2005/07 - 2005/08
8811位(同エリア9011件中)
バイシクーさん
- バイシクーさんTOP
- 旅行記13冊
- クチコミ0件
- Q&A回答1件
- 40,772アクセス
- フォロワー0人
中辺路7日目(楊枝口バス停〜新宮駅)
熊野川は和歌山県と三重県の県境でもある。そして両県ともに熊野川に並行するよう道が続いている。しかし、その交通量たるや雲泥の差、和歌山県側は片側一車線だが国道だけあって行き交う車は意外に多い。それに比べ三重県側の道は如何にも田舎の生活道としてひっそりと伸びている。山間の崖は脆いようで道路整備の状況を見てもじゅうぶん工事が行き渡っていない印象を受けた。とはいえ、三重県側を歩く方が今回の旅の趣旨にはふさわしいし、交通事故の観点からは安全だ。
昨日は和歌山県側を下ってきたが、今日の出発地点となる三和大橋から三重県側に渡る。そして河口に広がる熊野灘近くまでただただ歩き、河口の熊野大橋で新宮市へ折れて和歌山県へ戻ってくる。そのまま熊野三山の二社目、熊野早玉大社へ参拝するところで熊野古道に合流し、さらに、新宮市内にある神倉神社、ゴトビキ岩まで足を伸ばした後で新宮駅まで歩く。箇条書き的な説明で語れば、それが今日の道中だ。
熊野川沿いを歩くこの区間、和歌山県においてはそれなりの情報を得ることはできなかった。したがって「熊野古道を歩く(山と渓谷社発行)」を参考にしたが、それによると舟で川を下ったのは、いわば上流階級の人々であり、一般庶民は駄賃のかからない陸路で下ったそうだ。そういう意味でもここを熊野古道といっても間違いではないだろう。田んぼの広がる小さな集落を結び、そののどかな景色にしばしの安らぎを覚えたこともあったが、途中で用意しておいた飲料水が足りなくなり、三和大橋から熊野大橋までの道のりは、今回の旅の中でもとりわけ長く感じた区間だった。
-
三和大橋を渡りきって振り返ったところ。向こう岸が和歌山県側。ここから20kmほど先の河口まで橋はない。
-
朝靄にけぶる熊野川を三和大橋から望む。このあたりでは珍しくもないかもしれないが、なかなかの幻想的な眺め。
-
中辺路の中で、もっともスリルある古道を選ぶならば、間違いなく、ここ「デンジ帰り」を挙げる。垂直にそそり立つ岸壁を通る道に、いにしえの人はなぜこんなところに道を作ろうと思ったのか、という疑問を抱かせる。
-
飛雪の滝。すぐ横にキャンプ場を併設している。本来ならここで水分補給する予定だったが、どこぞの中学校のキャンプ中で生徒の貸し切り状態にあり、水場まで行けなかった。
-
ようやく見えてきた熊野大橋。熊野川は河口で大きく迂回しており、地図で見る以上に遠く感じた。
-
熊野早玉大社の入り口をかざる鳥居。熊野三山の二社目に到着!
しかし熊野本宮大社についてからまだ二日と間もないためか、あの時ほどの感動は込み上げてこなかった。いわば普通の観光旅行で目的地に来たときと似た感覚といったところか。 -
丹塗りの社殿で引き立つ熊野速玉大社。ここの説明も他に譲る。
-
神倉神社から急勾配の階段を上ったところにあるゴトビキ岩。ここ神倉神社で行われる冬の祭り、「お灯祭り」についてバスの運転手が誇らしげに語っていた。実際、毎年怪我人も出るほどの迫力のある祭りらしい。
-
ゴトビキ岩から新宮市を見下ろす。山、川、と自然ばかりに触れていれば、かえって街を見下ろす風景を懐かしく感じる。
-
新宮市の駅前ある徐福公園の桜門。中国の始皇帝に所縁があるということで、さすがに古来日本に比べ中国色の強い派手な色調。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
和歌山 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
10