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『それぞれの生き方』<br />今日は朝10時に起床。ここ何日間か両親にメールできていなかったので、ホテル横にあるインターネット屋へ。クーラーも効いていて、1時間25Rs。これで日本語環境だったら最高なのに。 ホットメールをチェックすると、両親からのメールがいくつかと渡辺先輩からのメールがあった。両親はやはり心配していたみたいだ。(そりゃそうか)父は会社から、母は携帯からわざわざメールしてくれている。素直に思う、家族って本当にかけがえのない存在だと。両親と渡辺先輩、そしてバンガロール在住の中山さんにメールする。 宿に戻り、支度をしてから外へ。今日はマドゥライの名所であり、ヒンズー教徒の巡礼の地である「ミナ-クシ寺院」へ行く予定。宿へでてすぐ近くにあるチャイやコーヒーを売っているスタンドでコーヒーを飲むことに。コーヒーは5Rs。目の前ですごい神業と言えるくらいの手さばきで両手のコップ(片方はミルク、もう一方はコーヒー)で移し変えている(すごいスピードで、空中で。←どうやら混ぜるのと同時に熱さを少しさ冷ましているみたいだ。)。あっという間に出来上がり!すごくおいしい!少しガラス容器の衛生が気になるが。スタンドは群集で混んでいる。通りを歩いているときですら、ジャパニーは注目の的。スタンドではインド人が次々に話しかけてくる。が、この頃になると大体感じていた。日本語や英語で親しげに話しかけてくる人は「日本人=金ある」という構図で話しかけてきてると。(もちろん単に興味があったり、親切心で話しかけてくる人も当然いる。)少し話せば、「おれん家では服を売ってるんだ。いい服あるから来いよ!」という次第。そんなやりとりを楽しみながら(インドだからネ!)軽い足取りで寺院へ向かう。歩いていると執拗にインド人がついてくる。こっちが「No thanks」と言っているのに「No money!OK!」と言ってガイドをしようとするインド人。しきりに片言の日本語で話しかけてくるインド人。彼らはすごくしつこい。宿を出る前に「旅の指差し会話帳」で覚えていた「バス(ヒンズー語で「もういいからあっちへ行ってくれ」という意)」を言うと効果大だった!!これは使える! インドの寺院では皆靴を脱がなければいけない。靴は神聖な場所を汚すものらしい。サンダルで来ていて正解。入り口で持ち物検査。日本の百均で買った五徳ナイフがひっかかりあづかってもらう。素足になり薄暗い中を歩いていくと、すぐ目の前に大きな象が!!!でかい!しかも人が乗っている。目がいかにも「ヒンズー教」っぽい雰囲気。象に乗っているインド人に聞くと写真を5Rsか10Rs(忘れました)で撮ってくれるとのこと。さっそくデジカメを渡して撮ってもらう!すると、サービスの一貫なのか象が鼻を僕の頭の上に乗せてきた!かなりビックリ笑。 が、すごくやわらかく包み込んでくれて気持ち良かった。寺院は人でいっぱい。何でも1日に1万人の巡礼者がこの街には訪れるみたいだ。中に入っていくと大きな池がある。そこに座ってすごく立派な門を眺めていると、目の前に小さく華奢なおばさんが。手を差し出してくる。「No!」首を振るが去らない。おばさんは首をかっきるジェスチャーをやってくる。移動した。それからしばらく考えていた。この街は特に乞食が多い。1Rsは約2,5円。それだけあげれば彼ら(彼女ら)は満足なのかもしれない。しかし、このお金は父や母、そして自分が働いて(バイトだけど)手にしたお金。もちろん人の為に使うのもいいとは思うが、乞食にお金をあげるのが果たして彼らにとって根本的な解決になるのだろうか。答えは出ないがずっと考えていた。 寺院の中をどんどん歩く。薄暗く、たまにすごく臭い所がある。そして得体のわからない動物の神の像や、天井のデザイン、柱の彫刻など何千年の歴史を感じさせるヒンズー教の聖地を歩いていて、また像の前で黙々と祈るヒンズー教徒を眺めていて、「神様?そんなのないよ。」とか「宗教?」と鼻で笑うようなことが絶対に出来ないと思った。宗教で戦争が起こるのがリアルに感じられた瞬間でもあった。話は変わるが、裸足で歩くのはけっこう辛い。気温は35℃を超えているくらいだから、日なたの地面はすごく熱くなっているのだ。帰りにお土産屋でお土産を少し買った。 宿への道を歩いている。しきりにオートリキシャー、オートバイ、自転車などがクラクションをうるさく鳴らして狭い道をすれすれで通過していく。帰りにまたインド人が声かけてきて「マリファナどう?」とか言ってくる。本当やらないから!オレは日本に帰らなければならないんだよ。自己責任だから。 帰りにスナック屋でチップス(20Rs)を買って、本屋に行き(8割ヒンズー、2割英語)、宿へ。すれ違ったインドの学生が突然変な顔をして自分を驚かせて仲間内で笑っている。その気持ちはわかるよ~笑。違う学生に「Welcome to India!」と言われ、少し嬉しくなる。 宿に帰ったのが2時過ぎだったので、ご飯を食べようと思ったが、チップスで我慢。昨夜のような最高のビールを心待ちにしてずっと読書していた。今読んでいるのは、武者小路実篤の『人生論』。「人間は自分の適性にあった形で、社会に貢献していくこと、隣人の為になるよう思いやりをもつこと、が大事」などの内容。すごく真面目な内容で案外おもしろい。夜20時過ぎに洗濯して、次の日の予定(列車でチェンナイに行くことにした!)をたて終わってから屋上のレストランへ。朝から口にしているのは、水1lとチャイ2杯とチップス。こりゃービールがうまいだろう、と期待しながらビールを注文。が、昨日程おいしくはない(もちろん普通においしいが)。たぶん、昨日みたいに体を酷使して、体も心も疲れていなかったこと、あとは慣れもあるのかな。そして今度はインド料理を注文!右手で食べました!カレーみたいなのをナンみたいな激ウマのに巻いて食べました。自分についてくれたボーイは約17歳くらいの少年。もちろんタキシードを着ているが。「何歳?」と聞くと「30歳」。ん~本当かどうかわからないが、このボーイはすごく気がきく。笑顔で応対してくれるし。 帰りにわずかだがチップをあげた。が、部屋に戻って考える。ほんの50円くらいチップをあげる。向こうは大満足。しかし、またチップの為に、金の為に働くという方向に行かせてしまっているのではないか。とか、今酔ってるんで(少し)とりとめのない、まとまりのない文章だが、 「豊かな国に生まれた自分は腹いっぱい食べて、チップをあげる。」 「インドに生まれたあのボーイはチップの為に日々を捧げていく。」 何か考えさせられる。たぶんあの子は10代だから余計に。

☆Vol.7☆インドで考えた。~7日目~ マドゥライ

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2005/08/17 - 2005/08/17

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ダイサク

ダイサクさん

『それぞれの生き方』
今日は朝10時に起床。ここ何日間か両親にメールできていなかったので、ホテル横にあるインターネット屋へ。クーラーも効いていて、1時間25Rs。これで日本語環境だったら最高なのに。 ホットメールをチェックすると、両親からのメールがいくつかと渡辺先輩からのメールがあった。両親はやはり心配していたみたいだ。(そりゃそうか)父は会社から、母は携帯からわざわざメールしてくれている。素直に思う、家族って本当にかけがえのない存在だと。両親と渡辺先輩、そしてバンガロール在住の中山さんにメールする。 宿に戻り、支度をしてから外へ。今日はマドゥライの名所であり、ヒンズー教徒の巡礼の地である「ミナ-クシ寺院」へ行く予定。宿へでてすぐ近くにあるチャイやコーヒーを売っているスタンドでコーヒーを飲むことに。コーヒーは5Rs。目の前ですごい神業と言えるくらいの手さばきで両手のコップ(片方はミルク、もう一方はコーヒー)で移し変えている(すごいスピードで、空中で。←どうやら混ぜるのと同時に熱さを少しさ冷ましているみたいだ。)。あっという間に出来上がり!すごくおいしい!少しガラス容器の衛生が気になるが。スタンドは群集で混んでいる。通りを歩いているときですら、ジャパニーは注目の的。スタンドではインド人が次々に話しかけてくる。が、この頃になると大体感じていた。日本語や英語で親しげに話しかけてくる人は「日本人=金ある」という構図で話しかけてきてると。(もちろん単に興味があったり、親切心で話しかけてくる人も当然いる。)少し話せば、「おれん家では服を売ってるんだ。いい服あるから来いよ!」という次第。そんなやりとりを楽しみながら(インドだからネ!)軽い足取りで寺院へ向かう。歩いていると執拗にインド人がついてくる。こっちが「No thanks」と言っているのに「No money!OK!」と言ってガイドをしようとするインド人。しきりに片言の日本語で話しかけてくるインド人。彼らはすごくしつこい。宿を出る前に「旅の指差し会話帳」で覚えていた「バス(ヒンズー語で「もういいからあっちへ行ってくれ」という意)」を言うと効果大だった!!これは使える! インドの寺院では皆靴を脱がなければいけない。靴は神聖な場所を汚すものらしい。サンダルで来ていて正解。入り口で持ち物検査。日本の百均で買った五徳ナイフがひっかかりあづかってもらう。素足になり薄暗い中を歩いていくと、すぐ目の前に大きな象が!!!でかい!しかも人が乗っている。目がいかにも「ヒンズー教」っぽい雰囲気。象に乗っているインド人に聞くと写真を5Rsか10Rs(忘れました)で撮ってくれるとのこと。さっそくデジカメを渡して撮ってもらう!すると、サービスの一貫なのか象が鼻を僕の頭の上に乗せてきた!かなりビックリ笑。 が、すごくやわらかく包み込んでくれて気持ち良かった。寺院は人でいっぱい。何でも1日に1万人の巡礼者がこの街には訪れるみたいだ。中に入っていくと大きな池がある。そこに座ってすごく立派な門を眺めていると、目の前に小さく華奢なおばさんが。手を差し出してくる。「No!」首を振るが去らない。おばさんは首をかっきるジェスチャーをやってくる。移動した。それからしばらく考えていた。この街は特に乞食が多い。1Rsは約2,5円。それだけあげれば彼ら(彼女ら)は満足なのかもしれない。しかし、このお金は父や母、そして自分が働いて(バイトだけど)手にしたお金。もちろん人の為に使うのもいいとは思うが、乞食にお金をあげるのが果たして彼らにとって根本的な解決になるのだろうか。答えは出ないがずっと考えていた。 寺院の中をどんどん歩く。薄暗く、たまにすごく臭い所がある。そして得体のわからない動物の神の像や、天井のデザイン、柱の彫刻など何千年の歴史を感じさせるヒンズー教の聖地を歩いていて、また像の前で黙々と祈るヒンズー教徒を眺めていて、「神様?そんなのないよ。」とか「宗教?」と鼻で笑うようなことが絶対に出来ないと思った。宗教で戦争が起こるのがリアルに感じられた瞬間でもあった。話は変わるが、裸足で歩くのはけっこう辛い。気温は35℃を超えているくらいだから、日なたの地面はすごく熱くなっているのだ。帰りにお土産屋でお土産を少し買った。 宿への道を歩いている。しきりにオートリキシャー、オートバイ、自転車などがクラクションをうるさく鳴らして狭い道をすれすれで通過していく。帰りにまたインド人が声かけてきて「マリファナどう?」とか言ってくる。本当やらないから!オレは日本に帰らなければならないんだよ。自己責任だから。 帰りにスナック屋でチップス(20Rs)を買って、本屋に行き(8割ヒンズー、2割英語)、宿へ。すれ違ったインドの学生が突然変な顔をして自分を驚かせて仲間内で笑っている。その気持ちはわかるよ~笑。違う学生に「Welcome to India!」と言われ、少し嬉しくなる。 宿に帰ったのが2時過ぎだったので、ご飯を食べようと思ったが、チップスで我慢。昨夜のような最高のビールを心待ちにしてずっと読書していた。今読んでいるのは、武者小路実篤の『人生論』。「人間は自分の適性にあった形で、社会に貢献していくこと、隣人の為になるよう思いやりをもつこと、が大事」などの内容。すごく真面目な内容で案外おもしろい。夜20時過ぎに洗濯して、次の日の予定(列車でチェンナイに行くことにした!)をたて終わってから屋上のレストランへ。朝から口にしているのは、水1lとチャイ2杯とチップス。こりゃービールがうまいだろう、と期待しながらビールを注文。が、昨日程おいしくはない(もちろん普通においしいが)。たぶん、昨日みたいに体を酷使して、体も心も疲れていなかったこと、あとは慣れもあるのかな。そして今度はインド料理を注文!右手で食べました!カレーみたいなのをナンみたいな激ウマのに巻いて食べました。自分についてくれたボーイは約17歳くらいの少年。もちろんタキシードを着ているが。「何歳?」と聞くと「30歳」。ん~本当かどうかわからないが、このボーイはすごく気がきく。笑顔で応対してくれるし。 帰りにわずかだがチップをあげた。が、部屋に戻って考える。ほんの50円くらいチップをあげる。向こうは大満足。しかし、またチップの為に、金の為に働くという方向に行かせてしまっているのではないか。とか、今酔ってるんで(少し)とりとめのない、まとまりのない文章だが、 「豊かな国に生まれた自分は腹いっぱい食べて、チップをあげる。」 「インドに生まれたあのボーイはチップの為に日々を捧げていく。」 何か考えさせられる。たぶんあの子は10代だから余計に。

  • インドの象と。<br />頭を抱いてくれている。<br />触感はすごく柔らかい。

    インドの象と。
    頭を抱いてくれている。
    触感はすごく柔らかい。

  • この象の人生は誰のもの?

    この象の人生は誰のもの?

  • ミナークシ寺院。<br />存在感と外壁の模様は圧巻!

    ミナークシ寺院。
    存在感と外壁の模様は圧巻!

  • インドの代表的なチップス。<br />おいしい。<br />これは塩味。<br />

    インドの代表的なチップス。
    おいしい。
    これは塩味。

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