シルクロード西域南道?（パミールを越えて）

1998/09/03 - 1998/10/04

パキスタンのカラコルムハイウェイを、７〜８０００ｍ級の山を見たり、氷河をトレッキング。
標高４６００ｍのパミール高原で中国国境を越え、西域南道を東へ、タクラマカン砂漠でテント泊縦断、河西回廊の嘉峪関から四駆で内モンゴルに入り、カラホトまで...と大変変化に富んだコースです

エリア ギルギット(パキスタン)

ジープ４台に乗り換える
１１：４５〜１２：０５ カルガの磨崖仏へ

１２：１５〜１２：４０
ギルギット　バザールへ

１２：４０〜１３：００ バザール・吊橋見学

ギルギット
バザールを見学中
ここでパキスタンのテレビ局と出会い３０分のインタビューを受けることになった

１６：０５〜１６：３５ ラカポシ山（７７８８ｍ）のビューポイントにて休憩
目的地カリマバードが近くなる
７７８８ｍのラカポシが見えた。
２０００ｍ付近から見ているので５０００?以上の高さを見上げていることになる。

ラカポシを見ながらフンザへ

フンザへ到着
元ミールの経営（３年前に出来る）
バスタブ付。マウンテンビューだが、各部屋によって違う。屋上が展望台になっていて、３６０度のパノラマ。
早速ﾎﾃﾙの屋上から

フンザ
翌日朝、ホテル屋上でサンライズのラカポシ（下の写真）を待つ

フンザ
同じくホテルの屋上から

ホテルの状況
ロビーは、ラカポシ・ディランがよく見える。風呂の水は汚い。夕食はビュッフェ。
ビール３５０ルピー（ハイネケンビール）→レストランで飲める（非常に高い）。停電が多い

第７日目９月６日（日）
晴れ、朝１３度。昼間、２８度。（日差しが強い）
終日カリマバード

ホッパー氷河へ
数百ｍの断崖と細い道。
ジープのオーバーハングの時は目をつむりたかった

ウルタル山をバックに休憩

０９：１０ ナガル村ＨＯＰＥＲ　ＨＩＬＴＯＮ　ＩＮＮ着（２８６０ｍ）
氷河の村 ナガル村とウルタル山
ウルタル山がよく見える。ウルタル１は、長谷川さんが死んだ山。

０９：２０ ホッパー氷河とトレッキングへ
氷河まで登るのかと思っていたらまずは下りてゆくらしい

ホッパー氷河の下部に着く
ホッパー氷河は、シャルタル山から流れ出す。８ｋｍから１２ｋｍ。正面にケッパル山が聳える

１日に数ｃｍ動くそうで時々氷が割れる音がして、静けさを破っていた。

１２：３５ ＨＯＰＥＲ　ＨＩＬＴＯＮ　ＩＮＮ発
１３：４０ ＨＴＬ着

１６：４５〜１７：３５ ドィカル村の展望台へ

ドィカル村の展望台からの景色

360度素晴らしい景色です

夕食はバイキング。フンザワインのサービス。一本１０００ルピー（高い）

またまた
翌朝も屋上で待機
雲一つない
デュラン峰
頭だけ出した

ウルタルとラカポシ

第８日目９月７日（月）
晴れ。朝１８度、昼間３０度。
終日カリマバード

今日はフンザのミール（王様）が
最近まで使用していた城
（アルチットフォートとバルチットフォート）
を見学して後は休養だ

０９：１２〜１０：２５ アルチット・フォートの見学
９００年前の城。１９６８年まで使用。フンザ川より３００ｍ高い。修理されていないため荒れ果てている。

１０：３５〜１１：００ バルチット・フォートの見学
７００年前の城。１９７１年まで使用。ミールは、二人の王妃がいたために二つの城を建設した。
１９７１年以降は、現在の城と併用。１９９０年から１９９６年まで修復。
ヤングハズバンドもここに宿泊。「失われた地平線」→シャングリラ

バルチットフォートからの景色

城からの景色
フンザのミール（王様）が最近まで使用していた城（アルチットフォートとバルチットフォート）を見学
下の写真は見てる前で雪崩がおき、通れなくなった住民たち
日常茶飯事らしい

ドイカルムラの子供達
この辺の村では女性の顔を撮すことは
絶対にさせないのだが
土産物などを買って少女達だけは
何とか撮らせて貰った

この旅行記へのコメント （7）

• Hidechanさん 2005/05/17 14:42:27

  2005.03.28にこのホッパーへの路走りましたよ。

  obaqさん初めまして、ここの写真見て懐かしくなりました。今年2005年春に、フンザに行ってきました。obaqさんは６年ほど前ですね、この路は北杜夫の『白きたおやかな峰』にも書かれてましたね、今も変わらず肝を冷やさせてくれます。まだ会員登録したばかりで旅行記上げていません。写真沢山
  撮ってきたので、出来るだけ早くアップします。

  obaqさん からの返信 2005/05/18 11:55:09

  RE: 2005.03.28にこのホッパーへの路走りましたよ。

  初めまして
  パミールを越えてへのコメント有り難うございます。
  今年行かれたのですか。
  ＞今も変わらず肝を冷やさせてくれます。
  あそこを整備するといっても、大がかりにやればやるほど元の木阿弥になってしまって、資金が大変なことになってしまいますよね。
  あのホッパー氷河への道、今思い出しても背筋がゾクッっとします。
  
  ＞出来るだけ早くアップします
  懐かしいですねぇ
  楽しみにしていますよ

• さすらいおじさんさん 2005/04/25 09:37:53

  山の写真が素晴らしいです。

  『見てる前で雪崩がおき、通れなくなった住民たち』が日常茶飯事とは大変なところで生活されているのですね。
  山の写真が素晴らしいです。
  

  obaqさん からの返信 2005/04/25 17:29:03

  RE: 山の写真が素晴らしいです。

  いつも見ていただき有り難うございます。
  またお気に入りにも過分なお言葉を戴いて、うれしい限りです。
  
  ７０００メートル級のヤマ山の懐や標高４０００ｍあたりになると、あの何とも言えない色の空が見られます。
  東チベットの時もそのような体験をしました。
  今では、ある種の郷愁となってしまっていて、
  何とかもう一度体験したいと思っているのですが、いつ通れなくなるか判らない道を走るスリル（？）は味わいたくないんですねぇ。
  ホントに生きた心地がしません。
  あちこちにひっくり返ったトラックが、散らばっていて、誰も引き取りには来ないです。
  それでもチャンスが来たら、きっといってしまうと思うんです。
  

  さすらいおじさんさん からの返信 2005/04/25 18:30:06

  RE: RE: 山の写真が素晴らしいです。

  ＞ホントに生きた心地がしません。
  あちこちにひっくり返ったトラックが、散らばっていて、誰も引き取りには来ないです。
  それでもチャンスが来たら、きっといってしまうと思うんです。
  
  すごいところですね。運転手も乗客も命がけですね。
  でもそんな秘境だからまたロマンがありますね。
  
  
  

  obaqさん からの返信 2005/04/25 18:49:31

  RE: RE: RE: 山の写真が素晴らしいです。

  「シルクロード」と言う言葉だけでも、目一杯のロマンを感じてしまいますよね。
  実際に行ったら、その数十倍もわくわくしてしまいます。
  もう一度あの空の下に立ちたい・・・・・

  さすらいおじさんさん からの返信 2005/04/25 19:08:51

  RE: RE: RE: RE: 山の写真が素晴らしいです。

  ＞「シルクロード」と言う言葉だけでも、目一杯のロマンを感じてしまいますよね。
  実際に行ったら、その数十倍もわくわくしてしまいます。
  もう一度あの空の下に立ちたい・・・・・
  
  シルクロードには憧れます。
  危険を冒して、撮ってこられた美しい山々の写真は値打ちものですね。
  タダでみせていただきありがとうございます。