2005/07 - 2005/08
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バイシクーさん
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中辺路2日目(下三栖バス停〜滝尻バス停まで)
早起き。
それは夏場における歩き旅のキツさを和らげてくれる良薬のようなものだ。
このところ人類繁栄の副産物のせいだかで異常気象も当たり前となった感がある。ここ昨今の酷暑もそのうちの一つだと素人が推測しても、当てずっぽうな考えだと一笑に付す者はほとんどいないだろう。
そんな中、暑さを凌いで歩く確実な方法としては、早起きが一番手っ取り早く、しかも効果的だ。日差しの強くなる前、つまり、午前中に歩き終えるくらいの予定で早起きする。そして空いた時間の午後はといえば、明日に備えてしっかり体を休めるのである。極端な比較になるが、午後のきつい日差しを浴びながら歩き続ける時間が長ければ長いほど、心身ともに受ける疲労度は指数関数的に大きくなる…ような気がする。それでも、スタート地点までの移動を何かしらの交通機関に頼れば、その始発に合わせて出発しなければならず、早起きによる暑さ回避にも限界があるのは確かだ。事実、今回の旅で、午前中に歩き終えた日はほとんど無く、平均すれば14〜15時くらいまで歩いていただろうか。あともう一つの問題、それは布団の中の心地良さとの戦い、これが最大の敵になる。朝5時起きになろうともその習慣に慣れれば問題なく目は覚めたが、布団から出るのはいつまで経ってもなかなか容易ではなかった。
さて、今日は久しぶりの布団で熟睡でき、5時過ぎに目が覚めたものの、始発のバスまでまだ少しあると二度寝に入ったのだが、危うく寝過ごすところだった。油断大敵である。
本日のルートは近世に入って以降賑わったらしい「塩見峠越え」、いわば二次的ルートで九十九王子はひとつもない。和歌山県が配布している街道マップによれば塩見峠を下りきった覗橋までしかそのルートを示していないので、そこからは滝尻のバス停まで歩きつなぐこととした。
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長尾坂まではアスファルトでほぼ平坦な道。それが長尾坂の登り口にくると、いきなりこれである。胸元まで伸びた雑草で、ここから先はもはや道でなくなっている。道端に落ちていた枯れ枝を拾い、1m位の長さに折って草を分け棒とし何とか歩きぬけた。マムシだけは出ないようにいでくれよ、と祈りつつ。
歩いてから分かったのだが、道全体がこれほど草に埋もれているのではなく、日差しの差し込むポイントだけが写真のようだった。木陰にはいれば案外普通に歩ける道だった。日が差し込まなければ雑草も育ちにくい、当たり前と言えば当たり前なのだが…。
後でこのあたりの集落に住む人に訊いたのだが、ここらの道はお盆過ぎてから雑草を刈るのだそうだ。それまでは観光客を含め歩く人はいないのだろう。 -
こんなの載せるまでもないのだが…。
「塩見峠」手前3kmくらいのところで、地すべりによる道の崩壊で壊通行止めを示す看板が!!ここまできて、初めてその事実を知るのだが、それならそうと観光案内所で知らせるか、もっと手前のせめて長尾坂上り口あたりでてくれよ、と愚痴が尽きなかった。既に半年以上前から通行止めらしいが、観光案内所でもらった街道マップには通れないとの記載はない、それどころか、案内所の職員もこの工事を知らなかった!!土木課と観光課の違いで情報がストップする、縦割り社会ですなあ。
このあたりは適当な迂回路もないので元きた道を戻るしかないのだが、運良く下山途中に出会った中年男性から、工事中だが通れないことはない、との情報を得て再度塩見峠へ向かうことにした。 -
いかにも地すべりを起こしやすそうな山肌。地すべりの起きやすい土地であることを実感。
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石仏の後ろが捩木の杉。この手前、数十メートルのところが工事中だった。ちょうど作業中で作業員に断りの声を掛けて通らせてもらった。
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ピン暈け。
塩見峠までこんな杉林の中を通る。結構急な斜面にあり、その道幅も狭く、見た目には感じないだろうが案外足のすくむ道である。 -
杉林を抜けて塩見峠へ。このあたりは見晴らしポイントだそうだが、今日は天気も悪く、おまけに霧が立ち込めており視界は良くなかった。
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塩見峠からの下りは林道になるが、所々、熊野古道への分岐を示す道標がたっている。写真の中央に標識らしきものが見えると思うが、ここもその分岐点のうちのひとつらしい。
しかし、この様相ではどこが入り口なのか見当もつかない。僕程度の山の知識で、こんなところまで分け入るのは無謀というもので、この下りは素直に林道のみを通ることにした。 -
いきなり蛇でスミマセン。
実はこの写真を撮る直前、鹿の親子に不意に出くわしたのだが、慌ててカメラを用意している間に逃げ去ってしまった。その直後、この写真の蛇に遭遇。ついでにシャッターを切ったというわけ。中辺路を歩いた10日間は、毎日のように見かけた。もはや珍しくもなんともなくなる。とはいえ蛇には、特にマムシにはじゅうぶん注意、注意。 -
滝尻のバス停付近の富田川と鮎釣り人。このあたりの川は非常に澄んでいて、これぞ清流を思わせる。
<和歌山県発行 参拝道マップ>
http://wiwi.co.jp/kanko/walk/016/map.html
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