音楽の都

2005/02/25 - 2005/02/26

アマデウス＝モーツァルト。神童と呼ばれた彼が音楽の分野以外でも活躍しているなんて、僕はウィーンに着くまで知りませんでした。多分、生前のモーツアルト自身、まさかこんな形でチョコレートの販売促進に貢献するとは予想もしなかったんじゃないでしょうか。ＣＭとかあるのでしょうか？ぜひあって欲しい！！

『ハーイ！ボク、モーツァルトだよ。え？ピアノが上手く弾けないって？大丈夫！！君もこのモーツァルトチョコ食べてれば、絶対ボクみたいにピアノ上手くなるよ！チョコ食べてガンバテクダサイ！それじゃ、ダンケッシュ！』・・・多分ないな。

エリア ウィーン(オーストリア)

見渡せば、流石、音楽の都。中世っぽい格好をした人を見かけました。いい雰囲気でした。ボクの所にも『オゲンキデスカ？』と切り出して、オペラっぽい話にもっていった中世の人がいました。用は客引きでした。ちゃんと中まで着飾った人もいたけど、赤いマントの下は私服だった人もいた。配給されなかったのか？ふと、悲劇のヒーロー半人前ライダーのライダーマンを思い出した。急に悲しくなった。どこであれ働く事は厳しいものです。

みんなと一緒に路上パフォーマンスを見入ってるライダーマン２人組。

中学生の頃、ベートーベンとシューベルトのお墓の間で朽ち果てたい・・・と思っていた事がありました。思い出すだけでハズカシイ程に若気のいたりです。

しかし、それから、１０年経って、自分がまさかその場所に立っていたなんて、中学生の頃は思ってもいませんでした。当然、そんな想いはこの長い歳月の中で忘却の彼方に消えていったのですが、面白いモノで、無理してでもウィーンに行きたいという想いの裏にはこの場所を訪れたかった想いがしっかり刻まれていたのでしょう。

訪れる事で、昔の記憶の断片に触れることができた、いい日だったと思います。

ココが、朽ち果てたいと思っていた場所です・・・。
小道だったんだ・・・。

なんかよかったので、撮りました。そーいえば、ミラノで見た信号機も可愛かったな。ムダがないっていうか、スマートっていうか。