2002/10/01 - 2002/10/07
134位(同エリア166件中)
背包族さん
映画「芙蓉鎮」の舞台になった街、王村で名物、”米豆腐”を食べたり、鳳凰古城をぶらぶら散策したり、貴州の省境付近の苗族の村を訪れることを目的にした旅。王村は鄙びた雰囲気で良かったです。古城旅行が流行の昨今、訪問時期の問題かもしれませんが、鳳凰古城はまだまだ人が少なかったです。穴場ですよ〜。そして、このあたりの苗族はあまり観光ズレしていなく、とっても素朴でした。
アクセス―私が実践したケース―
D1 広州発 → 張家界(22:00前後の夜行列車、硬臥)
D2 張家界 → 猛洞河(列車、硬座) 注:猛洞河駅から下の方に降りると、船着場があります。 猛洞河の船着場 → 王村(渡し舟) 王村 泊
D3 王村 → 猛洞河(渡し舟) 猛洞河 → 吉首(列車、硬座) バスで、近郊の徳HAGN苗寨(観光苗族村)へ 民家 泊 D4 吉首 → 鳳凰(バス) 鳳凰古城 観光 鳳凰の民宿 泊
D5 鳳凰 滞在 バスで貴州省境のあまり観光地化されてない苗続の村へ 鳳凰の民宿 泊
D6 鳳凰 → 吉首(バス) 吉首 → 三江(超ロースピードのローカル線) 夜 三江着 三江県城 泊
D7 三江 → 桂林(バス)
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今回は札幌から羽田、成田から広州というコース。
広州−張家界行きの硬臥切符3人分は、旦那が前日広州でゲット。
発車まで時間があるので、バスで沙面へ向かう。 -
お決まりの散歩スポット、上下九路。
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広州のお気に入りの飲茶の店「陶陶居」。
安くてうまい!
写真とったら怒られた。 -
1階は大人数用、結婚披露宴に使われるスペース。
飲茶は2階の席へ。 -
併設のベーカリーには、パンや月餅も販売中。
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広州で月餅が有名なのは、向かいの「蓮香楼」と「陶陶居」。
ここでは、中秋節の時期以外にも売っているので、お土産用として買うのに便利。 -
広州-張家界の列車、硬臥席。
広州管轄の列車は清潔。 -
翌日、張家界駅に到着。
張家界は有名観光地だが、今回の目的はちょっとマイナーな古城訪問だったので、ひねくれものの私は、素通りしてしまいました。
王村(芙蓉鎮)へのアクセスの基点猛洞河行きの切符を買う。 -
超ローカル列車。
短距離の列車移動で硬座に乗ったのは初めてかもしれない。
ちなみに、初めて中国で汽車に乗ったのは、上海−杭州間で軟座席だった。 -
客層はまさに私の勝手な”中国人民”っていうイメージにぴったり。
サントリーウーロン茶のCMに出てきそう!
庶民のことは、中国語で”老百姓”という。
湖南省の西部は、トゥチャ族・ミャオ族自治州となっており、地域名は”湘西”。
聞くところによると、省都”長沙”などの地域より治安がいいそう。
最も治安の悪いのは、衡陽や南部の広西省境あたり。 湘西は、貴州に近く、少数民族が多いエリアなので優しい人が多い。 -
猛洞河駅から階段を下に降りると船着場がある。
ここから王村に船で渡る。 -
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すごく水がきれいで感動!
桂林よりきれいかも。
なんだか、写真だけ見ると三峡っぽい。
三峡は、まだいったことないのであやしい評価だけど・・・。 -
猛洞河では夏にはラフティングできる。
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ここ「芙蓉鎮」こと王村は、映画「芙蓉鎮」の舞台になった町。
主演は、劉暁慶と姜文。
ストーリーは文化大革命に翻弄される男女のお話。
この映画に出てくる女主人公が売る”米豆腐”が食べたくてここまでやってきた。
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石畳の町、王村の小学校。
オフシーズンのため、石畳のメインストリートには、人はまばら。
すごく観光地化されていると聞いていたが、案外鄙びたのんびりした町。
宿も安くて清潔。 -
宿の向かいにいた賢そうな犬。
シェパードと”土狗”の混血か?
映画「山の郵便配達」に出てくる犬に少し似ている。
中国の犬は人を恐がらない。
中国人(田舎の人)は、子供の頃から犬と共に生きている。 -
メインストリートをまっすぐ進むと、「土家族民家博物館」発見!
有料。 -
これが、米豆腐。
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翌日の朝、埠頭に行ってみるとこのとおり。
週に何回かの市でも開かれる日なのか、篭を背中に背負った地元の人々でごった返している。 -
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ふたたび猛洞河駅に戻り、吉首行きの列車を待つ。
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田舎の人が多い。
肥料の袋の中には何が入ってるんだろう。 -
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苗族の観光村「徳Hang村」。
アクセスは吉首からミニバンで。
張家界のような景色が広がる。
ここは、C-Tripや他の中国語のHPで見つけた観光地。
入場料が必要。
アクセスは吉首からミニバンで。
今回の旅行にあたり、参考にしたのはC-Trip(携程)という中国版旅行の口コミサイト。
中国にも、こんなにバックパッカーがいたのかとびっくりするくらい、口コミ情報や個人旅行記が充実しているので、中国語が解読できと便利。
私は、プリントアウトして旅行中持参。
旦那にこのプリントアウトした資料を旅行中なくされたのは残念。
この観光村は、期待はずれ。
見るべきものはあまりない。 -
徳HANGは、湘西自治州の州府の吉首市の西の郊外の20キロに位置する省級の観光スポットである。
この地は地勢が変化に富み、絶壁が高く聳え、山々が入り組んでいるので、多くの断崖絶壁や石壁、滝、原始森林が形成されている。
エリア内は植物資源が豊富で、渓流が交錯しており、気候は年中春のように穏やかで心地
矮寨鎮から渓流沿いに4キロ進むと、徳HANG苗寨に着く。
渓流沿いでは、水車や滝、渡し舟、苗族の吊脚楼などの風景が見られる。
村をずっと奥まで進むと、小さな滝がある。
滝の前に苗族の貸衣装写真屋が2軒あり。 -
エリア内には、苗族が集住しており、苗族同士は日常会話に苗語を使用している。
苗族の恋愛は、自由で、歌で気持ちを伝え合う。
苗族の女性は、銀の飾りを好み、襟のない刺繍の服を着ており、男性はゲートルを巻き、
前ボタン式の上着の着ている。
彼らは、養蚕を行い、糸を紡いで、布を織る。
手仕事で作った織物は何物にも勝る。
また、苗族は、古来から伝わる方法で、油を絞ったり、紙をすいたりする。
水車で灌漑を行って取れた米の精米も古来の方法で行う。
春になると、「苗家做客」、「LAN門対歌」、「敬酒」、「苗家跳歌晩会」、「歌舞会」、「苗族鼓舞」、「灯火送客」等、三十近くの観光用の苗族の伝統行事の実演が行われ、自ら体験することもできる。
観光村だけど、苗族が普通に暮らす村でもある。 -
観光村の入口に続く道で、焼き芋を売るおばあさん。
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観光村の内には、普通に苗族のみなさんが暮らしている。
おばあさんの民族衣装はやはり実生活に則していて良い。
つまり、お客さん用じゃない。
ここの苗族のおばあさんは、白い頭巾をかぶっている。
何か腰紐のようなものを編んでいる。 -
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観光村では夜になると苗族のショー「苗族大型篝火晩会」が始まる。
村の広場に椅子が並べられ始めたので、座っていたらどけるように言われる。
ぞくぞくと大型バスで観光客が集まり始めた。
どうやらここは、夜ショーを見るためだけに訪れる団体観光客が多いようだ。
椅子も団体観光客向け。
私たちだって入場料払ってるのに! -
ショーは、観光用の民族衣装を着た苗族の若者の歌とダンス。
ショーは観光化されていて雲南でこの手のショーを見たことがある私にとっては、つまらない。
このショーを別に見たくない場合は、この村に泊まる必要性はない。 -
私たちは家庭旅館(毛の生えたレベル)に宿泊。
もちろん、風呂もなし、顔洗うこともできない、歯も磨けない。
吉首まで帰ればよかった。 -
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ショーは毎日同じものなのだろう。
慣れた感じで、司会が段取りよくすすめていく。
まるで、中央電視台の音楽番組でも見ているかのようだ。
ショーもたけなわになると、観客も巻き込んで歌の披露が始まる。
中国人は物怖じしないので、アドリブで歌を披露する中国人観光客続出。
日本人も見習いたいものである。
私は無理だけど・・・。 -
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