2005/04/28 - 2005/04/28
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ゆっくり歩くさん
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ガイドブックにはトン族の鼓楼の有る町玉屏として紹介されている町の市場を覗いてみた。
玉屏は現在銅仁地区唯一の鉄道の駅の有る町だ。それは湘黔鉄道の貴州最初の駅であり,最後の駅でもある。現在唯一と言うのは,建設中の懐化と重慶を結ぶ鉄道ができれば,玉屏の手前で右折して銅仁を通って重慶に繋がってしまうからだ。
現在,銅仁は近くに飛行場を持ち,間もなく鉄道の駅を手に入れることになっている。そして,省都貴陽からの高速道路はすでに凱里まで来ている。この道路は上海と雲南の瑞麗を結ぶもので,すでに湖南の区間の建設は基本的に終了している。凱里と玉屏の少し先までの工事も間もなく完成しようとしており,銅仁と玉屏の直ぐ近くを結ぶ高等級の有料道路は完成して供用されている。
この町,玉屏の交通の要衝としての位置はどうなるのだろう。
この玉屏にも他の町と同様,野菜,肉,トリ,調味料,副食品などが集まったマーケットが有る。50度をこえる白酒を売る店も顔を出している。
流通業者もいるのだろうが,どちらかと言うと農民が町に売りにやって来たと言うような感じの市場。他の貴州の市場と大きく変わる訳ではないが,美味しそうなものが有るに違いないと吸い寄せられてしまう。
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天秤の前後に篭をぶら下げて来て,そのまま指定の場所に座り込んで。
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お客さん無理言わないでよ。
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雑貨コーナー。
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タケノコ。これもどう言う訳か,どこへ行っても売場で剥き乍ら売っている。剥いてくれば,軽いのにと思うのだが。
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お婆さんが売っている。これ全部売り切っても大したことがないと思うのだが。こういう,ホントに少しの商品を売っている人が少なくないのは不思議。
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売る側も買う側も秤を見る眼は真剣そのもの。
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どう見ても,売買双方の立ち場は圧倒的に買手が有利。さてどうなることか。
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山菜売り。おしゃれでしょ。
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芹菜(セロリ)売り。何でもこのように半製品状態にして売るのが,今風。日本の冷凍食品同様直ぐ調理できるのが忙しい主婦に歓迎されているようだ。
地方では冷凍食品は,スーパーやコンビニでも見かけない。 -
お婆さん。甘いものを食べ乍ら,のんびりと。一種の社交場化しているのも事実。
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子供を背負うための“篭”。この辺り,それに銅仁地区では良く見かける。
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とうがらし。ここも貴州,唐辛子の国。
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大蒜(ニンニク),乾燥納豆,焼き豆腐。納豆は日本ばかりじゃないんです。
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後ろの建物の中には,ニワトリがエサを喰い乍ら売られる(食べられる)のを待っている。
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こんな具合に,何日も滞在することはないのだが,エサをやらなきゃ秤に掛けた説き,軽くなっちゃうからね。
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これも売られるのを待っている。
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こんな風に,ただ待つのみ。
何で生きたのを売ってるのだろうと聞かれたことがある。
モンゴル軍がヨーロッパまで行った時に,羊を連れて行ったと言うではないか。あれは冷蔵庫を持って行ったのだ,と言ったら,なるほどと答えてくれた。
今でも,バスの中でニワトリを持っている人を見かける。
玉屏でも?残念!この町にはバスがないんだ。 -
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市場の中に花卉市場が。
食えないものに金を費やす時代がこの田舎の町にもやって来ているんだなあと,思わされたので,写した。いつも余りこういうのは撮らないのだが。
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この旅行記へのコメント (3)
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- sitejmさん 2005/09/30 22:07:53
- 市場
- ゆっくり歩くさん、こんばんは。
玉屏の旅行記を拝見しました。
市場の写真が好きなので、とても面白かったです。
コメントも面白いですね。
最後の花屋の出現写真が印象的でした。
中国の様子は知らないのですが、
時代は変わっていくのだなあ、と。
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- 背包族さん 2005/09/13 22:34:43
- 納豆が恋しいです。
- ゆっくり歩くさん、おひさしぶりです。
雲南には乾燥納豆があるんですね。おいしそう!
10月の国慶節に、また貴州に行く予定です。
今回は西部の安順がメインの目的地で、屯堡の老漢族の地劇という仮面劇が見られたらいいなと思っています。
連休なので何がしかのイベントがあるかもしれません。
桂林から列車かバスでの旅なので、東部も通りますので、ゆっくり歩くさんおすすめ(?)の鎮遠にも足を伸ばしてみたいです。
また、いろいろ教えてくださいね。
- ゆっくり歩くさん からの返信 2005/09/14 00:04:46
- RE: 納豆が恋しいです。
- 背包族さん
ご無沙汰しています。
鎮遠は小さな町ですから、混むと大変かもしれません。施洞の川向こうですから、何とかなると思いますが。面白い旅になりそうですね。美しい写真と,楽しいレポートを期待しています。
鎮遠は,今はどうか分かりませんが,私が行った時は,部屋にタオルが無く,土地の習慣として自分で準備することになっているなどとフロントが言っていました。
私も,時期的に良いので,国慶節前後に行こうと思って,連絡を取り合ったのですが,大都市は以前よりも更に無理なようで,そして特に広州は交易会でホテル事情が悪く(というか,無茶苦茶に高く)なるので,ずらして,10月10日過ぎ出発で、行きは広州によらない,おおよそのスケジュールを決めました。
西南行きと言っても,大都市によらないと,私の旅行の目的の4−5割は達成されませんので,そういうことになります。北京,上海、広州には,大型の切手市場があります。これが,刺繍と藍染めと共に楽しいのです。これらの町を外して,内陸に飛ぶのはある面ごめんです。こういう旅をする人は少ないようです。
それでは,お気をつけて。
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