- がまだすさん、こんばんは!
NewUPさっそく見せて頂きました。
プノンペンとっても濃い目でGood!超好きな感じの町です(^0^)
バイクのお二人ってよりも、マサル。いい奴ですね〜〜〜〜。
それよりも、びっくりしたのはシェムリアップ→プノンペンのバスが素敵なこと。
あんな良いバス+食事(食い逃げ疑惑)で3ドル?
うわー、それは超素敵♥
点と点ではない、地を線でつなぐ旅のすばらしさってやつ、いつもがまだすさんの旅行記で学んでます。
続き楽しみにしてますよ〜〜〜。
娘さんが「結婚しまーす」との事で緊急帰国まで(^0^)
そうそう、300万画素のデジカメ画像きれいでしたよ〜〜。
お互い骨董品使いとしてがんばりましょう!
すずか
- がまだす@熊本さん からの返信 2005/11/02 22:07:26
- RE: あら?意外とラブリーなバス
- すずか姫、おいでや〜す♪
一昨日・今日と、駆け足でUPしていやです。
たしかにプノンペンは濃いかったです、人も歴史も街中も。
シェムリアップからプノンペンまでのバス、こいつほんとうにいいやつでした(爆)
貧乏旅行者にとっては、涙ものです!!
出発前に、足のどこそこ蚊に喰われたのが難点でしたけど・・・。
〉点と点ではない、地を線でつなぐ旅のすばらしさってやつ、いつもがまだすさんの旅行記で学んでます。
ありがとうございます(^0^)
ちょっと褒めすぎですぞ!
すずか姫の北海道の熱き旅が大好きで、旅のバイブル。若気の至りを頂いて旅に出かけたのは、事実です。
この年甲斐もなくですけど(笑)
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