ローカル線を楽しむ～姫新線

2005/08/13 - 2005/08/13

編集中
岡山県にある父方の墓参のため姫新線を利用しました。もともとは中国ハイウエイバスを利用する予定でしたが、お盆の土曜とあって２時間先まで満席。それならばと、大阪から姫路までは阪神・山陽の直通特急に念願の全区間乗車。そして、姫路から林野までは姫新線というコースを辿ったのであります。たまにはディーゼルエンジンの音も良いものですね。なお、直通特急は別途旅行記を立ち上げていますので併せてご覧下さい。

エリア 岡山

直通特急で姫路着。今回の車両は阪神の最新鋭９３００系。山陽の５０００系とのバランスを考え実に久し振りに送り出したクロスシート車です。

看板だらけの姫路駅ビル。現在高架化工事の真っ最中。

赤とんぼカラーの姫新線用キハ４７。ワンマンながら２両編成の１２:１０分発は立ち客が出るほどの盛況ぶり。ちなみに「赤とんぼ」カラーは沿線の龍野市がこの歌の舞台になっていることに由来します。

姫路駅高架化のあおりで新設された車両基地

林野駅　寂れてしまったが湯郷温泉の玄関口。私が子供の頃は１０両編成の急行が着くと旅館の幟を持った客引き兼送迎係がホームで大声を張り上げていたもんですが。

人影も無い林野駅前。これでも美作三湯の一つ湯郷温泉の玄関口である。かつては土産物屋が軒を並べ賑わいを見せていたのだが。中国自動車道開通という革命がこの町を一変させた。

岡山へのバス路線。林野駅前からは宇野バスが定期路線を持っている。退屈な車窓だが、手入れの行き届いたハイバックシート装備のバスの旅もまた一興です。

お世話になった英田交通。英田と書いてアイダと読みます。最近では英田ＴＩサ―キットで少しは名を売っているかも。

帰りもキハ１２０で。かつては行き違い設備のあった林野駅も下り線の線路が引き剥がされてしまった。帰途もＪＲ西日本のローカル線用標準車両キハ１２０のお世話に。（画像は別列車）

智頭急行線と合流。佐用駅手前で智頭急行の高架が姿を見せます。国鉄解体末期から長らく放置されていましたが、高規格路線として開業。特急列車が１３０キロで突っ走る第３セクターの数少ない成功例に。

雲泥の差
智頭急行線は南側から姫新線を跨ぐと並行して佐用駅に入り、今度は北向きに進路を変え鳥取方面を目指します。同じ単線非電化の路線でも姫新線とは大きな違いです。

細切れダイヤ
往路と同様佐用で乗り換えるダイヤになっています。同じホームで可能なのはありがたいのですが、停車位置の案内が全く無くみんな右往左往です。

さすがは新快速！
姫路からの復路はやはり新快速です。さすがに１３０キロ運転はすごいですな。
阪神・山陽の直通特急も抜本的なスピードアップを図らねば太刀打ちできないでしょう。

複々線の醍醐味
西明石からは関西名物の長距離複々線区間に入ります。２０７系の各停としばし並行します。

この旅行記へのコメント （2）

• セニョリータ・ユッコさん 2005/08/22 20:47:12

  私も姫新線に乗ったことがあります

  のぶりんさん、こんばんわ。「姫新線」を「きしんせん」と読むのは難しいですね。姫路〜新見（にいみ）を結ぶので姫新線と言うのでしょうか。ＪＲ西日本の「Ｔ−１グランプリ」参加のため、乗車しました。乗り継ぎをしないと、全線を走破できないですね。私は津山で、２度に分けて乗車しました。いつ乗っても、高校生と一緒だったと思います。中国地方内陸部で、「三江線」「芸備線」「姫新線」と、難所の路線の一つだと思います。

  のぶりんさん からの返信 2005/08/24 20:23:05

  RE: 私も姫新線に乗ったことがあります

  セリョリータ・ユッコさん、始めまして。
  
  T-1グランプリ、ぼくも登録していますが、最近は行動ができず欲求不満が溜まりっぱなしという状況です。
  姫新線も随分寂れたもんですね。父の実家が林野駅から車で北へ行ったところなので中国自動車道ができたおかげで随分と楽になりました。
  でも、寂しいですね。かつては10両編成の急行が上野に着く頃でした。
  良くぞがんばったことだと思います。