空海入唐１２００年記念ツアー

2004/12/19 - 2004/12/23

空海が入唐して丁度１２００年（１２月２１日）にあたり中国西安にて記念式典が行われるというので参列、空海の修行寺・青龍寺、兵馬俑博物館、始皇帝陵、楊貴妃ゆかりの華清池、西北大学にて中国人大学教授より空海及び遣唐使について講義を受けることの出来る旅でした。また私は空海と同じ香川県善通寺市の生まれで子供の頃空海の父の名前（善通）をとり善通寺と付けられたと言われています。

エリア 西安(中国)

西安にある手前が三蔵法師の銅像で後方が西暦６４８年に建立されたレンガ造りの大雁塔です。また内部は階段で７層まで登ることが出来ます。勿論有料(１５元）です。

空海が西暦８０４年に遣唐使に随行し約一年余り西安で過ごし真言密教を学んだお寺です。当時のは焼失し１９８２年に四国四県と西安市などが日中協力して再建されたお寺です。

青龍寺内部の恵果と空海の像。

空海入唐記念日（１２月２１日）古式に則った西安城入場式典が行われ青龍寺住職が挨拶の言葉を述べた。

古式に則った記念式典

式典が終了後場内に入りライトアップされた明代の１３８４年に造られた木造建築の西安の街のシンボル的存在である鐘楼

西北大学で大学の教授より空海及び遣唐使について講義を受けた。また講義の後に発掘された紀元前１１８年の通貨と西暦６２１年の通貨を西北大学の国外持ち出し許可証付きで記念に頂いた。

秦始皇帝兵馬俑博物館を見学、当日の朝から雪が降り始め冬至に雪が降ると大豊作だと言われていて各紙朝刊一面を占めていた。

西安旅行ではお馴染みの秦始皇兵馬俑の第一号俑抗で、約六千体発見されている。

兵馬俑資料を購入した人にサインをしている兵馬俑を発見した楊氏。楊氏は井戸を掘っていて発見し当時自転車で約３時間かけて西安市へ出向き届けたそうです。国から与えられた報奨金は寄付して村に小学校を建設したそうです。またその学校の先生が現在の奥様だそうです。

楊貴妃が入浴していたと言われている華清宮の温泉にある楊貴妃の浴槽

お墓の内部の壁に色鮮やかに描かれている宮女図