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都市鉄道は、技術の高性能化により、面目を一新しつつあります。<br />車の渋滞による都市の窒息、都市環境の劣化、地球環境の破壊などが復活の理由ですが、この30年余りに行われている新機能都市鉄道の建設は、瞠目すべきです。<br /><br />1970年代カナダに始まり、アメリカでも1980年代に入って、続々と新しい都市鉄道が復活しました。<br />最初に出来たのはサンディエゴ市電。<br />都心部は300mごとに停留場を設け、その区間は無料です。<br />同じ発想なのはバッファロー。<br />都心部は街路電車で、郊外に向かって地下鉄です。<br /><br />フランスでも45億円もの開発費をかけ、自国製の新機能電車を建造し、1970年代ナンとに始まり、人口20万人以上の各都市で新しい都市鉄道が軒並みに造られつつあります。<br />先日旅行してきたレンヌやルアンは、都市圏人口40万人程度、金沢くらいの規模ですが、高性能の地下鉄が走っておりました。<br /><br />新時代の都市鉄道は、車と競合しない専用軌道を持ち、交差信号では優先通過、高速運転が特徴です。<br />有名なストラスブールをはじめ、各都市を見事に活性化させております。<br />パリRERを代表とする、第二世代都市圏高速鉄道網の整備にも注目すべきでしょう。<br /><br />あるいは、市電と在来鉄道との相互乗り入れも、検討課題と考えます。<br />新幹線の開業により、日本でも一部鉄道過剰が生まれ、その有効活用が問題です。<br />日本の交通機関は相互の連携がばらばらで、時代遅れが目立ちます。<br /><br />鉄道整備資金としては、ドイツにおける石油税の投入が注目されます。<br />安全度の増大を経済効果と考える、ものの見方が必要でしょう。<br />フランスの通勤特別税も、注目されます。<br /><br />ソフト面でも改善が進められました。<br />ゾーン運賃制は、EU諸国では1970年代以来大幅に採用され、利用者は大きな利益を得ました。<br />定期券休日利用拡大、大幅な割引制度など、わが国の検討すべき課題がたくさんあります。<br /><br />要するに、自動車利用を減らせるには、利用者が公共交通機関を利用したいと考えるまで、安くて快適なサービスを提供する必要があります。<br /><br />日本の鉄道が、これまでのように外国より30〜40年遅れで発達するとすれば、2010頃から鉄道新時代が見えてくるでしょう。<br />

鉄道の話【3】6月6日 於四高関西同窓会

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2005/06/06 - 2005/06/06

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ソフィ

ソフィさん

都市鉄道は、技術の高性能化により、面目を一新しつつあります。
車の渋滞による都市の窒息、都市環境の劣化、地球環境の破壊などが復活の理由ですが、この30年余りに行われている新機能都市鉄道の建設は、瞠目すべきです。

1970年代カナダに始まり、アメリカでも1980年代に入って、続々と新しい都市鉄道が復活しました。
最初に出来たのはサンディエゴ市電。
都心部は300mごとに停留場を設け、その区間は無料です。
同じ発想なのはバッファロー。
都心部は街路電車で、郊外に向かって地下鉄です。

フランスでも45億円もの開発費をかけ、自国製の新機能電車を建造し、1970年代ナンとに始まり、人口20万人以上の各都市で新しい都市鉄道が軒並みに造られつつあります。
先日旅行してきたレンヌやルアンは、都市圏人口40万人程度、金沢くらいの規模ですが、高性能の地下鉄が走っておりました。

新時代の都市鉄道は、車と競合しない専用軌道を持ち、交差信号では優先通過、高速運転が特徴です。
有名なストラスブールをはじめ、各都市を見事に活性化させております。
パリRERを代表とする、第二世代都市圏高速鉄道網の整備にも注目すべきでしょう。

あるいは、市電と在来鉄道との相互乗り入れも、検討課題と考えます。
新幹線の開業により、日本でも一部鉄道過剰が生まれ、その有効活用が問題です。
日本の交通機関は相互の連携がばらばらで、時代遅れが目立ちます。

鉄道整備資金としては、ドイツにおける石油税の投入が注目されます。
安全度の増大を経済効果と考える、ものの見方が必要でしょう。
フランスの通勤特別税も、注目されます。

ソフト面でも改善が進められました。
ゾーン運賃制は、EU諸国では1970年代以来大幅に採用され、利用者は大きな利益を得ました。
定期券休日利用拡大、大幅な割引制度など、わが国の検討すべき課題がたくさんあります。

要するに、自動車利用を減らせるには、利用者が公共交通機関を利用したいと考えるまで、安くて快適なサービスを提供する必要があります。

日本の鉄道が、これまでのように外国より30〜40年遅れで発達するとすれば、2010頃から鉄道新時代が見えてくるでしょう。

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この旅行記へのコメント (3)

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  • seitani5766さん 2005/06/11 03:33:09
    6月6日付け、鉄道の話を読んで
    おはよう御ざいます。ソフィさん。

     そうですか。アメリカ国内での市電はサンディエゴが最初ですか。なお、サンディエゴの市電は2路線を運行し、ティファナへ向かう路線など人気の的のようです。
     電車は、ドイツのシーメンス製で運転手の一人運用で、乗り場には回数巻や普通の切符の売り場もありますが、ここで切符を買うのは観光客くらいのものでしょうか、後は、唯で乗降しています。でも、車内で切符を買うと必ず通常より高いのが原則で、所謂、罰金的な運賃となりますね。
     アメリカでも、自分のところで市電などの開発をやりたかったようですが、これをやっても航空機1台分の価格にもならず結局は、諦めたようです。でも、貨物列車用やAmtrak用などの機関車はGMやGEで盛んですね。

    ソフィ

    ソフィさん からの返信 2005/06/11 04:57:21
    RE: 6月6日付け、鉄道の話を読んで
    メッセージ有難うございます。

    アメリカの市電は、自動車時代以前にはたくさんあり、ロスなどは自動車資本がバス売り込みのために買収して廃止しました。
    現在もサンフランシスコや、ニューオルリーンズなどには、古い市電が残っています。

    戦後新しい技術と考え方で復活した第一号が、サンディエゴです。
    サンディエゴや、バッファローの市電は、都心地区が無料です。
    都心の活性化が目的と言われております。

    またご意見をお待ちします。

    ソフィ

    ソフィさん からの返信 2005/06/11 05:12:38
    RE: 6月6日付け、鉄道の話を読んで
    電車や電気機関車の生産は、ドイツ(ジーメンス)、フランス(アルストム)、カナダ(ボンバルディエ)などの技術力や生産力が高く、日本の車両工業は苦戦気味です。(バッファローは日本の東急車輛)
    アメリカはもっぱら輸入に頼ろうとしているようですね。

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