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<br /><br /><br /><br /><br />映画的面白さのエッセンスがすべて巧みに盛り込まれているのがアメリカ映画 <ローマの休日>ではないかと感じる。 <br />何度、この映画を観た事だろう・・リメーク版やカラー版も後に公開されたが、 やはりオードリーヘップバーン演じる王女が <br />モノクロ画像でも一番に輝いて見える。 <br /><br />髪を切った後の可憐さと好奇心に満ち溢れたの瞳の演技が素晴らしい。新聞記者役のグレコリー・ペックも渋い。<br />ストーリー展開は如何にも王室を持たないアメリカ人好み。 <br /><br />しかし同時に この映画ほど超一級のローマの観光紹介映画を他に知らない。 世界中のどれほどの人達が<ローマの休日>を観てインスパイアーされて ローマを訪れたかしれない。 <br />誰もが<スペイン広場>に出かけ、ジェラードアイスを頬張った <br />ろうし<真実の口>に腕を入れ記念写真のポーズを撮ったに違いない。<br /><br />    <br />・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・           <br />  かってバックパッカーだった日々、イタリアのブリンディジー <br />というイタリア地図を女性のハイヒールに例えればカカトに当たる場所にある街から ローマまで北上しローマのテルミニ駅に夜遅く到着した私は駅頭で、 すぐに宿の客引きに声を掛けられた。 <br /><br />外套を羽織り、キチンとネクタイを締めたとても品格を感じさせる初老の 客引きだった。低いバリトンな声質のとても誠実さを感じさせる話っぷりと 穏やかな表情、そして何より宿代等の条件等が合って、私はその客引きの後を付いて行くことになった。<br /><br />テルミニ駅から何ブロックも歩かぬうちに、 やがて路面は石畳に変わり雨上がりの夜のローマの裏通りに コツコツと靴音だけを響かせていた。 <br /><br />「宿はここですよ」客引きは呟くように云いながらドアのチャイムを鳴らす。 古い建物の一角に{PENSIONE}という看板が小さく読み取れた。 <br />扉の向うでは息子と思われる青年が私を向かい入れる。 <br />家族経営の慎ましいペンションに違いない。 <br />客引きの仕事は父親の役目であろうと思われた。 <br />私を息子に引き渡すと踵を返すように <br />彼は再び駅に向かいはじめた。 <br /><br />その刹那、街灯に父親の愁いを含んだ横顔が鮮やかに浮かび上がった。 コートの襟を立てた、その横顔からは少し疲れた表情が窺える。 <br />しかし街灯に浮かび上がったその横顔はイタリアの名優マルチェロ・マストロヤンニに似て、男の自分から見ても実に渋く、際立つ程に格好良くみえた。 <br /><br />ローマの裏通り、雨に濡れた古い石畳、 <br />コートの襟を立てた初老の客引き、 街灯に浮かぶ憂いと<br />哀愁を帯びた端正な横顔、<br /><br />刹那、まるで自分が古いモノクロのイタリア映画のワンシーンの中に 居るが如くな.とても不思議な錯覚と思いに捉われた事を覚えている。 <br /><br />

ローマの客引き

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kio

kioさん






映画的面白さのエッセンスがすべて巧みに盛り込まれているのがアメリカ映画 <ローマの休日>ではないかと感じる。
何度、この映画を観た事だろう・・リメーク版やカラー版も後に公開されたが、 やはりオードリーヘップバーン演じる王女が
モノクロ画像でも一番に輝いて見える。

髪を切った後の可憐さと好奇心に満ち溢れたの瞳の演技が素晴らしい。新聞記者役のグレコリー・ペックも渋い。
ストーリー展開は如何にも王室を持たないアメリカ人好み。

しかし同時に この映画ほど超一級のローマの観光紹介映画を他に知らない。 世界中のどれほどの人達が<ローマの休日>を観てインスパイアーされて ローマを訪れたかしれない。
誰もが<スペイン広場>に出かけ、ジェラードアイスを頬張った
ろうし<真実の口>に腕を入れ記念写真のポーズを撮ったに違いない。

   
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・          
  かってバックパッカーだった日々、イタリアのブリンディジー
というイタリア地図を女性のハイヒールに例えればカカトに当たる場所にある街から ローマまで北上しローマのテルミニ駅に夜遅く到着した私は駅頭で、 すぐに宿の客引きに声を掛けられた。

外套を羽織り、キチンとネクタイを締めたとても品格を感じさせる初老の 客引きだった。低いバリトンな声質のとても誠実さを感じさせる話っぷりと 穏やかな表情、そして何より宿代等の条件等が合って、私はその客引きの後を付いて行くことになった。

テルミニ駅から何ブロックも歩かぬうちに、 やがて路面は石畳に変わり雨上がりの夜のローマの裏通りに コツコツと靴音だけを響かせていた。

「宿はここですよ」客引きは呟くように云いながらドアのチャイムを鳴らす。 古い建物の一角に{PENSIONE}という看板が小さく読み取れた。
扉の向うでは息子と思われる青年が私を向かい入れる。
家族経営の慎ましいペンションに違いない。
客引きの仕事は父親の役目であろうと思われた。
私を息子に引き渡すと踵を返すように
彼は再び駅に向かいはじめた。

その刹那、街灯に父親の愁いを含んだ横顔が鮮やかに浮かび上がった。 コートの襟を立てた、その横顔からは少し疲れた表情が窺える。
しかし街灯に浮かび上がったその横顔はイタリアの名優マルチェロ・マストロヤンニに似て、男の自分から見ても実に渋く、際立つ程に格好良くみえた。

ローマの裏通り、雨に濡れた古い石畳、
コートの襟を立てた初老の客引き、 街灯に浮かぶ憂いと
哀愁を帯びた端正な横顔、

刹那、まるで自分が古いモノクロのイタリア映画のワンシーンの中に 居るが如くな.とても不思議な錯覚と思いに捉われた事を覚えている。

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この旅行記へのコメント (21)

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  • コクリコさん 2007/05/21 21:50:27
    ローマの客引き
    kioさん、こんばんは。
    コクリコの旅行記においでくださりありがとうございました。

    私も20年以上前、夫と初めてローマに着いたとき客引きにひかれてPENSIONEに行ったのを思い出して懐かしくなりました。
    kioさんは老紳士に引かれたのですね。私たちはルーマニアから出稼ぎにきている青年でした。途中まで警戒していたので、その青年が私の荷物を持ってくれると言うのに「重く無いから大丈夫」と言ってしっかり荷物をかかえていた私。
    青年はPENSIONEに着くと、PENSIONEの人からいくらか受け取りまたローマ駅へ。
    狭い道をどう歩いたんだか、kioさんと同じ宿だったのか。
    家族連れの旅行客がたくさん泊まっていたなかなか感じの良いペンションでした。「エンバシー」という名前のペンションでした。

    私も『ローマの休日』何回か見ました。グレゴリー・ペックってダボダボのズボンはいていましたよね。あの頃の流行でしょうか。
    そういえば私も2回ローマに行きましたが《真実の口》に行ったことがありません。
    すっかり忘れていた「ローマの客引き」を思い出させていただきありがとうございました。

    kio

    kioさん からの返信 2007/05/22 22:10:28
    RE: ローマの客引き
    コクリコさん こんばんわ〜〜
    <ローマの客引き>に目を通して頂き
    有り難うございます! 更に投票まで頂戴し有り難うございます。

    ローマは数ある世界中の都市の中でも特筆される程に
    スペシャルな街ですよね。
    時々 グーグルマップでローマの街を俯瞰で辿ってみたりします。


    テルミニ駅も今はすっかりモダンになっているんでしょうね。
    今でも駅頭には客引きを数多く観る事が出来るんでしょうか?










  • SUR SHANGHAIさん 2006/04/23 01:00:51
    (^.^)/~~~
    作りかけのイタリア編、放り投げてまたお出かけします。
    この間はローマも久々に町に出てきましたよん。

    私はなぜかどこに行っても現地人、もしくはアジア系住民と思われるタイプなので、一人旅でもごつい際どい目に遭ったりはしない方。
    友人は先日ミラノに行って際どい目に遭ったようですが。(^○^)

    ローマもテクテクトコトコ歩いているうちに、ヴァチカンからコロッセオに着いてしまい、(?_?)
    ローマって案外小さかったのね。(^○^)
    これが私の真実の口ならぬ真実の感想。

    では、日本の北国に行ってまいりますだ。(^.^)/~~~

    kio

    kioさん からの返信 2006/04/23 18:59:46
    我こそは、ローマを見た中浦ジュリアンだ
    >ローマもテクテクトコトコ歩いているうちに、ヴァチカンからコロッセオに着いてしまい、(?_?)ローマって案外小さかったのね。(^○^)
    これが私の真実の口ならぬ真実の感想。

    んだ〜んだ〜(*^_^*) ローマは街中を歩いても楽しいし
    意外とコンパクトな印象あり。
    でも<真実の口>にはローマを三回も訪れているのに
    一度も出掛けた事がないんですよね(^-^;
    骸骨寺のようなマニアックな場所には出掛けますが(^-^;
    <真実の口>を導入部に使った旅行記を書いてるクセに(´ヘ`;)ハァ

    今から400年以上前の戦国末期、天正遣欧使節として四人の少年達が
    九州のキリシタン大名の命を受けて、ローマ教皇への使節として
    送り出された事があったんです。三年がかりで欧州に向かい
    彼の地では、それはそれは大歓迎を受けたようでローマ教皇にも
    謁見しています。 しかし八年の歳月が流れ彼等が帰国したときは、
    最初は容認していた豊臣秀吉もキリシタンによる支配を恐れ
    キリシタンを迫害の対象に・・

    14〜5歳で欧州に旅立った4人の少年達も病死したり弾圧に屈し棄教したり
    マカオへ追放されたり、不遇の日々を囲います。中浦ジュリアンだけは
    地下に潜り、国内でキリシタンとしての活動を続けたものの囚われの身に・・
    この時、彼は既に60代半ば、、刑場で彼は叫んだと云われています。

    「我こそはローマを見た中浦ジュリアンだ!」

    きっと半世紀前に訪れたローマやローマ法皇に謁見した日々を
    胸に秘めてキリシタンとして迫害や弾圧を受けながらも布教の日々を
    過ごしていた中浦ジュリアンの最後の言葉はちょいと胸を衝かれます。







  • ちょめたんさん 2006/04/17 00:08:32
    kioさん 今晩は
    無事イタリアのツアーから帰ってきました。団体中は安全で楽でした。それでもフリータイムにはやっぱりすりに有った人が居たようです。私は地下鉄でもしっかり座っていたので大丈夫でした。ご忠告有難う御座いました。

    kio

    kioさん からの返信 2006/04/17 21:34:09
    RE: kioさん 今晩は
    ちょめたんさん イタリアより無事のご帰還 何よりです!

    自分はローマで地下鉄にも乗った事がないです(^-^;
    何だか何処に行くのにも歩いて出かけていました(^_^;)

    ちょめたんさん、無遠慮なジプシーの子供達にバッグをまさぐられる
    事も取り囲まれる事もなかったのですね 良かった 良かった(*^_^*) 

    niceなイタリア旅行記をお待ちしています!

    今 思い返してローマで一番印象的だった建造物はスペイン広場でも
    コロッセオでもなく、べネト通りの とある教会でした。
    通称<骸骨寺>と呼ばれるその教会の公開されている地下室には
    幾千もの本物の骸骨が装飾されていて骸骨で作ったシャンデリアまで
    有りました。 きっと宗教的意味合いがあるんだろうと思うけど。

    旅行中、しばしその時に物言わぬのに語りかけてくるが如くな
    骸骨達の表情が唐突にフラッシュバックされて
    結構 俺ってデリケートなのかいな?などと自問自答してたあの頃・・(爆)





    ちょめたん

    ちょめたんさん からの返信 2006/04/17 23:13:44
    kioさん 健脚ですね!
    精力的に廻られたのですね。確か骸骨寺は、マジョリー教会のそばだったような?
    名前だけでカタコンベ、同様に間に合ってます。怖い{{{{(+_+)}}}}

    kio

    kioさん からの返信 2006/04/23 19:05:37
    歩き回るローマの愉しさ
    >精力的に廻られたのですね。確か骸骨寺は、マジョリー教会のそばだったような?

    いえいえ ローマはコンパクトな印象多々ありでした。

    ローマも地下鉄は京都と同じでちょいと掘ると遺跡にぶちあたり
    んで路線も数少ないじゃないでしょうかね? 多分?

    ちょめたん

    ちょめたんさん からの返信 2006/04/23 22:17:53
    RE: 歩き回るローマの愉しさ
    そうですね。地下鉄は短いし少ないですね。思ったより狭い街でしたね。また面白いもの読ませて下さい。
  • ちょめたんさん 2006/03/02 15:00:57
    もう一度m(_ _)m
    一票入れるの忘れたようです。
  • ちょめたんさん 2006/03/02 14:52:17
    今日は kioさん
    イタリアの旅行記見に来たのですが、短編小説を一つ読んだ感じです。面白かっで。、何か、そう、モーパッサンの短編集のようで素敵です。又読ませてください。本当はローマのことを知りたかったのですが(*^∀^*)今調べ中なので

    kio

    kioさん からの返信 2006/03/02 23:38:59
    RE: ローマの休日  ちょめたんさんへ
    >イタリアの旅行記見に来たのですが、短編小説を一つ読んだ感じです。面白かっで。、何か、そう、モーパッサンの短編集のようで素敵です。又読ませてください。本当はローマのことを知りたかったのですが(*^∀^*)今調べ中なので

    <ローマの客引き>編を読んで頂いたんですね 
    恐れ多い感想まで頂き恐縮ですm(._.)m ペコッ
    併せて投票もいただき有り難うございます。

    ローマは三度、訪れていますが、何度出掛けても
    やっぱりいいですよね。個人的にも良い出会いもありました。
    二十歳の頃、ローマでやはり旅行者のひとつ下のイラン人の娘と
    ふとしたきっかけで出逢い十数年もの間、ホメイニ革命の最中も
    様々な手段で手紙の遣り取りを続けては日本で再会したりしていました。 
    あれから更に数十年(笑)
    もう互いにおっちゃん、おばちゃんになっちまったんですけどね(*^_^*)

    私にとっては若き日々の思い出深い<ローマの休日>でした。

    きっとローマを訪れた誰もが自分の中でそれぞれの<ローマの休日>を
    胸に秘めているんだと思います。 

    ちょめたんさんも思い出深い<ローマの休日>を彼の地で見つけてきて
    ください〜〜





    ちょめたん

    ちょめたんさん からの返信 2006/03/03 10:08:19
    RE: RE: ローマの休日  ちょめたんさんへ
    読み切り恋愛短編小説まで!ごちそうさまです( ̄ーΑ ̄)
    楽しい思い出が有って良いですね。泥棒引ったくりが多いというのでどうしようか悩んでいます、羨ましいですね。

    kio

    kioさん からの返信 2006/03/03 22:50:11
    RE: ローマの休日のひったくり(・・;)  ちょめたんさんへ
    >泥棒引ったくりが多いというのでどうしようか悩んでいます、羨ましいですね。

    遭遇しないように、相手にその気にさせないような体制作りを
    すれば良いですよん。隙を見せなければいいのでは?
    って 自分はタクシーの中に全財産、パスポートを置き忘れたくらいの
    間抜けな奴ですから、エラソウナ事は云えませんけど(´ヘ`;)ハァ

    でもナポリあたりで引ったくりに遭えば、まるでお約束事な如くな
    あまりに陳腐なくらいに定番な話になってしまいますよね(・・;)

    ちょめたん

    ちょめたんさん からの返信 2006/03/03 23:20:25
    RE: RE: ローマの休日のひったくり(・・;)  ちょめたんさんへ
    今度はブラック小話ですね!そんな〜恐ろしいことも有ったんですか!!寅さんの腹巻でも借りていこうかと思います。首からお守りぶら下げて!又アドバイス御願いいたします.m(._ .;)m

    kio

    kioさん からの返信 2006/03/12 12:10:51
    RE: RE: RE: ローマの休日のひったくり(・・;)  ちょめたんさんへ
    それでもローマは充分に魅力のある街ですよん

    ジプシーの子供達に取り囲まれ、バッグやポケットに無遠慮に
    手を突っ込まれようとも、それも後々には旅の思い出ということで 違
  • shinesuniさん 2005/10/07 23:15:35
    真実の口
    私が行った時は日本人が口に手を入れる写真を撮るために列を作っていてうんざりしました。私もその1人なのかもしれませんが、ツアー客のヒトは時間がないのか列を割り込んで大騒ぎ...あの時はキレました。

    タンペレ・タワーに私も真っ先に行ったのですが、登れませんでした(涙)。
    当時シルバーラインの船下りや、ムーミン博物館はあったのでしょうか?
    それにしても懐かしいです。今度行く時はもう少し暖かくなったときにしたいですね。

    kio

    kioさん からの返信 2005/10/07 23:56:10
    RE: 真実の口
    shinesuniさん こんばんわ〜
    書き込み頂き有り難うございます!


    >ツアー客のヒトは時間がないのか列を割り込んで大騒ぎ...あの時はキレました。

    もう旅の恥は掻き捨てと云えども、どうにも恥ずかしい話ですよね・・
    <真実の口>が嗤っているかも(・・;)

    >タンペレ・タワーに私も真っ先に行ったのですが、登れませんでした(涙)。
    当時シルバーラインの船下りや、ムーミン博物館はあったのでしょうか?
    それにしても懐かしいです。今度行く時はもう少し暖かくなったときにしたいですね

    この街のレストランでトナカイのステーキを初めて食べました。
    シルバーラインの船くだり、ムーミン博物館、、何も知りませんでした(・・;)
    ムーミンの原作がフィンランドということすら知りませんでした(^^;)

    それでも自分はフィンランド贔屓で娘が生まれた時に名前を
    フィンランド語読みの国名である<suomi>という名を相当真剣に
    検討したものです。家族に却下されちまいましたが・・(^-^;
    スオミ、、涼やかで今でも良いなあと実は密かに思っているのです(*^_^*)


  • さすらいおじさんさん 2005/04/01 00:37:52
    それにしてもkioさんの文章は素晴らしい!
    >その刹那、街灯に父親の愁いを含んだ横顔が浮かび上がった。
    コートの襟をたてたその横顔は少し疲れた表情が窺えた。
    しかし街灯に浮かび上がった表情はマルチェロ・マストロヤンニを
    思わせるほどに男の自分が見ても実に渋くて格好良かった。

    私もローマの休日が好きで何度も見ています。34年前も映画にあこがれてトレビやスペイン階段に行きました。
    マルチェロ・マストロヤンニも好きです。ひまわりの憂いの表情が印象に残っています。それにしてもkioさんの文章は素晴らしい!マルチェロ・マストロヤンニの世界の引き込まれました。

  • osdさん 2005/03/28 17:39:18
    ローマ、テルミナ思い出します。
    kio氏の旅行記、いつも魅力的なタイトルのつけ方に感服いたします。「ローマの客引き」…思わずタイトルに惹かれて開けました。毎回楽しい旅行記ありがとうございます。小生の<ローマの客引き>は若い男性でした。kio氏より少し前70年代の6月、共和国広場からテルミナへの途中の19時ごろでした。男2人で歩いているとイタリアの若い男性が「ジャポン、ジャポン!」と声を掛けて来ました。黙っていると「ジャポン、Goo-、ヤングガール50ダラー」とシツコくテルミナ近くまで付いてきました。気がつくと男が3、4人に増え、少し怪しげな感じになってきました。「No!NoJapan I'm Indonesian, He's Mexican 」ー「No マネー!」…私はとっさにに叫びました。ーそしたらイタリア人の若者達が叫び返してきました「インドネシア・グー、メキシカン・グー 10ダラー!」。思わず笑っちゃいました。笑った勢いで私達はフェロ・ロマーノ方向に全速走行、逃げ出しました。夜のフェロ・ロマーノのベンチに横になったりしました。kio氏の旅行記で
    ローマの一夜を懐かしく思い出しました。※ハンガリー・ブタペストも楽しく読ませていただきました。重ねてありがとうございます。

    kio

    kioさん からの返信 2005/03/29 00:08:48
    笑いました〜〜♪
    osd様 書き込み頂きありがとうございます。
    愉しく読ませて頂きました。

    >「No!NoJapan I'm Indonesian, He's Mexican 」ー「No マネー!」…私はとっさにに叫びました。ーそしたらイタリア人の若者達が叫び返してきました「インドネシア・グー、メキシカン・グー 10ダラー!」。思わず笑っちゃいました

    ↑ここの部分、私も思わず声を出して笑ってしまいました〜〜(笑)
    結構 私のツボにはまりました (笑)
    アクシデントは向うからやってきますよね。
    災難を巧みにさけつつ、愉しむのも個人旅行の極意でしょうか〜

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