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残雪多い谷川岳を楽しんできました。<br />今回は谷川岳と白毛門に登る計画でテントを白毛門登山口近くに張り、そこをベースに行動しました。谷川岳はロープウェーを利用して天神尾根を楽しみながら山頂に向かいました。<br />バラエティに富んだ谷川連邦縦走コースや谷川岳の厳しさが楽しめる、そして終始展望にも恵まれているコースを選びました。

春山 谷川岳登山

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2005/04/30 - 2005/05/02

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いっちゃん

いっちゃんさん

残雪多い谷川岳を楽しんできました。
今回は谷川岳と白毛門に登る計画でテントを白毛門登山口近くに張り、そこをベースに行動しました。谷川岳はロープウェーを利用して天神尾根を楽しみながら山頂に向かいました。
バラエティに富んだ谷川連邦縦走コースや谷川岳の厳しさが楽しめる、そして終始展望にも恵まれているコースを選びました。

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  • 春を迎えた谷川岳山麓に午後着きました。背後には武能岳が見える白毛門登山口です。

    春を迎えた谷川岳山麓に午後着きました。背後には武能岳が見える白毛門登山口です。

  • 雪解け水が春を待つ新芽を吹いた柳の間を勢いよく音を立てて流れている。

    雪解け水が春を待つ新芽を吹いた柳の間を勢いよく音を立てて流れている。

  • テントをこの白毛門登山口近くに設営する。<br />ここから谷川岳を往復し、翌日白毛門に登る予定にした。

    テントをこの白毛門登山口近くに設営する。
    ここから谷川岳を往復し、翌日白毛門に登る予定にした。

  • 5月1日谷川岳ロープウェーの一番で天神平へ・・・<br />(ロープウェーは土日は7時が始発・平日は8時が始発なので気を付けよう)

    5月1日谷川岳ロープウェーの一番で天神平へ・・・
    (ロープウェーは土日は7時が始発・平日は8時が始発なので気を付けよう)

  • ロープウェー眼下にはスキーの田尻沢コースが手に取るように見られる。

    ロープウェー眼下にはスキーの田尻沢コースが手に取るように見られる。

  • ロープウェーから見た西黒沢、右奥が谷川岳。

    ロープウェーから見た西黒沢、右奥が谷川岳。

  • ロープウェーから振り返ると、明日登る予定の白毛門・笠ヶ岳・朝日岳の勇姿が・・・。

    ロープウェーから振り返ると、明日登る予定の白毛門・笠ヶ岳・朝日岳の勇姿が・・・。

  • ロープウェー山頂駅を出てすぐ、スキー場の縁を天神尾根の稜線に向け登る。もう谷川岳山頂が望める。

    ロープウェー山頂駅を出てすぐ、スキー場の縁を天神尾根の稜線に向け登る。もう谷川岳山頂が望める。

  • 稜線に出るとしばらくこんな感じで登る。

    稜線に出るとしばらくこんな感じで登る。

  • 眼前には谷川岳が大きく視界に入ってくる。<br />沢筋は雪崩の爪痕が生々しい。

    眼前には谷川岳が大きく視界に入ってくる。
    沢筋は雪崩の爪痕が生々しい。

  • 左手にはオジカ沢の頭や万太郎山などが望める。

    左手にはオジカ沢の頭や万太郎山などが望める。

  • 残雪が緩みシュルンドやクレパスがあちらこちらに・・・。

    残雪が緩みシュルンドやクレパスがあちらこちらに・・・。

  • ほどなく熊穴沢の避難小屋に着く。小屋は屋根の部分しか見えず雪に埋もれるような感じで屋根が足元に。<br />今日現在で積雪測定柱は2m35cmを指していた。

    ほどなく熊穴沢の避難小屋に着く。小屋は屋根の部分しか見えず雪に埋もれるような感じで屋根が足元に。
    今日現在で積雪測定柱は2m35cmを指していた。

  • 避難小屋が森林限界で、ここを過ぎるとオジカ沢の頭や万太郎山が左手に大きく迫ってくる。

    避難小屋が森林限界で、ここを過ぎるとオジカ沢の頭や万太郎山が左手に大きく迫ってくる。

  • セッピに気を付けもくもくと登る。

    セッピに気を付けもくもくと登る。

  • クレパスが口を開けている、春を感じる風景だ。

    クレパスが口を開けている、春を感じる風景だ。

  • 右側を見ると西黒尾根が頂上に向けて突き上げているのが手に取るようにわかる。<br />西黒尾根のほぼ中央から西黒沢側に出来たセッピが突然ゴーと言う不気味な大音響と共に崩れ落ちるのを目撃する。<br />西黒沢上部の黒く汚れた沢筋が今落ちたブロック雪崩の爪痕である。

    右側を見ると西黒尾根が頂上に向けて突き上げているのが手に取るようにわかる。
    西黒尾根のほぼ中央から西黒沢側に出来たセッピが突然ゴーと言う不気味な大音響と共に崩れ落ちるのを目撃する。
    西黒沢上部の黒く汚れた沢筋が今落ちたブロック雪崩の爪痕である。

  • この辺で後方を振り返ると、今登ってきた天神尾根から天神平スキー場が望める。

    この辺で後方を振り返ると、今登ってきた天神尾根から天神平スキー場が望める。

  • シュルンドが大きく口を開ける。<br />岩の暖かさ、ぬくもりが春を感じさせる。

    シュルンドが大きく口を開ける。
    岩の暖かさ、ぬくもりが春を感じさせる。

  • 天神ざんげ岩を過ぎると広大で急な雪面を登る。

    天神ざんげ岩を過ぎると広大で急な雪面を登る。

  • 広大な雪面、最後の急登である。

    広大な雪面、最後の急登である。

  • 広大な雪面は時として天候が悪化した時方向を誤らせる。そのため真冬の登山はこのように、目印にこの赤い旗を一定感覚で設置して登る。<br />これもどこかの山岳会の人達が残してくれた旗・・・。

    広大な雪面は時として天候が悪化した時方向を誤らせる。そのため真冬の登山はこのように、目印にこの赤い旗を一定感覚で設置して登る。
    これもどこかの山岳会の人達が残してくれた旗・・・。

  • 振り返ると天神平が一望。

    振り返ると天神平が一望。

  • 急斜面を登りきると、そこは肩の広場でパッと眼前に肩の小屋が飛び込んでくる。

    急斜面を登りきると、そこは肩の広場でパッと眼前に肩の小屋が飛び込んでくる。

  • 肩の小屋を過ぎて、ほどなく西黒尾根からのルートと合いし、そこからは谷川岳の山頂トマの耳まではすぐそこ。

    肩の小屋を過ぎて、ほどなく西黒尾根からのルートと合いし、そこからは谷川岳の山頂トマの耳まではすぐそこ。

  • 山頂トマの耳にて・・・。

    山頂トマの耳にて・・・。

  • 山頂からマチガ沢を覗く。

    山頂からマチガ沢を覗く。

  • 山頂より白毛門・笠ヶ岳・朝日岳、遠方には巻機山をはじめ新潟の山並みが望めた。

    山頂より白毛門・笠ヶ岳・朝日岳、遠方には巻機山をはじめ新潟の山並みが望めた。

  • トマの耳からもう一つの山頂オキの耳と一の倉岳を望む。

    トマの耳からもう一つの山頂オキの耳と一の倉岳を望む。

  • 山頂から見た谷川連峰縦走コース。<br />手前からオジカ沢の頭・万太郎山・仙ノ倉山・平標山。

    山頂から見た谷川連峰縦走コース。
    手前からオジカ沢の頭・万太郎山・仙ノ倉山・平標山。

  • トマの耳から約15分でオキの耳に着く、オキの耳から振り返るとトマの耳と西黒尾根の勇壮な姿が望める。

    トマの耳から約15分でオキの耳に着く、オキの耳から振り返るとトマの耳と西黒尾根の勇壮な姿が望める。

  • シュルンドの隙間から白毛門方面を望む。

    シュルンドの隙間から白毛門方面を望む。

  • オキの耳から望む西黒尾根、遠望に天神尾根から天神平。

    オキの耳から望む西黒尾根、遠望に天神尾根から天神平。

  • 一の倉沢を覗き込むポイント「のぞき」付近でセッピが一部崩落した後に残ったと思われるセッピ部分が今にも落ちそうな情景。

    一の倉沢を覗き込むポイント「のぞき」付近でセッピが一部崩落した後に残ったと思われるセッピ部分が今にも落ちそうな情景。

  • 谷川岳山頂直下の肩の広場にある道標。<br />吹雪の時も天気の時も登山者の「あししるべ」

    谷川岳山頂直下の肩の広場にある道標。
    吹雪の時も天気の時も登山者の「あししるべ」

  • 肩の小屋と後方に谷川連峰縦走コースの山々

    肩の小屋と後方に谷川連峰縦走コースの山々

  • 下りは夏道と違い早く下れる。山頂から2時間弱で天神平スキー場に・・・。

    下りは夏道と違い早く下れる。山頂から2時間弱で天神平スキー場に・・・。

  • 天神平スキー場からはロープウェーで下る。<br />前方には明日登る白毛門が・・・。

    天神平スキー場からはロープウェーで下る。
    前方には明日登る白毛門が・・・。

  • 陽気がよく朝見た西黒沢と何処と無く違って見えるほど春は駆け足で谷川岳を包んでいました。

    陽気がよく朝見た西黒沢と何処と無く違って見えるほど春は駆け足で谷川岳を包んでいました。

  • 下界は新緑が目に染みる。<br />雪山に生えて柔らかな新緑が山麓を埋めていた。

    下界は新緑が目に染みる。
    雪山に生えて柔らかな新緑が山麓を埋めていた。

  • スノーブリッジの下からは雪解け水が音を奏でて流れていた。は〜るですよ。

    スノーブリッジの下からは雪解け水が音を奏でて流れていた。は〜るですよ。

  • 谷川岳に散った御霊を祭る慰霊塔が谷川岳を見渡せる公園に立っている。<br />今日の登山の無事に下山したことを改めて確認する。

    谷川岳に散った御霊を祭る慰霊塔が谷川岳を見渡せる公園に立っている。
    今日の登山の無事に下山したことを改めて確認する。

  • レリーフには谷川岳で遭難死した一人ひとりの名前が刻まれている。

    レリーフには谷川岳で遭難死した一人ひとりの名前が刻まれている。

  • 新緑に囲まれた上越線上りの土合駅、下り線の土合駅はトンネルの中にあります。

    新緑に囲まれた上越線上りの土合駅、下り線の土合駅はトンネルの中にあります。

  • 国道17号線になるはずだった廃道脇には、お地蔵さんが厳しい冬を過ごし、雪がとけたという姿で立っていた。明日の登山が無事でありますようお願いしてベースキャンプに戻る。

    国道17号線になるはずだった廃道脇には、お地蔵さんが厳しい冬を過ごし、雪がとけたという姿で立っていた。明日の登山が無事でありますようお願いしてベースキャンプに戻る。

  • 5月2日、昨夜からの雨は降り続き白毛門登山はあきらめて静で安い温泉を探して入浴して帰ることにする。土合橋からの堰堤を流れ落ちる利根川源流は昨夜来の雨と雪解け水が重なり、水量も増え大瀑布となり流れ落ちていた。

    5月2日、昨夜からの雨は降り続き白毛門登山はあきらめて静で安い温泉を探して入浴して帰ることにする。土合橋からの堰堤を流れ落ちる利根川源流は昨夜来の雨と雪解け水が重なり、水量も増え大瀑布となり流れ落ちていた。

  • キャンプとしては遅い朝食を摂り、雨の中をテントの撤収をして出発。谷川温泉に人気の日帰り温泉があることを思い出し、早速谷川温泉へ。<br />その温泉とは町営「湯テルメ・谷川」です。<br />2時間の入浴・休憩で500円は格安、環境もよく最高でした。

    キャンプとしては遅い朝食を摂り、雨の中をテントの撤収をして出発。谷川温泉に人気の日帰り温泉があることを思い出し、早速谷川温泉へ。
    その温泉とは町営「湯テルメ・谷川」です。
    2時間の入浴・休憩で500円は格安、環境もよく最高でした。

  • 「湯テルメ・谷川」露天風呂からこんな風景を見ながら、ややぬるめの露天風呂で今回の登山を振り返り、これからも登り続けるであろう登山記の一ページに残る登山だったことを思いつつ疲れを癒しました。

    「湯テルメ・谷川」露天風呂からこんな風景を見ながら、ややぬるめの露天風呂で今回の登山を振り返り、これからも登り続けるであろう登山記の一ページに残る登山だったことを思いつつ疲れを癒しました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • kyokosa-nさん 2005/05/04 19:10:32
    はじめまして。
    お気に入りに入れていただき有難うございます。
    光栄に思います。
    ネパールの霊峰に魅せられてネパールの虜になりました。山もよし、
    人も良しと、山里には素朴さの残るネパール人の温かさが残っています。
    旅行記のなかからネパールに興味を持って頂けたらうれしいです。

    連休の谷川岳を見せていただきました。
    私も4年前に白髪門、谷川岳を連休に歩きました。雪多き谷川岳を思い出しました。雪山の醍醐味を感じます。
    私も5/1から5/3まで残雪期八ヶ岳を縦走して来ました。晴天に恵まれ頂上に
    立ったときの「しあわせ」を味わいました。
    そのうちマイページに載せたいと思います。

    いっちゃん

    いっちゃんさん からの返信 2005/05/04 22:18:46
    RE: はじめまして。
    はじめまして。
    掲示板に書き込みありがとうございます。ご丁寧な書き込み恐縮いたします。
    八ヶ岳を縦走したそうですが、私も2年前までは5月の連休は八ヶ岳や北八ヶ岳が多かったのですが、昨年鳳凰三山で今年は谷川岳になりました。
    でも、今は年金暮らしなので連休にこだわらないのですが、現役の仲間が多いので連休が多くなります。
    これからの山行の参考にさせていただきますので、これからも拝見いたしますので宜しくお願い致します。

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