和歌山旅行記(ブログ) 一覧に戻る
中辺路9日目(神社お寺前バス停〜小口バス停)<br /><br />たったひとつの山越え、たかだか15km弱の全行程。それでも、大雲取山を越える今日のルートは、今回の旅で最大の難所である。<br />熊野古道全体を見れば、小辺路や大峰奥駆道にもっと険しい道が残っているのだが、この度そのルートは歩いていない。<br />出発地点は熊野那智大社に隣接する青岸渡寺の鐘楼横にあり、そこから標高800mを越える3つの峠を越えて小口集落まで一気にくだる。<br /><br />さて歩き終えての感想。<br />中辺路の山々に残る熊野古道の全てを集約した山道、そう言っても決して言い過ぎではないと思う。<br />険しく厳しい急坂あり、昔と変わらないであろう石畳ありで、熊野古道を「道」にのみ焦点を当てて味わいたいのなら、ここを歩くだけで充分理解できるだろう。<br />ひとりで歩けば、その苦しい部分だけがピックアップされて強く心に残るので、できればグループで、休憩をたっぷり取りながら、ゆっくり歩くことをお勧めする。そう、つまり一言、疲れた〜、正直それが感想である。

とにかく歩く熊野古道(中辺路九日目)

0いいね!

2005/07 - 2005/08

8811位(同エリア9011件中)

0

11

バイシクー

バイシクーさん

中辺路9日目(神社お寺前バス停〜小口バス停)

たったひとつの山越え、たかだか15km弱の全行程。それでも、大雲取山を越える今日のルートは、今回の旅で最大の難所である。
熊野古道全体を見れば、小辺路や大峰奥駆道にもっと険しい道が残っているのだが、この度そのルートは歩いていない。
出発地点は熊野那智大社に隣接する青岸渡寺の鐘楼横にあり、そこから標高800mを越える3つの峠を越えて小口集落まで一気にくだる。

さて歩き終えての感想。
中辺路の山々に残る熊野古道の全てを集約した山道、そう言っても決して言い過ぎではないと思う。
険しく厳しい急坂あり、昔と変わらないであろう石畳ありで、熊野古道を「道」にのみ焦点を当てて味わいたいのなら、ここを歩くだけで充分理解できるだろう。
ひとりで歩けば、その苦しい部分だけがピックアップされて強く心に残るので、できればグループで、休憩をたっぷり取りながら、ゆっくり歩くことをお勧めする。そう、つまり一言、疲れた〜、正直それが感想である。

  • 大雲取越の入り口。中辺路4日目の滝尻の時と同じで、出発してすぐ急坂となる。本格的な山ルートとは、初っ端からの急坂がつきものなのか。<br />ここから3kmほど先までが、心底きつかった…。

    大雲取越の入り口。中辺路4日目の滝尻の時と同じで、出発してすぐ急坂となる。本格的な山ルートとは、初っ端からの急坂がつきものなのか。
    ここから3kmほど先までが、心底きつかった…。

  • 歩きにくい不揃いな石畳が多い。人がほとんど歩かなくり荒れてしまったからなのだろうか、それとも元々からこんな道だったのだろうか?<br />この旅で靴底は薄くなっており、胡桃大くらいの石ころを不意に踏んでは、その痛みに顔が歪む。まるで痛めつけるための足裏指圧のよう。

    歩きにくい不揃いな石畳が多い。人がほとんど歩かなくり荒れてしまったからなのだろうか、それとも元々からこんな道だったのだろうか?
    この旅で靴底は薄くなっており、胡桃大くらいの石ころを不意に踏んでは、その痛みに顔が歪む。まるで痛めつけるための足裏指圧のよう。

  • 急坂の石段が至る所に残っている。それにしても、歩幅の合わない石段ばかりだった。

    急坂の石段が至る所に残っている。それにしても、歩幅の合わない石段ばかりだった。

  • まず最初の峠、船見峠。<br />熊野那智大社方面を臨めば海まで見渡せる。まず一つの難所を通過。

    まず最初の峠、船見峠。
    熊野那智大社方面を臨めば海まで見渡せる。まず一つの難所を通過。

  • 生い茂る杉の木に両脇を囲まれていでも、尾根道になれば木漏れ日も差し込む。

    生い茂る杉の木に両脇を囲まれていでも、尾根道になれば木漏れ日も差し込む。

  • 越前峠。このルートでの最後の難所を越える。<br />ここからは、延々と下りが続く。

    越前峠。このルートでの最後の難所を越える。
    ここからは、延々と下りが続く。

  • 越前峠からの約4kmで600m近くの標高差を一気に下る。体が引きちぎれるほど苦しい坂、それに由来して胴切坂とよばれる。<br />これほど嫌になる淡々とした急な下り坂は初めてだった。しかし、この名はのぼりの苦しさに由来するはずで、逆向きのルートをとっていたなら、さらに苦しい道中になっていただろう。<br />どれ程のものか味わえなくて残念!いやいやほっとしたような…。

    越前峠からの約4kmで600m近くの標高差を一気に下る。体が引きちぎれるほど苦しい坂、それに由来して胴切坂とよばれる。
    これほど嫌になる淡々とした急な下り坂は初めてだった。しかし、この名はのぼりの苦しさに由来するはずで、逆向きのルートをとっていたなら、さらに苦しい道中になっていただろう。
    どれ程のものか味わえなくて残念!いやいやほっとしたような…。

  • 険しい山道には石仏を良く見かける。普通の山道と熊野古道の違いを挙げるとすれば、王子跡のほかにこれら地蔵や石仏の多さも挙げられるだろう。特にこの大雲取越、そして明日の小雲取越ルートには、風情ある地蔵(石仏)が数多く、古道と旅人を見守っている。

    険しい山道には石仏を良く見かける。普通の山道と熊野古道の違いを挙げるとすれば、王子跡のほかにこれら地蔵や石仏の多さも挙げられるだろう。特にこの大雲取越、そして明日の小雲取越ルートには、風情ある地蔵(石仏)が数多く、古道と旅人を見守っている。

  • ようやくのことで小口集落に下山。<br />中辺路4日目に続いて、またしても宿が取れなかったので新宮市へ戻ることになった。このあたり、バスの運行本数は一日2,3本だが、運よく一時間待ちで、バスに乗り合わせることができた。<br /><br /><和歌山県発行 参拝道マップ><br />http://wiwi.co.jp/kanko/walk/023/map.html

    ようやくのことで小口集落に下山。
    中辺路4日目に続いて、またしても宿が取れなかったので新宮市へ戻ることになった。このあたり、バスの運行本数は一日2,3本だが、運よく一時間待ちで、バスに乗り合わせることができた。

    <和歌山県発行 参拝道マップ>
    http://wiwi.co.jp/kanko/walk/023/map.html

この旅行記のタグ

関連タグ

0いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP