カルチャーショック集　スウェーデン編

2005/09/12 - 2005/09/22

こんなド田舎のおじさんでも英語が話せるのか！

噂は本当であった。北欧では英語がよく通じると。
でもそのわりには、標識とか公共の看板はスウェーデン語だけの表示が多く、これなら日本のほうが進んでるではないか！

なぜか私は、北欧では英語も第２の公用語くらいの勢いで使われていて、きっと表示その他も英語併記だと思っていたのだ（なんて勝手な思い込み）。

こんな私の勘違いたちをここに書いときます。

スウェーデンの牛乳パック、かわいかった...。これはハイセンスです。

エリア スウェーデン

スウェーデンと聞いてイメージするのは？

私は今回彼に連れられてこの国に行くことになるまで、ほんっとに何の前知識もなく、

「なんだか福祉が行き届いているらしい国」
くらいの認識でした。

ベルリンに住み始めて、距離的に多少身近にはなったけど相変わらず「IKEAの国」くらいにしか思ってませんでした。

しかし、今の私は違います。
スウェーデンは、「芝生の国だ！」ということをこの目で見てきてしまいました。なんで誰も教えてくれなかったの？？

なぜこの国ではこんなに芝生がきちんと手入れされているのか。なぜこんなに景観美を保っていられるのか。ストックホルム在住歴40年以上の彼のおばさん（ドイツ人）に聞いてみました。

「庭の芝生が伸び放題になってたりすると、家に誰もいないのかと思われて空き巣が入る可能性が高くなるから」

おっと、意外な答えが。

なるほど、ストックホルムは都市だからわかるよ。（意外と治安悪いんだって。福祉の行き届いた国民総幸福の国、と思ってたらそうでもないらしい。）

でも田舎も芝生きれいだったよ。歩いてもふかふかで、ほんと緑の絨毯みたいなところばっかりだった！

ただ私は、田舎にはそれ相応の素朴さというか、なんかこう粗野な感じを望みたいので、整いすぎた景色はつまらなく感じた。

日本で都会から田舎に向かって車を走らせると、どんどん建物や風景、自然が田舎っぽい感じになるでしょ？それで、あー遠くに来たなあ、って実感が沸くもんだと思うんだけど。

ところでこの写真の看板、お気に入り。各地で見かけた。

このへんてこな像は、どこの町にあったんだったかな。（誰かが本物のタバコをくわえさせてた。拡大したら見えるかな？）

けっこう大きい町で、ここはそのど真ん中のショッピングセンター。日曜日の午後でしたが、人通りはまばら...。

この町で、昼食を取ろうと思ってレストランかカフェを探してたんだけど結局ケバブを食べた。

ほんとにどんな小さな町を走り抜けても、必ず「DONER＆PIZZA」（ケバブとピザ）の看板を掲げた安っぽい店は存在した。そして、そんな町ではそれ以外の選択肢が異常に少なかった。

うーむ。たった10日間足らずの滞在でこんなことを書くのはちと気が引けるが、どうもスウェーデン人はあまりグルメではないのではないか。

それとも寒くて長い冬には誰も外食しないから、必然的にこの国にはレストランの数が少ないということなのか？（今思いついた仮定だけど、けっこう真実かも。）

なんてかわいい標識かしら！猫ちゃ〜ん♪

そうそう、この国では道路でカーブにさしかかるときのサインも（日本にもある、矢印→が連なったようなサインね。）、スウェーデンの国旗と同じ水色に黄色でした。なんだかおしゃれな雰囲気。

物価が高い高い、と聞いていたけどスーパーマーケットでの買い物では別にそうは思いませんでした。牛乳１ℓに200円も払う日本人には別に驚くような価格設定はありません。

うーん、あと何か特筆すべきことあったかしら。
今思いつかないので、とりあえずこの旅行記はここまで。

スウェーデン...夏ならまた行ってもいいかなぁ。でももっと他の国を探検してからだな。