レマン湖周辺散策（１）ナルシスを撮りに

2005/05/21 - 2005/05/26

南仏ツアーの終りに抜けてカルカッソン、シャルトル、パリに寄ってからジュネーブに飛んでレマン湖周辺をうろついてきました。
（ガメツク）ツアーだけでは勿体無いとツアー会社に延泊させてもらいました。幸い飛行機がAFだったのでオープンジョーとストップオーバーが出来て追加運賃はパリ/ジュネーブ往復だけです。これもインターネットの格安航空EasyJetで104ユーロだけ。
旅先をレマン湖周辺にしたのはフランス語が出来ないのでつい敬遠してドイツ語圏優先となって私のスイス地図に空間が出来ていたので今回の南仏行きの余勢でフランス語にもう少し耐えて空白を埋めようとしたのです。それとスイスの観光パンフで「5月の雪」といわれるナルシスの群落のきれいなレマン湖北岸の写真を見て、丁度その季節なので写真を撮リたくなったのです。
写真はロシェ・ド・ネー（ネーの岩山）中腹のナルシスの群落。
なおスイスだけでなくジュネーブから近いフランスのアヌシーにも行きましたがこれは上記のフランスの町と共に後ほど別編でアップします。

エリア モントルー(スイス)

欧州では余計なサービスを省いた格安運賃の航空会社が元気。このEasyJetは一番元気な会社の一つで運賃が多少高めだが
・空港使用料の安い辺鄙な空港でなく大都市のメイン空港を使うので便利。
・新しい機材なので安心。
・格安会社としては便数が多い。
でビジネス客の利用で伸びている。

レマン湖北岸をジュネーブに向かって下降していく。

ジュネーブ空港駅でレギオナルパス・レマンアルプス(107CHF)を購入しヴヴェまで直行する。このパスは一週間半額、内３日無料で今回の旅にはぴったり。ヴィヴェからモンペルランへのケーブル下駅までは丁度ヴィヴェ駅で反対側に待ってた電車に飛び乗って行く。
ケーブルカー内には山上のホテル学校で勉強中の中国人と戦後占領軍人として日本に滞在していて今は奥さんがホテル学校の先生をしている米人が乗っていた。
スイスには各地にホテル学校があるが私の知ってるクランモンタナ,レザンの学校はいずれも山中にある。それにいずれもフランス語圏にあるのはどうして？。そのときには気付かず聴かなかった。

ケーブルカーからレマン湖の対岸のダン・デュ・ミディが見え手前の湖畔にはヴヴェの市街が見える。Ｈ形の大きな建物はスイス最大の食品会社ネスレの本社。

ケーブルカーの山上駅モンペルラン。ここもレマン湖の眺めがいい。この駅の横のレストランのテラスでの食事も素晴らしいだろうな。

駅の掲示板にナルシスの鑑賞ラリーが明日ここからスタートすると出ていた。参加するかどうかは今日の単独散歩の様子と明日の天気による。

ホテルへの道の左手にはずっと素晴らしい景色が続いたがその中にこのような教会も。

レマン湖の眺めで評判の五つ星のレ・ミラドール・ケンピンスキーホテル。案内では駅前だった。確かに入口はそうだがそこから本館までは300m以上とかなり遠い。しかし緩い下りなのでのんびりとスーツケースを転がす。この道は静かなポプラの並木道で楽しく歩けた。

本館の手前でしゃれた新館が現れる。4階だががけに建っているので2階に見える。

新館の隣りにやや古めかしい本館がある。その玄関に入るところにこのようなそっくりの人形があって驚かされる。この種の人形が随所に見られる。

部屋は新館をあてがわれられた。その部屋のテラスから本館のテラスとレマン湖が見れる。

本館テラスからのレマン湖の180度プラスのパノラマ。せっかく来たのに残念ながら高曇りで遠い山や高い山がガスに隠れてる。右端がホテル本館テラス（人物はそっくり人形）、左端はホテル新館。（写真のつなぎ部の明暗の差は再度修整して差し替えるつもり）
ホテルフロントに天気予報を聞いたら明日も同様に曇りだそうで「もう一度来てください」と。

スーツケースを置いて出かける｡駅からナルシス探訪と撮影に歩き出すと都合よくこの写真のナルシス探訪の案内板を見つけた。この案内のお陰でその後安心して歩けた。

ホテルやケーブルカー駅のある中腹からテレビ塔のあるモンペルランの頂上の間はこのような林と花の咲いた牧草地が続き森林浴にどっぷりの楽しい散歩だ。

この牧草地ではリンドウの一種ゲンティアナ・ウェルナが沢山咲いている。

ここでは西洋タンポポの群落が。

この牧草地には西洋タンポポとナルシスが混ざって咲いている。ここで初めてナルシスに会う。

西洋タンポポとナルシスが仲良く咲いているのだが・・・。できれば白一色の写真を撮りたい。

ようやくナルシスだけの所を見つけるが規模が小さいなー。

花に近づいて

ここもタンポポとの共生だ

本格的な群生を発見できないままホテルへ帰る。ホテルで聞くとこの付近はこの程度の咲き方で群落を見たいのなら明日行く予定のロシェ・ド・ネー中腹の方がいいらしい。

この旅行記へのコメント （1）

• 世界胃さん 2005/06/25 23:41:51

  ナルシス

  お邪魔します
  私もスイスと花が大好きなので、嬉しく拝見しました。のぶさんはスイスのきれいな写真が多いですね。私も昔からの写真はあるのですが、当時はデジカメがなかったので残念です。これからもきれいな写真を見せてください。