マレーシアＧＰ＆マレーシア観光の旅１日目

2003/03/22 - 2003/03/22

Ｆ１マレーシアＧＰの観戦とマレーシア観光の為に３泊５日でマレーシアへ行きました。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

去年のヨーロッパ以来、約１年ぶりの海外です。今回もＦ１観戦プラス観光の旅です。行き先はマレーシアで僕は２回目、奥さんは初めて行く所です。ツアー自体はヨーロッパへ行くときにお世話になった旅行会社にお願いしましたが、ツアーより出発を遅らせて、Ｆ１は決勝のみの観戦で、翌日から観光をするという変則的なパターンにしました。

出発は土曜日の午前１１時半、関空発マレーシア航空５３便です。２日前にアメリカがイラクへの攻撃を始めたので、その関係で警備が厳しくなっているかもと思い、かなり早めに家を出ましたが、空港内の様子はいたって普通でした。空港に着くのが早過ぎて、チェックインが出来なかったので、朝食を食べ時間を潰しました。

朝食を取った後、出国審査を済ませましたが、ここでも特別厳しいことは無く、すんなりと通過することが出来ました。免税店で少し買い物をしてから、搭乗口へ向かいました。マレーシア行きに使用されるのエアバスのＡ３３０−３００です。

機内へ入り席に行くと、エコノミークラスの座席には枕と膝掛けがすでに置いてありました。

座席に座り、シートベルを着用してしばらくすると、機体が動き出しました。今日は早朝から雨が降っていて肌寒かったので、暖かいマレーシアが楽しみです。

マレーシア航空は使用しているほとんどの機種にパーソナルモニターが付いているのですが、このＡ３３０−３００には付いていませんでした。また、足元の座席と座席の間隔は思っていたより広く、足を組んでも楽でした。

シートベルトランプが消えてしばらくすると、ドリンクサービスが始まりました。アルコール類も含めた飲み物と、お菓子が出されました。

ドリンクサービスから１時間もすると、昼食としての機内食が出て来ました。メニューにはチキンと魚の２種類があったので、２人で別々の物を頼みました。僕はチキンを頼み、メニューには唐揚げのべっこう餡かけとなっていました。

奥さんは魚で、メニューには白身魚の甘酢餡かけとなっていました。メイン料理にはご飯が添えられていて、後は茶そば、カットフルーツとパン、ドリンクでした。メイン料理の味の方は可も不可もなくといったところでした。食後のデザートにはあんこの入ったモナカタイプのアイスクリームが出て来ましたが、歯が折れるかというぐらいカチカチでした。

クアラルンプールに到着する１時間半程前には軽食ですが、２回目の機内食が出て来ました。スモークチキンをはさんだバーガータイプのサンドウィッチとパンケーキでした。こちらの方も味はごく普通でした。

機内食を食べた後は、マレーシアの入国カードを書くことにします。書くと言っても、ほとんどは旅行会社の方で書いてくれてるので、少し記入してあとはサインをするだけです。

マレーシア航空のＣＡは民族衣装を着ていて、とてもスタイルが良く綺麗に見えました。

日本を出て約６時間でクアラルンプールに到着です。空港は海の近くにあるので、飛行機は一旦海上に出て旋回し、海側から空港に着陸しました。着陸寸前には油ヤシのジャングルが延々と続いている景色が目に入りました。

航空会社ごとにターミナルが分かれているとは思いますが、マレーシア航空のハブ空港だけあって、着陸してからターミナルに向かう間、窓から見えるのはマレーシア航空の機体だけでした。

２年半前に来た時は、到着、出発が深夜、早朝だったので、免税店などは殆ど空いていなくて閑散とした感じだったのですが、今回はまだ夕方なので店も開いていて、華やかな感じがします。

国際線が主に到着するターミナルから、入国審査場などがあるメインターミナルへはモノレールのようなシャトルトレインに乗って移動します。

入国審査を終えて荷物を受け取った後で、現地通貨に両替をしました。空港からホテルまでは自分たちだけで行くのですが、一番時間がかからない特急列車で行くことにしました。切符は帰りのことも考えて往復で購入しました。

ＫＬＩＡエクスプレスは開通して間もないので、駅や列車が新しくとても綺麗でした。この列車はノンストップなので、空港から約３０分でクアラルンプール市内の中心にある、クアラルンプールセントラル駅へ到着しました。

ガイドブックで調べた通り、ここからホテルまではタクシーで行くことにします。チケット売り場でホテルの名前を言い、チケットを買いました。ぼったくられる心配はないものの、普通に乗るより少し高いような気がしました。

ホテルに着くと、添乗員さんが待っていてくれました。早速、チェックインを済ませて、夕食を食べに行くことにしました。一緒に行くのは添乗員さんと、ツアーの参加者数人です。添乗員さんの案内でホテルから１０分程の所にあるチャイナタウンに向かいました。

初めての場所なので、添乗員さんの後をしっかりと付いていきます。チャイナタウンのある通りに入ると、道路の両側にレストランがずっと並んでいます。その通りの一番手前の端にある店に入りました。

店に入ったと言っても、殆どの店はオープンカフェ状態です。店の中の席に付くと、暑いので道路上に設けられた席に付きました。料理はみんなで何種類かの物を頼んでつつくことにしました。蟹玉、青椒牛肉絲、焼きそばなんかを頼みましたが、日本の物とは見た目がかなり違っていました。

レストランが並んでいる通りは車も通行するので、僕達が座っている３０ｃｍぐらい後ろを車が通ります。この店では、約２時間８人が散々飲み食いして、１人あたり約１２００円で済みました。食事の後は、バッタ物が数多く売られている、露店街へ行くことになりました。

食事をした場所から少し歩いた所にある路地には、バッタ物を売る店がぎっしりと並んでいました。ある店では日本でも人気のあるブランドのバッグや時計を売っていましたが、本物を知っている人から見たら一発で本物では無いと分かるような物でばかりでした。値段の方は、時計なんかだと値切れば１０００円以下で買えそうでした。