2005/07/09 - 2005/07/10
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尾瀬リピーターさん
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今回は、同行者推薦の尾瀬沼行きである。
9日(土)6:25出発。同行は、友人のO君。
順調に首都高にはいるが、関越道・鶴ヶ島JTで、事故で2時間の大渋滞。
事故現場を見ると、合流車がスピードを出し過ぎ、本道に転落。
他車を巻き込んだ事故。
おかげで、鳩待峠到着が、2時過ぎになる。
今回のツアー参加者は男性22名女性10名。
前回参加した人もいた。カップルも多い。
見渡したところ、前回の「アルコール」おじさんはいないよう。ほっとする。
宿でその話をすると、やはり「有名人」のようであった。
さて、2:30鳩待峠出発、時間も無いので、一路、見晴をめざす。
山の鼻到着休憩。
宿泊のことを聞いてみると、小屋は一律8500円。
山の鼻では、キャンプも出来るが、1500円程度。
風呂、食事を小屋でとると、5000円くらいか。
次は、キャンプ設営もあたまにある。
まもなく、出発。
いよいよ尾瀬ヶ原に入る。
何度来ても、ワーッと開けた尾瀬ヶ原にはいると何ともいえない気持ちになる。
7月の季節は、初めてである。
今回の、キャッチフレーズは尾瀬沼黄金の絨毯(ニッコウキスゲ大群落)。
鳩待峠〜尾瀬ヶ原(山の鼻・牛首・見晴)〜尾瀬沼〜大清水である。
泊まりは、前回と同じ、檜枝岐小屋。
尾瀬ヶ原にも、ニッコウキスゲの群落はあった。
木道の間にも咲いている。
他に目立つのは、カキツバタ、ワタスゲ、アヤメ等。アザミは未だ早い。
オレンジ、白、紫、そして湿原の緑のコントラストが鮮やかである。
水芭蕉は盛りをすぎているが、残り少ないものを見つけ、写真にとる。
前回9月、前々回6月とは、また違う尾瀬の顔である。
鳥も、郭公、ウグイスと泣き続けている。
途中の鉄製の橋が、2カ所とも歪み、補修されている。
いかに、今年の積雪が多かったかわかる。
橋のたもとに、コインを投げ入れないでくださいとの標示が。
どこにも、馬鹿はいるものだ。
5:00過ぎに小屋に到着。
到着まもなく、雨が降りはじめる。結局一晩中降り続いた。
東電小屋に寄ったグループはかなり濡れたようだった。
山小屋は何でも早い者勝ち。
すぐに、風呂に入って、汗を流し、食事をとる。
前回同様、おかずは、多くないが、マイタケご飯などあって、十分だ。
夜は、O君の持ってきた「ウーロンハイ」を飲みながら、
部屋の人とビジネス談義。
他の人たちも、9時消灯ギリギリまで飲んでいる。
翌朝5:00起き。
また、O君の大いびきで熟睡した気がしない。
雨はやみ、見晴から、至仏山をみると、朝霧がかかっている。
今日1日何とか持ちそうだ。
6:30出発。一路尾瀬沼を目指す。
見晴が標高1500M、尾瀬沼が1670M。
200Mの登りである。
白砂峠までがきつい。まだまだ、尾瀬沼は見えない。
山が開け、ニッコウキスゲやツツジの小群落が見え、ほっとする。
やがて、まず尾瀬沼のほとりの「長蔵小屋」休憩所につく。8時過ぎ。
やはり、ニッコウキスゲの群落にはまだ早い。
標高差200Mがそれを物語る。
しかし、ここからの燧ヶ岳は、手に届くほど近いところに見える。
更に、尾瀬沼の中心、ビジターセンターを目指す。
途中の川に、大きな魚影、沼の「主」か。
聞いてみると、ニジマスらしい。50センチはあった。
ビジターセンター付近も、ニッコウキスゲはあと1週間だそうだ。
残念だが、尾瀬沼風景で十分満足だ。
1年中来れるわけではないし、その時その時の尾瀬を楽しめれば良い。
尾瀬沼を発ち、三平峠(1762M)へ向かう途中の「尾瀬沼風景」は
そのまま、「箱庭」そのもの。
小さな島が、「竹生島」だ。
そう、全体を小さくすれば、修学院離宮そのものズバリである。
やはり、こんど中国人のJ君にこの場所を見せる必要がある。
日本人の愛でる原風景がここにはある。
日本・日本人理解には、一見にしかずであると思った次第。
下山の大清水へは、これと言ったものはないが、急なだけに登りはきつい。
途中出会ったのは、茨城大付属中の2年生団体くらい。
きつそうだった。
見晴を出て、5時間30分。
12時には大清水に到着し、茶店の風呂で汗を流し、山菜の天ぷらで一杯。
2時前に出発、帰路につく。6:30着。
次回は、沼山峠から尾瀬沼散策か、あるいは鳩待峠から至仏山登山。
次も、尾瀬を楽しみたい。
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