1998/09/11 - 1998/10/04
7位(同エリア29件中)
obaqさん
西域南道を東へ、タクラマカン砂漠でテント泊縦断、河西回廊の嘉峪関から四駆で内モンゴルに入り、カラホトまでのたびです
第13日目9月12日(土)
朝、雨20度。昼間、曇り26度。
カシュガル→巴楚(マラルベシ)(284km)→唐王城(98km)→水管城(11km)→ドラン族村(104km)→巴楚(5km)
13:55〜14:45 昼食(三岔口にて)
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16:55〜18:15 唐王城の遺跡見学
今現在海外にはほとんど知られていない遺跡
唐王城は2箇所に分かれている。ヤーチベェグ(矢のハーン)とカンチベェグ(鞭のハーン)の城。ふたつの国が、南北の丘の上にあり、双方が対立していた。 -
政府の補助が出ていないため、荒れ放題だが、貴重な遺跡。→ミイラ・仏像等が埋もれている
破壊は、文化大革命。農民が肥料に持ち帰る。1958年の大跌進の際に、ダイナマイトで爆破。
烽火台跡、寺院跡があり、崖には小さな磨崖仏がある→見所は多い。
寺は、城壁の外に7つ。内側に2つあった。 -
2549年の歴史。BC236年に城ができ、3〜12Cに都になる。仏教が栄えた。
スタインが、4000個もの遺物を持ち帰った。
スタインが来た時に案内したウイグルの老人の子孫が、一緒に写っている写真を持っているという。新彊博物館(ウルムチ)の60%は、ここから出土したもの。 -
20:20〜22:10 アナルキョル湖畔にて、ドラン族の踊りの見学
ドラン族は、ウイグル族の一派 -
食事は、焚き火を囲んで、焼き魚・うどん・ナン・ビール・とうもろこし
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踊りは男だけ。→素朴で非常に面白いです
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第14日目9月13日(日)
朝、晴20度。夕方28度。
巴楚→セレクブヤ(92km)→莎車(ヤルカンド)(124km)
09:50〜10:20 文物管理所
ミイラ(6C)→189cm、国家一級品多し(唐王城のもの)
ここで、仏教が生まれたという話も。三蔵法師も3ヶ月立ち寄る。→町の博物館では、三蔵法師の像といわれる物を見せられる。
仏教は、2世紀に伝わる。 -
15:00 莎車賓館着
18:05〜18:30 アブドゥラシット・ハーン、アマニサ・ハーンの廟見学
アマニサ・ハーン(阿曼尼沙汗)は、ウイグルの伝統的な音楽ムカムを収集した人として有名
アブドゥラシット・ハーンは、16Cヤルカンド国のハーン -
到着後日曜バザールへ繰り出す
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第15日目9月14日(月)
朝、快晴14度。(昨晩大雨)夕方18度。
莎車(ヤルカンド)→葉城(カルガリック)(69km)
葉城(カルガリック)→柯克牙(70km)→庫地峠(52km)→葉城(132km)
葉城 -
葉城 から昆論山脈へ少しだけでも入ってみようということで南へ向かう
12:30〜13:40 柯克牙にて昼食(70km)
刀傷麺 -
コチ峠へ
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13:45〜13:50 トイレ・写真休憩(ロバ車が来た)
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15:10〜15:50 庫地峠
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庫地(コチ)峠
昆論山脈入り口
この先にK2の登山基地マザーがある
このみちを20日ほど行くとカイラスからラサに続く
昨日異例の5mm雨で、各所に崖崩れがあり -
標高3300m、7.2度
崑崙山脈が綺麗に見える。 -
崑崙山脈→ウイグルでは、カラコルムと呼ぶ
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庫地(コチ)峠
どこまで行っても岩だけの山脈 -
マザーでの一泊を断念。ここから戻ることにした
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18:15 HTL着
登山賓館
お湯は夕方(シャワーのみ)。電話・鍵なし。 -
第16日目9月15日(火)
朝、快晴18度。日中25度。
葉城(カルガリック)→和田(ホータン)278km
13:45 ホータン到着
17:15〜17:35 紙すき農家見学 -
17:55〜18:25 シルク工場見学
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第17日目9月16日(水)
朝、快晴18度。昼間24度。
終日:和田(ホータン)
09:50 HTL発
10:45〜11:45 キョクマラム遺跡(30km) -
昔仏教の寺の上に、10C以降イスラム寺院→墓(2箇所)
洞窟、上→蔵経堂、下2箇所→僧坊
仏教の遺跡だが今ではイスラム教の聖地になっている→巡礼者 -
牛角山からの景色
キョク=蛇、マラム=山→ペルシャ語、1C〜10Cのもの。
AD401法顕(マリカワティ→)・玄奘三蔵・スタイン・ルコック・大谷探検隊
黒玉河上流・牛角山 -
イスラム商人が道に迷い蛇が助けるという伝説があるそうだ
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13:00 HTL着
午後: 自由行動
20:00 夕食
和田賓館
HTLの食事は良かった -
第18日目9月17日(木)
朝、快晴8度。昼間24度。(バスクーラー使用)
和田(ホータン)→ケリヤ(192km)→民豊(ニヤ)(123km)標高約1200m
2:20〜12:50 外のレストランで牛肉麺
13:00〜13:15 ギョク(玉)の原産地白玉河で玉拾い
欲の皮が突っ張ったが結局採れずでした。 -
ホータン出発
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道は舗装されているが、凹凸がありとても揺れる
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西域南道に沿ってニヤ(砂漠縦断道路)へ
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ケリヤの街でこの地方独特の帽子をつけた女性を見つけた。
世界一小さい帽子
早速買いに走る
18:00 HTL着
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