2005/07 - 2005/08
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バイシクーさん
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中辺路9日目(神社お寺前バス停〜小口バス停)
たったひとつの山越え、たかだか15km弱の全行程。それでも、大雲取山を越える今日のルートは、今回の旅で最大の難所である。
熊野古道全体を見れば、小辺路や大峰奥駆道にもっと険しい道が残っているのだが、この度そのルートは歩いていない。
出発地点は熊野那智大社に隣接する青岸渡寺の鐘楼横にあり、そこから標高800mを越える3つの峠を越えて小口集落まで一気にくだる。
さて歩き終えての感想。
中辺路の山々に残る熊野古道の全てを集約した山道、そう言っても決して言い過ぎではないと思う。
険しく厳しい急坂あり、昔と変わらないであろう石畳ありで、熊野古道を「道」にのみ焦点を当てて味わいたいのなら、ここを歩くだけで充分理解できるだろう。
ひとりで歩けば、その苦しい部分だけがピックアップされて強く心に残るので、できればグループで、休憩をたっぷり取りながら、ゆっくり歩くことをお勧めする。そう、つまり一言、疲れた〜、正直それが感想である。
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大雲取越の入り口。中辺路4日目の滝尻の時と同じで、出発してすぐ急坂となる。本格的な山ルートとは、初っ端からの急坂がつきものなのか。
ここから3kmほど先までが、心底きつかった…。 -
歩きにくい不揃いな石畳が多い。人がほとんど歩かなくり荒れてしまったからなのだろうか、それとも元々からこんな道だったのだろうか?
この旅で靴底は薄くなっており、胡桃大くらいの石ころを不意に踏んでは、その痛みに顔が歪む。まるで痛めつけるための足裏指圧のよう。 -
急坂の石段が至る所に残っている。それにしても、歩幅の合わない石段ばかりだった。
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まず最初の峠、船見峠。
熊野那智大社方面を臨めば海まで見渡せる。まず一つの難所を通過。 -
生い茂る杉の木に両脇を囲まれていでも、尾根道になれば木漏れ日も差し込む。
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越前峠。このルートでの最後の難所を越える。
ここからは、延々と下りが続く。 -
越前峠からの約4kmで600m近くの標高差を一気に下る。体が引きちぎれるほど苦しい坂、それに由来して胴切坂とよばれる。
これほど嫌になる淡々とした急な下り坂は初めてだった。しかし、この名はのぼりの苦しさに由来するはずで、逆向きのルートをとっていたなら、さらに苦しい道中になっていただろう。
どれ程のものか味わえなくて残念!いやいやほっとしたような…。 -
険しい山道には石仏を良く見かける。普通の山道と熊野古道の違いを挙げるとすれば、王子跡のほかにこれら地蔵や石仏の多さも挙げられるだろう。特にこの大雲取越、そして明日の小雲取越ルートには、風情ある地蔵(石仏)が数多く、古道と旅人を見守っている。
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ようやくのことで小口集落に下山。
中辺路4日目に続いて、またしても宿が取れなかったので新宮市へ戻ることになった。このあたり、バスの運行本数は一日2,3本だが、運よく一時間待ちで、バスに乗り合わせることができた。
<和歌山県発行 参拝道マップ>
http://wiwi.co.jp/kanko/walk/023/map.html
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