フラッと見たシャルトル

2005/06 - 2005/06

僅か一週間だけ家族がパリに来たとき、残念ながらワタクシはフツーに会社員してたんですが、一日だけ休みを取ってシャルトルまで足を伸ばしました。パリから急行(？)なら一時間かからずにいけるところですが、当然ながらパリとは違う時間が流れていました。基本的に｢都市(まち)暮らし｣が好きなワタクシですが、ここは結構キライじゃないかも。

エリア シャルトル(フランス)

パリはモンパルナス駅から出発します。この写真はウソ。ＴＧＶには乗りません。往きは普通列車でガタゴト揺られていきました。

駅から少し歩けば、バーンと大聖堂が見えてきます。手前に見えているのがインフォメーション。ここの名前もノートル･ダム。とはいえノートル･ダムというとパリのものを思い浮かべる場合が多いので、シャルトル大聖堂と言われてます。左右二つの塔の様式が違うのが特徴。右側がロマネスク様式、左側がゴシック様式。

この大聖堂で有名なのが、シャルトルブルーといわれる青を基調としたステンドグラス。欧州にいるとしばしばこの美しさに出会えるのですが、写真が上手く撮れた例がない。写真が目的じゃないので三脚とか持っていきませんが、ステンドグラスを撮るたびに、やっぱ持ってくりゃ良かったかと思うワタクシ。

この大聖堂にはラビリンス(迷宮)といわれるものが、床に描かれています。大きな円の中を一筆書きで真ん中に至る通路が描かれています。クリスチャンも観光客も皆歩いてましたので、私たちも歩いてみました。ラビリンスとはいえ迷路ではなく、その線に沿って歩くとグルグル周りながら中心まで行けます。敬虔なヒトは裸足で何度も何度も歩いてましたので、写真は控えておきました。

数あるステンドグラスの中でも、とりわけ古い時代に作られたのが、この聖母子を描いたもの。ステンドグラスの傑作中の傑作だそうです。なぜかムスコ２は、これが気に入ったみたいで絵はがきを買ってあげました。

正面左側の塔には登ることができます。これは上から見たシャルトルの町の眺め。可愛らしい街並みです。今回妻はムスコ２に付き合って凱旋門、パリのノートルダムの塔、ヴァンセンヌの岩山(？)、エッフェル塔と｢高いトコばかり｣だと言ってました。しかもエッフェル塔以外は全て階段のみですし、エッフェル塔も途中から下りは階段で降りたので、｢なんで高いトコばかり行きたがるの〜？｣と嘆いてました。

正面入り口の上にある彫刻。

シトロエン２ＣＶ、通称２馬力と写真に収まるムスコ２の図。これとか、昔のミニなんかをおばあさんが、スイスイと運転してるのを見るとフランスだなぁと思ったりします。おじいさんではなく、おばあさんってところもヨーロッパ的？

シャルトルを流れる小さな川べりの佇まい。なんかスゴク雰囲気のある景観。こんなところに住めたらココロ穏やかに過ごせるんじゃないかという憧れを感じさせます。

この旅行記へのコメント （1）

• 招き猫さん 2005/06/25 00:00:55

  oscar002さん、お久しぶりです。

  　シャルトル良い街ですよね、「パリに近くてチョッと田舎のフランスの街に住みたいなぁ」と以前よく思ってました。
  　ノートルダムのブルーのステンドグラス、、いいですね。
  
  家族サービスはできましたか？
  
  ではまた宜しくです。
  招き猫