2005/02/06 - 2005/02/09
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SUR SHANGHAIさん
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04年夏の南インドから場所は移って、今回はタール砂漠への入り口ラージャスターン州。
クアラルンプール経由でムンバイ一泊後、旦那と別行動。
単独、BLUE CITYと呼ばれるジョードプルへとやって参りました。
南と違って、ここにはもうバナナや椰子の林の濃い緑は見られない。
人々の顔立ちも南とは違うアーリア系の濃い顔立ち。
インドに来ると、いつも楽しませてもらえる(苦しませてもらえる?)のは出会った人々との駆け引き。
とにかくいろんな人たちがわさわさ寄ってくる所ですからね〜。
今回は何が起こることやら。
いつも不思議に思うのは、地元の人たちのニュース伝達のスピード。
宿とか探してうろついていると、「あんた、さっき○○のゲストハウスに行ったでしょ。」とか「さっきあんたが行った店は高い。うちは安くするよ〜。見るだけ、見るだけ。NO PROBLEM!」
全く油断も隙もありゃしない。
今回泊まったゲストハウスの従業員の一人もそうでした。
どこで見ているものやら聞いたものやら、いつも私の先回り。
「うちでもネット使えるからね〜。マッサージもできるからね〜。」
う〜ん、顧客サービスがいいと言えばそうなんだけど…。ま、いい人ではありました。
郊外の村を訪れるツアーも「このツアーはいいぞ〜、いいぞ〜。」と紹介してくれたけど、この≪青い都市≫の中を彷徨ってみたかったのでパス。
こんな調子でメヘラーンガル砦中心にジョードプルを見て回りました。
表紙の画像は、メヘラーンガル砦が建つ岩山の西側
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ジョードプルで泊まったゲストハウスのルーフトップから見たメヘラーンガル砦と町並みは絶景。
このゲストハウスの説明はここではパス。
興味のある方は下記をご覧ください。
http://4travel.jp/overseas/area/asia/india/jodhpur/tips/?CAT=HOTEL&ID=2678 -
朝食のバナナ・パンケーキとチャイはこの眺めと共に。
車で砦に行くときは、画像右手(東側)から登っていきます。このゲストハウスからは徒歩で町並みを縫って登れます。
ただ、道筋で出会う人々の「うちを見ていって。」にはご用心。最後にはいろんなものを売りつけられそうになりますよ。 -
その砦の建つ岩山の下まで、青い家がぎっしり。
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ゲストハウスのテラス。
光の具合が美しい。 -
ゲストハウス周辺の青い町並みを通り抜け、メヘラーンガル砦へ。
街を眺めるインド人女性と西洋人男性。 -
砦の上から見た町並み。
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メヘラーンガル砦の中で、景色以外に印象に残った物をいくつか。
まずはこの螺旋階段。何でもないようだけど、何故か気に入った。 -
ペイズリー型の階段を登る。
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このステンドグラス風の窓を見ると、映画≪LIQUID SKY≫を想い出す。
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外見とは打って変わった白い雅やかな内部。
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砦の周りの城壁には大砲類が置いてある。
オブジェになりそう。 -
城壁に登る人も、大砲が置いてある所までは行くけど、西のはずれの小さなヒンズー教寺院まで行く人は少ない。
もったいないな〜、こんなに景色がいいのに。 -
メヘラーンガル砦から車道に沿って降りる途中にJASWANT THADAという昔のマハラジャJASWANT SINGHJI ?を祀った記念堂がある。
緑の芝生もある一角には西洋人旅行者たちが寝てました。 -
JASWANT THADAの部分。
ここにもハトが来て止まる。 -
二日目には砦のある丘の中腹を東から西へ横切ってみた。
砦までは聞こえない街のざわめきがここでは聞こえる。
旧市街地の中心の時計塔が左手に見える。
上記のゲストハウスもその近く。 -
前の日、砦の上から見えた半島のような岩。
残念ながら、先っちょにある建物までは行けません。 -
岩のぎりぎりまで密集する青い家。
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昨日行った砦の西のはずれにある寺院を今日は見上げる。
こちら側では観光客はほとんど見かけない静かな道。
右に見えている水道管は丘の中腹を横切って、人々を潤す。 -
こちら側には上にある砦への入り口は無し。
こちら側から上った人は、この標識に沿って丘の中腹を横切って行きましょう。 -
砦の西のはずれにあるヒンズー教寺院の崖下には、また別の寺院がある。
そこの入り口で出会った少女。彼女の家族が寺院を守っている。背後の岩壁には神の彫像。
“THE GOD IS VERY VERY BRAVE !”と少女は言った。 -
その勇敢な神様の全体像。
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リスもインドではよく見かける動物。
人を怖がる様子もなく、すぐそこまで来て木の実をほおばるこの姿。 -
少女と共に見た町並み。
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青にも塗り替えられたばかりの濃い色と、日に晒されて褪せた青がある。
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昨日は東側の坂道を登ったり下りたりしたけど、今日は西側の階段を下りる。
青い家並みの中の緑と赤。 -
西側の街の中から見上げた砦。
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青い家の前で白いウシと黒いウシがえさを食む。
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青、黒、黄色のコンポジション。
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ラクダは立派な使役動物。 荷を積む間、一休み。
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人に慣れているだろう、とあんまり近寄ると危ないですよ。
ご用心。 -
さ、仕事の前に力をつけなくっちゃ。
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市場で売っている素焼きの壺。
飲料水を入れると、気化熱で冷やされる。 -
またその翌朝。 朝はまだ寒いのに裸足の子。
地面がぬれている。
そう言えば、前日の夜は雷雨だった。
ベッドでうたた寝していると、激しい水の音。
『隣の人がシャワー浴びているのかな。』と目を覚ますと外はいつの間にか大荒れ。
稲妻が部屋の窓から見える砦を一瞬昼のような明るさで照らす。雷鳴が轟く。停電…、 -
…雨はどのくらい続いただろう。
突然聞こえ始めた音楽と人々のざわめき。
婚礼の行列が雨の晴れ間を待っていたに違いない。
彼らは窓の下を通って、次の角へ消えていった。 -
俗世を超越したまなざし…?
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市場はどこも人で溢れる。
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真ん中の女性を見ると、某ロック・グループの昔のアルバムを想い出す。
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これがマサラ・ドーサー。
クレープ風の皮にカレー風味で煮付けたジャガイモ入り。付け合せはどこでも大体黄色いサンバル(タマリンド風味の辛酸っぱい野菜スープ)と白いココナッツのチャッツネ。 -
地面を赤や黄色に彩る染物。
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路上に干しておいた染物も乾き、取り入れ作業。
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毎日午後には同じ所に座っていたおじいさん。
この日でお別れ。
次回は、初めは予定になかったBLUE CITYとPINK CITY(ジャイプール)中間の聖地プシュカルをご紹介します。
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この旅行記へのコメント (6)
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- こにりんさん 2007/07/28 13:31:47
- 旅行記参考にさせていただきました
- はじめまして。
SUR SHANGHAIさんの素敵な旅行記をいつも楽しませていただいてます。
先日、デリー〜ジョドプール〜ジャイプル〜アグラと北インドを旅してきました。
アグラ・ジャイプルは行き先として決まっていたのですが
あと1都市どこか行きたいね・・ってことで調べていたところ
この青い街並みにノックアウト。
SUR SHANGHAIの旅行記やクチコミを参考にさせていただきました♪
あの青い街並みは本当にかわいかったし、メーヘンガル砦もすばらしい!
行ってよかったですv
SUR SHANGHAIの旅行記をみていると行きたい場所がどんどん増えていってしまいます・笑
これからもペタペタ足跡をつけるかと思いますが、よろしくおねがいします☆
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2007/07/29 01:38:11
- RE: 旅行記参考にさせていただきました
- はじめまして。ご訪問、ありがとうございます。m(__)m
ラージャスタンでは、ジョドプールのメへランガル砦とあの青い家々のある乾いた風土がとても印象的だったと思います。
迷路のような町並みと岩山の上の傲然とそびえる砦の様子も対照的。
ぽっころさんもその街にいってらっしゃったんですね。
今から拝見にお伺いいたします。
-
- キースさん 2007/03/10 18:13:52
- きれいなお写真ですね
- 始めまして。
ジョードプルの懐かしさを思い検索していると
SUR SHANGHAIさんの旅行記を発見!
ガイドブックに無いような視点のお写真の数々、
コメントも親しみやすかったです。
どうもでした。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2007/03/11 22:20:18
- RE: きれいなお写真ですね
- お越しくださいましてありがとうございます。m(__)m
ジョードプル周辺の旅は、南インドとは一味も二味も違う風景が楽しめたと思っています。人々の風貌、生活ぶりも同じ国とは思えないほど。
ジョードプルを知っている方がほかにもいらっしゃるんだな、とうれしくなりました。
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- きゃんさんさん 2005/04/07 00:07:17
- はじめまして
- はじめまして。お写真拝謁致しました。
町の建造物の美しさに惚れ惚れしてしまいますね。
まるで山間部のオアシスのごとく青色の家々が並
んでいますね。
インドというとすぐ暑さを想像してしまいますが、
暑くはありませんでしたか?
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2005/04/09 10:05:14
- RE: はじめまして
- こちらこそ、はじめまして。
書き込み、ありがとうございます。
ジョードプルの眺めはよかったですよ。青い家々が印象的でした。
インドと言っても、土地により、時期により、暑さはそれほどでもありません。私がここを訪れたのは2月というせいもあって、昼は多少汗ばむほどでしたが、朝夕は結構寒かったです。
今まで数回インドへは行きましたが、酷暑の時期は行ったことが無いので、どのくらい暑くなるのかは私も想像するだけです。(^○^)
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