芝生の国スウェーデン?

2005/09/12 - 2005/09/22

結局丸4日間、毎日芝生と森と湖ばかり見ていた気がする。

ドライブ中に通り過ぎる町はどこも静かで、たまに見かけるのはお年寄りばかり。ここでも過疎化進行中か。若者は一体どこに？？

で、予定外にたどり着いた旧首都、ウプサラ。

おお、ここにいたのか！スウェーデンの若者達よ。
そこは若者だけの町だった。集団疎開か？

エリア その他の都市(スウェーデン)

でもこの写真の教会は昨日国立公園に行く途中に撮ったもの。

1684年に建てられた木造の教会で、Sarna という小さな町にあった。

（ちなみにSa のaは本来ウムラウトがつくのですが、表示できないのでaで代用。私の旅行記内ではその他の地名も同様にウムラウトを省略してます）

中ももちろん木造。すんごくこぢんまりしててかわいらしい教会だった！

教会の窓。なぜか色が微妙に異なってて、すごくキレイ。
でも別にステンドグラスを意識したわけではなさそうね。

この風景大好き。干草ロールがごろごろ転がってる様子がなぜかかわいくて仕方がない！

今日は、ほんとはどこか海岸沿いの町を見てみたくて内陸から南東に向かって車を走らせてたんだけど。

でもほんっとにどの町も超閑散としてて、もう車を止める気も萎えるくらいの寂しさを漂わせている。途中でレストランかカフェを見つけたかったんだけど、それもままならない...

どの町もなぜかケバブの店くらいしかやってない。なんでここまで来てトルコ料理！と突っ込みをいれつつ、あまりにも空腹だったので結局ケバブ食べてしまった...。

ベルリンのケバブより高い上においしくなかった（私の住むベルリンには30ｍおきくらいにケバブ屋がある。あり過ぎ）。やっぱりか！期待はしていなかったけど、それを裏切らない展開（笑）。

で、仕方なく海沿いも湖のほとりももう諦めて、一気にUPPSALA ウプサラまで行くことに。

着いたのはもう17時くらい。今日は250キロくらい走ったかな？

あら、でもなんだかウプサラってば名前は変だけど素敵な町じゃないですか！さすが旧首都だけある。古い町並みが残ってて、すんごくいい雰囲気を醸し出してるわ。

よし、ホテルを探そう！ってことで、目に留まったのがここ。歴史ある（らしい）「GRANDHOTEL HORNAN」でございます。

最初値段を見て「高！無理無理」っていって他のとこ見に行ったんだけど、他のとこは立地も建物もショボイくせにそう安くもなかったことから思い切ってここに泊まることに。

初！ヨーロッパの豪華ホテル宿泊です。

まずは部屋を見せてもらう。その角部屋からの眺めがこれ！
ウプサラのシンボルである大聖堂の尖塔が見えます。

んまー素敵なお部屋！調度品もお洒落だし、ここに泊まりたいわ！ってレセプションに戻って伝えたら、どうやらお姉さん間違えてうちらが思ってたより値段の高い部屋を見せてくれたらしい。

でもあの素敵な部屋を見た後で、今更他のショボイ部屋に泊まるのは切ないわ、ってことでまたまた思い切って一番高いこの部屋に泊まることにしちゃう。大奮発！

（ちなみに2人で朝食込み180ユーロくらいだった。日本ではそこまで高くないかもしれないけど、昨日まで2人で30ユーロくらいで宿泊してた私達にはたっかーーい！！）

せっかくこんな素敵なホテルに泊まるのに、チェックインした時点でもう19時くらいだよ。なんだかもったいないわ。

（でも実はこの部屋のバスルームは狭く、バスタブはなかった。シャワーのみでこの値段か。うーむ。）

よし、夕食もスウェーデン旅行以来初！レストランでちょっといいもの食べましょう。

日の落ちた町をぶらぶらしてて、偶然見つけたレストランで食事。すんごくおいしくて素敵なお店だった！クチコミに載せよ。

泊まった部屋。暗くて見えんっちゅーの！！
そうですね、すいません。

とにかく、シャンデリアがあって、天蓋つきベッドで、なんだか日本人の憧れるヨーロッパのホテルはかくあるべし！って有様でした。

昨夜はお姫様ベッドで快適に眠りました。

で、今日はウプサラを探検！

ウプサラはストックホルムよりずっと気に入った！
小さい町だけど、若者がいっぱいで買い物するとこもいっぱいあるし、町並みはきれいだし、おいしいカフェもたくさんあったし！

ストックホルムを訪れる人は、ぜひここに来るべき。

さて、今日でスウェーデン旅行ももうおしまい。明日はベルリンに帰る日です。
すでにベルリンの賑わいがちょっと恋しい私たち。

次の旅行記にこの旅の雑記をまとめまーす。