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第5日:日曜日。マンハッタンもなんとなくのんびりしてる・・・。<br />今日は午後からダンナが昔お世話になった知人夫妻とお約束をしていろいろ案内してもらうことになっているので<br />午前中に5番街へお買い物に繰り出すことにした。<br />・・・が、オーマイガッ!ほとんどの店が午前11時もしくは正午開店なのですね。<br />行く店、行く店closedで、2時間歩いてほとんど店は見られず・・・(:_;)。これから開店時間はきちんとチェックしよう。<br />さて、お昼頃知人夫妻がお迎えに来てくださり、まずは奥様おすすめのクイーンズにある「イサム・ノグチ記念館」へ。<br />イサム・ノグチは日本でも有名なアーティスト。あの提灯風のルームライトはMOMAにも展示されていますね。<br />私はインテリアデザイナーだとばかり思っていたが、実は彫刻やダンスステージの(それもモダンの)デザインもしているのでした。<br />日本人の観光客はほとんどおらず、いかにも美術学生風の若者や、芸術家っぽい初老の紳士など、いろいろな人が見学しています。ひとつの石の彫刻の前からずーっと動かない人もいます。<br />決して便利な場所とはいえないところに、こういう美術館があって、きちんと運営されているところにアメリカの懐の深さがあるんだなぁ、とちょっと感じ入る私でした<br />次はイーストリバーを往復しブルックリンブリッジを渡って、ハイソな住宅が建ち並ぶブルックリンハイツへ。<br />最近マンハッタンの金融街につとめる若手には一番人気の街だそうです。<br />イーストリバー沿いのプロムナードはよく整備されていて、ゴミ一つないし、(あの「スプラッシュ」の「リバーカフェ」も近くにあります)街全体がこざっぱりしていて、建物は雰囲気があって、私だって住んでみたいが、家賃高すぎ・・・。ため息ものです。<br />このあと、知人オススメの「NYいちのステーキハウス」「ピーター・ルーガー」へ。ここも予約を取るのは至難の業で、3週間前に予約を入れたにもかかわらず、午後3時半か9時、といわれてしまったという。<br />レストランといってもカジュアルな楽しい雰囲気である。日曜と言うこともあって家族連れがごちそう食べに来たよ、という感じ。<br />誕生日のお祝いに来ている人にはスタッフがローソクをつけたケーキをもってきて「Happy birthaday」を歌ってくれたり、周りのお客さんも拍手をしたり、と本当に楽しそう。そのニューヨーク一のステーキといえば、厚さ5cmにはなろうか、というボリューム。見ただけでおなかいっぱいになりそうだけれど、脂っこさがなくてジューシー。結構食べられます。(レストラン口コミもどうぞ)。<br />第6日:前夜から雪。セントラルパークも一面真っ白。これもまた風情があります。今日は新しいスポットを見てみようと思い、チェルシーの南側、食肉加工場の立ち並ぶあたり「ミートパッキングディストリクト」へ。<br />その名のとおり、食肉加工の工場や卸の立ち並ぶちょっと殺風景なところへいきなり「アレキサンダー・マッケンジー」やら<br />「ステラ・マッカートニー」やらの高級ブティックが出現。聞くところによると、近くを通る電車の線路(いまは廃線になっている)が、復活して近所に大きい公園やアミューズメント施設が出来る計画があるらしい。そうすると、このあたりもSOHOやトライベッカのような人が集まるところになっていくのかしら。なんとなく不動産系の人(どういう人?)がうろうろしていたりするし。ちょっとウォッチしてみたい<br />気はします。<br />夕食はチャイナタウンで。合記飯店というお店です(口コミあり)。日本人をみると「カニ?」と聞いてくるので、きっと日本人はよくカニを注文するのでしょう。私は牛ロースとブロッコリーの炒めをいただきました。おいしいです。<br />その後リトルイタリーを経由してビレッジへ行くことにしたのですが、びっくりしたのは中国パワー。以前はリトルイタリーだったところが、中国系の店に浸食?されています。<br />いたるところで干したエビやら生きた蛙!やらを売っていて、チャイナタウンの勢力が拡大したなぁ、というのが感想。<br />1時間ほどとことこ歩いてビレッジバンガードへ。私のダンナはJAZZが大大大好き。NYへ来たときには必ずどこかライブハウスへ行くのですが、今回はここ。MondayNightということでJAZZオーケストラです。ビレッジバンガードといえば、私の大好きなピアニスト、ビル・エバンスの名盤「Sunday at the Village Vanguard」「Waltz for Debby」のライブ録音が行われたところ。あー、ここでビルが(ちょっと馴れ馴れしい?)弾いたのね〜。しみじみ・・・<br />開演1時間前に到着したらまだ開いてないがすでに7−8人待ってる人が。10分くらいすると店が開き順番に案内してくれ、最前列、ピアノの前に陣取りました。私はネットで直接予約を入れたが、予約してあっても座るところは早く来た人から、ということなので、早く行ってよかったです。30分ぐらいすると徐々に埋まりだし、開演の頃には満席に。<br />壁にはいろいろなミュージシャンの写真が飾られている。チャージは10ドルまでの1ドリンクがついて30ドル。(その後の飲み物は別途現金)。食べるものはほどんどなく、(あったのかな?でも食べている人は誰もいない)混んでくるとオーダーもままならず。<br />午後9時開演。さすがに演奏のレベルは高い。バップからエレガントな曲まで音量もバリバリ度(?)もテクニックもすばらしく、聴いていて引き込まれます。何よりミュージシャンが演奏を楽しんでいるのがよくわかるので、こちらも楽しい。<br />全部で6曲ほど、1時間半飽きずに聴けた。よかった〜。演奏が終わってもすぐに帰ろうとしない人が結構いて、お店のマダムが「もう1ステージ聴く人はあと(ドリンク)チャージ10ドル払ってね〜」といっていました。<br />地上へ出てみると(店は地下にある)次のステージを待つ人が階段からずっと列をなして開くのを待っていました。

NY滞在記?

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2005/02/16 - 2005/02/23

7440位(同エリア8651件中)

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7

tomokocchiさん

第5日:日曜日。マンハッタンもなんとなくのんびりしてる・・・。
今日は午後からダンナが昔お世話になった知人夫妻とお約束をしていろいろ案内してもらうことになっているので
午前中に5番街へお買い物に繰り出すことにした。
・・・が、オーマイガッ!ほとんどの店が午前11時もしくは正午開店なのですね。
行く店、行く店closedで、2時間歩いてほとんど店は見られず・・・(:_;)。これから開店時間はきちんとチェックしよう。
さて、お昼頃知人夫妻がお迎えに来てくださり、まずは奥様おすすめのクイーンズにある「イサム・ノグチ記念館」へ。
イサム・ノグチは日本でも有名なアーティスト。あの提灯風のルームライトはMOMAにも展示されていますね。
私はインテリアデザイナーだとばかり思っていたが、実は彫刻やダンスステージの(それもモダンの)デザインもしているのでした。
日本人の観光客はほとんどおらず、いかにも美術学生風の若者や、芸術家っぽい初老の紳士など、いろいろな人が見学しています。ひとつの石の彫刻の前からずーっと動かない人もいます。
決して便利な場所とはいえないところに、こういう美術館があって、きちんと運営されているところにアメリカの懐の深さがあるんだなぁ、とちょっと感じ入る私でした
次はイーストリバーを往復しブルックリンブリッジを渡って、ハイソな住宅が建ち並ぶブルックリンハイツへ。
最近マンハッタンの金融街につとめる若手には一番人気の街だそうです。
イーストリバー沿いのプロムナードはよく整備されていて、ゴミ一つないし、(あの「スプラッシュ」の「リバーカフェ」も近くにあります)街全体がこざっぱりしていて、建物は雰囲気があって、私だって住んでみたいが、家賃高すぎ・・・。ため息ものです。
このあと、知人オススメの「NYいちのステーキハウス」「ピーター・ルーガー」へ。ここも予約を取るのは至難の業で、3週間前に予約を入れたにもかかわらず、午後3時半か9時、といわれてしまったという。
レストランといってもカジュアルな楽しい雰囲気である。日曜と言うこともあって家族連れがごちそう食べに来たよ、という感じ。
誕生日のお祝いに来ている人にはスタッフがローソクをつけたケーキをもってきて「Happy birthaday」を歌ってくれたり、周りのお客さんも拍手をしたり、と本当に楽しそう。そのニューヨーク一のステーキといえば、厚さ5cmにはなろうか、というボリューム。見ただけでおなかいっぱいになりそうだけれど、脂っこさがなくてジューシー。結構食べられます。(レストラン口コミもどうぞ)。
第6日:前夜から雪。セントラルパークも一面真っ白。これもまた風情があります。今日は新しいスポットを見てみようと思い、チェルシーの南側、食肉加工場の立ち並ぶあたり「ミートパッキングディストリクト」へ。
その名のとおり、食肉加工の工場や卸の立ち並ぶちょっと殺風景なところへいきなり「アレキサンダー・マッケンジー」やら
「ステラ・マッカートニー」やらの高級ブティックが出現。聞くところによると、近くを通る電車の線路(いまは廃線になっている)が、復活して近所に大きい公園やアミューズメント施設が出来る計画があるらしい。そうすると、このあたりもSOHOやトライベッカのような人が集まるところになっていくのかしら。なんとなく不動産系の人(どういう人?)がうろうろしていたりするし。ちょっとウォッチしてみたい
気はします。
夕食はチャイナタウンで。合記飯店というお店です(口コミあり)。日本人をみると「カニ?」と聞いてくるので、きっと日本人はよくカニを注文するのでしょう。私は牛ロースとブロッコリーの炒めをいただきました。おいしいです。
その後リトルイタリーを経由してビレッジへ行くことにしたのですが、びっくりしたのは中国パワー。以前はリトルイタリーだったところが、中国系の店に浸食?されています。
いたるところで干したエビやら生きた蛙!やらを売っていて、チャイナタウンの勢力が拡大したなぁ、というのが感想。
1時間ほどとことこ歩いてビレッジバンガードへ。私のダンナはJAZZが大大大好き。NYへ来たときには必ずどこかライブハウスへ行くのですが、今回はここ。MondayNightということでJAZZオーケストラです。ビレッジバンガードといえば、私の大好きなピアニスト、ビル・エバンスの名盤「Sunday at the Village Vanguard」「Waltz for Debby」のライブ録音が行われたところ。あー、ここでビルが(ちょっと馴れ馴れしい?)弾いたのね〜。しみじみ・・・
開演1時間前に到着したらまだ開いてないがすでに7−8人待ってる人が。10分くらいすると店が開き順番に案内してくれ、最前列、ピアノの前に陣取りました。私はネットで直接予約を入れたが、予約してあっても座るところは早く来た人から、ということなので、早く行ってよかったです。30分ぐらいすると徐々に埋まりだし、開演の頃には満席に。
壁にはいろいろなミュージシャンの写真が飾られている。チャージは10ドルまでの1ドリンクがついて30ドル。(その後の飲み物は別途現金)。食べるものはほどんどなく、(あったのかな?でも食べている人は誰もいない)混んでくるとオーダーもままならず。
午後9時開演。さすがに演奏のレベルは高い。バップからエレガントな曲まで音量もバリバリ度(?)もテクニックもすばらしく、聴いていて引き込まれます。何よりミュージシャンが演奏を楽しんでいるのがよくわかるので、こちらも楽しい。
全部で6曲ほど、1時間半飽きずに聴けた。よかった〜。演奏が終わってもすぐに帰ろうとしない人が結構いて、お店のマダムが「もう1ステージ聴く人はあと(ドリンク)チャージ10ドル払ってね〜」といっていました。
地上へ出てみると(店は地下にある)次のステージを待つ人が階段からずっと列をなして開くのを待っていました。

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  • ノグチ・イサム記念館入ってすぐ。石の彫刻がずらり。建物の中だけでなく庭園にも並べられており、雰囲気よし。

    ノグチ・イサム記念館入ってすぐ。石の彫刻がずらり。建物の中だけでなく庭園にも並べられており、雰囲気よし。

  • ブルックリンハイツ。きれいで素敵な街だが、すごく家賃が高いらしい。

    ブルックリンハイツ。きれいで素敵な街だが、すごく家賃が高いらしい。

  • これがピータールーガーのステーキ。ドライエイジングという熟成方法で寝かせた肉を高熱で周りだけ焼き、その熱で蒸す、というシンプルな調理方法だが、そのため肉汁がほとんど出ない。<br />

    これがピータールーガーのステーキ。ドライエイジングという熟成方法で寝かせた肉を高熱で周りだけ焼き、その熱で蒸す、というシンプルな調理方法だが、そのため肉汁がほとんど出ない。

  • ミートパッキングディストリクト。オフィスビルや軒下に肉の固まり(牛そのものです)が掛けてあるとなりにブティックがある。

    ミートパッキングディストリクト。オフィスビルや軒下に肉の固まり(牛そのものです)が掛けてあるとなりにブティックがある。

  • 雪のセントラルパーク。

    雪のセントラルパーク。

  • ヴィレッジバンガードでセカンドステージを待っている人たち。

    ヴィレッジバンガードでセカンドステージを待っている人たち。

  • ビレッジバンガード店内。出演したミュージシャンの写真があちらこちらに飾ってある。若かりしサラ・ヴォーンとか・・・。ビル・エバンスを探したけれど見つからず。残念。<br /><br />ここには日本人の観光客も結構来てるんだけど、ひょっとして普段はジャズ聴くこともないんじゃないか、と思うような人もいる。昼間観光で歩き回ったりすることもあるんでしょう、ついこっくりこっくり・・・、という人、よく見かけるんですよ。無理してジャズ聴くこともないとは思うけど、ちょっとは聴いてあげてよね。特に前の方に陣取ってる、あなたたち!

    ビレッジバンガード店内。出演したミュージシャンの写真があちらこちらに飾ってある。若かりしサラ・ヴォーンとか・・・。ビル・エバンスを探したけれど見つからず。残念。

    ここには日本人の観光客も結構来てるんだけど、ひょっとして普段はジャズ聴くこともないんじゃないか、と思うような人もいる。昼間観光で歩き回ったりすることもあるんでしょう、ついこっくりこっくり・・・、という人、よく見かけるんですよ。無理してジャズ聴くこともないとは思うけど、ちょっとは聴いてあげてよね。特に前の方に陣取ってる、あなたたち!

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この旅行記へのコメント (2)

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  • Koopinさん 2005/03/17 22:22:38
    「The Gate」うらやましいです!
    セントラルパークの「The Gate」。ご覧になったのですね。
    うらやましい!私もみたかったなぁ。でも、2月のNYは寒かったでしょう。
    イサムノグチ美術館の様子や新装MOMAが混んでいること等、為になりました。

    tomokocchiさん からの返信 2005/03/18 00:00:46
    RE: 「The Gate」うらやましいです!
    見に来ていただいてありがとうございます!
    The Gateを見られたのはホントにラッキーでした。なんだかすごいな、ってうなってただけなのが情けないですけど(^^ゞ
    イサム・ノグチの彫刻もシンプルだけど味わい深い、というかなかには掘削機の跡がそのまま残っているようなのもあり、一度廻って戻ってみるとまた違う感動がありました。一度ぜひ!

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