2005/02/25 - 2005/02/26
61位(同エリア68件中)
148さん
もう1度訪ねたい街は?と聞かれたら、ハーメルンもその候補の中に入ると思います。実際、旅中にも聞かれたらハーメルンをイチオシていました、が、意外や意外、ハーメルンの笛吹男の童話を知らない人が結構いたのです。
まぁ、たまたまだったのかも知れませんが、ボクは『童話が有名だし、みんな知ってだろう』と思い込んでいたので、自分調べで5割の人が知らなかったのには、少し驚いてしまいました。
ハーメルンから、童話をとったら、はたして何が残るのでしょうか?
身もフタもない事言ってますが、ボクは非常に好きな街です。
そんな訳で、自分解釈でありますが、今回は普段以上まじめに紹介をしていきたいと思っています。
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伝説の街ハーメルン。
あの童話はあながちウソじゃないそうです。
製粉がさかんな地域でのねずみの被害・・・。
一夜にして消えた子供達・・・。
今、現在でも音楽演奏の禁止された道の存在・・・。
街の至る所に童話の元となった伝説が今も尚息づいているのです。 -
この写真の写っている道こそが、お察しの通り、その昔、笛吹男と笛で誘われた子供達の行列が通ったと言われている道なのです。
今も尚、この道での音楽演奏禁止という形で色濃く悲しみの伝説は残っているわけですね。 -
ねずみの固焼きパンです。
その昔、製粉が発達したこの地域ではネズミの被害が後を絶たなかったそうです。ほとほと困り果てた街の人々。そんな時に彼らの前に現れたたのが、天使か悪魔か、この街を伝説の街にした男だったわけですね。
伝説の幕開けともいえるネズミの存在は固焼きパンという型で今でもその伝説の一旦を担い残っているわけです。 -
笛吹男の博物館です。
玄関正面に笛吹男の人形が立っているのが目印です。
ここでは、童話の起源やその発展や街の歴史を知ることができます。
怖い話じゃないのですが、時々、この人形の顔を思い出しては恐怖感に苛まれています。この旅行記を書いてる時分も、一人幾度となく思い出しては、小さな心の臓を更に小さくしておりました。何故か印象に残る顔だったのです。 -
街並み 〜昼間の顔〜
雪の降り方が気のせいかドイツに入ってとても綺麗でした。粉雪というのでしょうか?まるで雪が生きているかのごとく、舞い踊っているように思えました。
ハーメルンの街はとても可愛らしくまとまっています。その空間に入ると、気分はメルヘン。雪が演出として一役買っているのも大きな要因でした。
のどかな街、親切な人々、ゆっくり流れる時間・・・
しかし、この時のボクは、夜の訪れと共にやってくる伝説の根付いた街の悲しみに全く気づいていなかったのです。 -
街並み 〜夜の顔〜
写真でも分かるように、夜の訪れと共に、恐ろしい程に街から人が消えていました。店の灯り、街灯はあるものの、人の気配すらも感じませんでした。
一夜にして消えた約130人の子供達。
今もこの街の人々の心の奥底に、あの夜の不可思議で悲しい出来事が深く刻まれている表れなのでしょうか。
〜夜まで遊ぶ♪悪い子は♪笛吹男が♪連れてくぞ♪〜
なんて童歌があったとかなかったとか・・・。
全ての真相は謎に包まれたままなのです。 -
街並み 〜夜の顔・つづき〜
驚く事に、上の写真共々、メインの大通りなわけです。
そして、時刻は18時過ぎというから、どれだけ早くみんな寝静まっているんだ・・・と思った訳です。
余談ですが、この時期のハーメルンのユースホステルはオススメです。淋しさ満載です。6人部屋が3〜4つ、もしくはそれ以上あったと思いますが、この日の宿泊客は、ボクを含め、な・なんと3人!!受付のはからいで、各人が各部屋を使用していたわけです。
ユースの部屋の窓から見える川。
これは、伝説の中で男が笛を吹いてネズミを連れ溺れさせたという川なのでしょうか?そんな事を考えていると、その静けさ、人の気配のなさ、伝説の街という事実、全てが寂しい方に向いており、窓に映る自分の姿すらも怖く感じてしましました。
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