2005/07/12 - 2005/07/12
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フルリーナさん
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フランスピレネーの D’ossoの谷に小さなプチ・トランが走っています。
遊園地の電車のようなのに、かなりなスピードで断崖絶壁の道を1時間近く走ります。絶景に気がまぎれますが、かなりスリリング。
とても人気スポットで3時間半待ちましたが(^^;)。バカンスの時期は予約をしておくことをお勧めします。
※著作権は放棄いたしておりません。写真・文章の無断転用は禁止します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ここ、D’ossoの谷にあるプチ・トランはフランスでも人気スポットのようで、ルルドなどからも観光ツアーが出ているようです。
この日はお天気に恵まれたこともあって、たくさんの人々が来ていました。
電話予約ができたのですが、天気が悪かったら違う場所に行こうと思っていたので、予約なしになってしまいました。
ここについたのが12時少し前、切符を買いに行くと
3時半の列車になってしまうとのこと。
3時間半待ちは悩んだのですが、せっかく晴れたので待つことにしました。
遠足できている小さな子たちもいっぱいいました。
大きな荷物は観光局で預かってくれます。
ここには、数件のレストランとお土産やさんが数件あるだけです。
3時のゴンドラ。3時半の列車と聞いて、ゴンドラは3時に乗らなくてはいけないかと思ってしまい大失敗しました。ゴンドラはいつでもあがれました。
どうせなら眺めのいい、上のレストランで時間待ちをすればよかったのですが・・・。
待ち時間を利用して、フィリップさんが予約してくれたオロロンまでのタクシーに、「プチ・トランが遅いのにしか乗れないので、迎えの時間を遅くしてくれるように・・・」頼まなくてはいけません。
しかしここのお店には、テレフォンカードが売ってなくて、公衆電話が使えません。
お昼休みで観光局もしまってしまったので、近くの旅行社にどこでkaードが買えるか聞きに行くと、カードは売ってないからと快く電話代も取らずに貸してくれました。 -
ゴンドラは、待たずにいつでも乗れました。
バイクをゴンドラに載せてるグループがいました。
バイクでどこを走るのでしょう?
列車で走ってみて、バイクが走れそうな道は見当たらなかったのでのですが・・・。
道なき道を走るのでしょうね。 -
D’osso渓谷のlarunsとgavas村を南に下ったダム湖の横の駐車場そばから、ゴンドラが出ています。
まず、ロープウエイで山頂駅へ。
ここは、標高1930メートル。700メートリ近く一気に上がります。 -
頂上からは右手のPic du midi D’ossoの美しい山容を望めるはずだったのに、「3時までにゴンドラに乗る」を「3時にゴンドラに乗る」と勘違いした間抜けな私は、下のゴンドラ乗り場のレストランで時間をつぶしてしまいました。
ああ、2時まではばっちり雲のなかったのに!
すでに3時には雲がわいてきて、Pic du midi D’ossoの頂上は雲の中でした。
みなさん、時間をつぶすときはくれぐれも、上の駅で!
下に見えている湖はダム湖ファブレージュです。 -
さあ、いよいよ出発!
この汽車ぽっぽ、線路の幅はわずか500mm。
ディーゼルも普通のものより小さいです。
席は2人がやっと座れる幅で、シートベルトはあるものの、役にたたなそうなテロテロのシートベルト。
もちろん乗り込むドアにガラスなどなく、転落防止の鎖などもありません。
まあ、この時点では、
「かっわい〜。おサルの電車みたいね〜」
などと。はしゃいでいたのですが・・・。 -
まず列車は、トンネルに入ります。
これがけっこう長いのに、何の囲いもないキシャポッポなんで、クサイクサイ。
ディーゼルのにおいにまず窒息しそうになりながらのスタートです。
こんどこの列車に乗られる人は、活性炭いりのマスクをご用意ください。
ディーゼルの臭いに気持ちが悪くなりそうでしたが、やっとトンネルを抜けると、素晴らしい世界の始まりです。
行きは左が崖側、右が山側です。
山側はこんなふうに、たくさんの花を見ながらの気持ちのよい風景です。 -
・・・・が、左側はこんなふうに、ずっと終点まで50分、切れ落ちた谷ぎりぎりえを走り続けます。
-
-
すれ違うときは単線ですので、待ち合わせポイントでしばらく停車します。
最初は怖かった屋根なし窓なしですが、慣れてくると写真は撮りやすいし、空気は気持ちよいし(トンネルを除く)、なかなか快適です。 -
谷側にはpic de cezy(2209),pic du ger(2613)などの山の眺めが美しいです。
-
待ち合わせポイントでハイキングをしている親子連れに会いました。(写真を拡大してみてください。崖のふちの線路を歩く親子が見えます)。
電車が行った後、線路の横を歩いて行ったのですが(横っていってもほとんど隙間なし)、あの親子連れ、単線のところで電車が来たらどうやって避けるんだろう・・・と真剣に心配しちゃいました。
山側にへばりついて電車を避けるのでしょうか?
ほかに歩けそうなコースはなかったし・・・謎です。 -
同行者がいいました。
「こんなおサルの電車みたいなんで、こんな所走らないでよォ〜、って感じだよね」。
確かに・・・。 -
では、何でこの汽車ぽっぽは、こんな崖っぷちを走るのでしょう。
それには、長ーい歴史があるのです。
この路線が作り始められたのは1920年。
これは、もとはこの終点のダムを作るにあたっての建築資材や、関係者を運ぶために作られたものだそうです。
ダム付近にはロープウエイをかけられる場所がなく、ロープウエイを架けられる地点から線路を敷いたそうです。 -
そしてダムのお仕事をめでたく終了し、今度は観光客を運ぶことになったのです。
-
イチオシ
おかげで、私たちはこんな絶景の中をスリリングな旅を楽しめます。
しかし、こんな汽車ぽっぽで、建築資材を運んだ工事関係者の方々は大変だったでしょうね。
いえいえ、それよりも、ここに線路を敷いた方々はどうやって工事したんだろうと思っちゃいます。 -
弟が言いました。
「わあ、羊が蛆虫みたいだア」
たとえは悪いですが、状況を的確に捕らえた表現であります(笑)。
これは行きに撮影した羊の大群。 -
この汽車ぽっぽは、帰路も同じ道を引き返します。
で行きに見た、蛆虫のような羊の大群が
帰りの車窓では、こんなふうにすぐ横まで降りてきていました。
美味しそうに夕ご飯をたべている最中でした。 -
終点駅Artouste.
ここからダム湖まで岩の道を登ります。 -
ダムまで15分〜20分ほどの登りです。
-
がんばって上ります。
-
ダムが見えてきました。
-
ちょっとしたカフェがあり、ここで絵葉書を買うとスタンプを押してくれます。
-
ダムの周りを散策することもできるようです。
でも、帰りのきしゃぽっぽの時間があるので、ここで引き返しました。 -
これが、lac d’artousteのダムです。
人造湖ですから、湖のたたずまいとしては自然の湖ほどの美しさはありませんが、水の色や周りの風景はなかなかのものです。
しかしなんといっても、9・5キロの断崖の道を、ピレネーの山々を眺めながら走ることが、この汽車ぽっぽの醍醐味でしょう。
「3時間半待っても乗ってよかったね〜!」
というのが、同行者たちの感想でした。
ちなみに当然帰りは右側が崖になります。
高所恐怖症の人は山側に座れば、そう怖くないと思います。
崖好きな人は、谷側にどうぞ!
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この旅行記へのコメント (10)
-
- korotamaさん 2009/07/24 21:30:58
- スリリング!
- フルリーナさん、今晩は〜。korotamaです。
一瞬、心臓が止まりそうになってしまいました!
なんてスリリングなんでしょう。
korotamaも乗りた〜い(^。^)
- フルリーナさん からの返信 2009/07/24 21:58:29
- RE: スリリング!
- korotamaさん。
私も乗ってみるまでこんなスリリングな汽車ぽっぽとは思ってもみませんでした。
なかなか人気のようで、夏には予約しないと何時間もまたされます。
いつかぜひ!
-
- ぶうちゃんさん 2008/06/01 11:43:55
- はじめまして
- まるで遊園地の乗り物みたいですね。断崖絶壁の絶景見事なものですね。遊園地のようなかわいらしい汽車が見事な演出になっているようですね。
- フルリーナさん からの返信 2008/06/01 22:54:13
- RE: はじめまして
- ぶうちゃんさん
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
ほんとに遊園地の電車みたいなかわいらしさとは裏腹に
かなりのスリリングな乗り心地です(笑)。
パンフレットにはスキーかついで乗ってる雪の中の電車の写真もあったのですが、考えるだけで恐ろしいです(ブルブル)。
でも、夏場はほんとに気持ちのいい電車ですよ。
結構人気があるらしく予約が詰まっていてだいぶ待ちました。
-
- おでぶねこさん 2005/09/05 16:42:26
- はぁ〜あ。ため息です。
- こんにちは。フルリーナさん。
改めて旅行記を拝見しました。
自然の美しさと、絶景の数々。
地元の方とのふれあいも素敵な思い出ですね。
もう、ため息です。
それにフルリーナさんの情報量の多さに感服しました。
凄いです。これだけの情報をどうやって集めておられるのかと・・・。
聞いたことも無い場所の名前に、地図をおっかけるの大変です。
とほほ・・・お恥ずかしい。
私の旅の予定(予定は未定)に、
アヴィニィヨンを起点にして
リュベロン地方の村々をたずねあるく・・・。
って言う計画が有ります。もうひとつ訪ねたいのはコンク。
フランスにもほんとうに美しいところがあるんですよね。
イタリアに比べると、交通がたいへんそうで、
いっぱい下調べをしてからって思いながら・・・。
でも、ずっと憧れているのです。
トゥールズから足をのばして、このプチトラン絶対乗ります!!!
いつの事になるか分かりませんが。でも季節は絶対夏ですよね。
どの旅行記にもホントたくさんの時間をかけてらっしゃって、
旅への愛着が感じられます。
次の旅行記もゆっくり、じっくりお願いします。
のんびり待っています。
- フルリーナさん からの返信 2005/09/06 00:24:14
- RE: はぁ〜あ。ため息です。
- viaggioさんのぺージ、私のほうこそため息です。
限定で効くフェロモンがあるらしい・・。
トスカーナいいですね〜。
私は次はいつ行けるかわかりませんが、それまで楽しませていただきますね・・。
あまり知られていない村を探す・・・・のは、趣味みたいなものです。
今はそれでもネットがあるのでいろいろ情報が見つけやすくなりました。
たとえば、今回行ったピレネーで見つけたこの谷のサイトhttp://www.valletena.com/
・・・時間がなくてこの谷に行けなくて悲しかったのですが、素敵なところっていろいろありますよね。
ネットでバーチャルの旅・・・時間を忘れて、家のものに冷たい目で見られてますが(笑)。
>リュベロン地方の村々をたずねあるく・・・。
って言う計画が有ります。もうひとつ訪ねたいのはコンク。
実は今回初めての予定ではフランスピレネーと、コンク、ラポピーと周り、ギャヴァルニー・ルルドからカニグー修道院そしてカルカッソンヌ、バルセロナっていう予定だったんです。
でも交通機関を調べたら10日では回りきれずにあきらめました。
ほんとに不便なところなんですよね。だからあんなに美しいんでしょうけど・・・。
コンクは憧れの村なんです。コンクもラポピーもここに泊まろう!とホテルまで決めていたんですけど・・・。
観光局に国際返信用切手を入れて、現地の資料を送ってくれるように頼むと、現地ならではのホテルや民宿情報や、地図が手に入りますよ。
ガイドブックとかに載ってない村を訪れるときは、手間はかかりますが、これが一番です。
-
- ももんがあまんさん 2005/08/27 19:05:59
- すごいですね〜
- こんにちわ、フルリーナさん
写真を見ているだけで、足がスクみます・・・、どのくらいのスピードで進むのでしょう、10?/hくらいなら、高所恐怖症気味の僕でも耐えられるかも・・・??。
でも、こういうもの(工事の残りカス)を観光資源にしてしまうセンスと言うのに感心しますね、たいしたもんです、発想が良いですね。
一票入れておきますね。
- フルリーナさん からの返信 2005/08/27 20:41:35
- ももんがさん
- 1票有難うございます。
このキシャポッポこんなおもちゃみたいなのに時速15キロで走ります。
曲がりくねっているのでけっこうなスオイード感がありますが、崖側に座ると怖いけど、山側ならそう怖くありませんよ。
怖い<絶景&ワクワクなので、怖いはだんだん忘れていきます。
機会があったらぜひぜひ!
-
- デコさん 2005/08/16 14:50:08
- スリル満点でしたね!
- ほんとに、よくもまぁこんないい所があるのをご存知だなんて
さすが、フルリーナさんですね。
断崖絶壁のこの汽車ポッポ、
3時間待っても、待ち甲斐があるってことが
よ〜くわかりました。
ステキなご旅行でしたね。
- フルリーナさん からの返信 2005/08/17 23:09:44
- デコさん
- ええ、こんなに待つとは思ってもいなかったのですが、人気のあるキシャポッポということが、乗ってみてわかりました。
この辺や、アラゴンピレネーは特にフランス人には人気の観光地だったようですが、日本ではほとんど紹介されていません(特にアラゴンピレネーは)。
素晴らしいところだったので、ぜひいろいろご紹介したいです。
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