2004/12/25 - 2005/01/09
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気楽トンボさん
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日干し煉瓦を積み、
壁を泥で塗った砥の粉色したモスク。
そのモスクはマリのサハラ砂漠の南の、
「トンブクトゥ」という町にあった。
そこは、ニジェール川交易の終点。
砂漠を越えてきた塩は、ここで船に乗せられて、
上流からやって来た金と交換された。
その当時は活気があり、
交易の町として繁栄していたと言う。
でも今はその影も無く砂に埋もれつつある町に。
「トンブクトゥ」とは「窪地」を意味するらしい。
サハラ砂漠の南の窪地?
誰が名づけたのか・・・本当にその通りだと思う。
その窪地にシンプルだけど美しい土のモスクが3つ建っていた。
その1つが「ジンゲリベリモスク」世界遺産に指定されている。
泥壁が剥がれた時の修理のために、壁には木の足場が出ていた。
ただの土色一色だけれど、、、、
お日様に照らされると、綺麗な亜麻色、金茶色に見える。
日が陰ると駱駝色に変わる。
モスクは静かな砂の町に溶け込んでいた。
中は薄暗く、静寂な空気が流れていた。壁には小さい穴が空いていた。
そこから差し込む光りがなんと!星の形・・・
小さな星の光りがとても美しかった。
敬虔な信者達はみんなメッカの方角に向かって祈りを捧げる。
19世紀には幻の黄金都市として探検家を魅了した「トンブクトゥ」
そこに旅することができた感動が今も蘇る。
改めて旅の素晴らしさを感じさせてくれた砂漠の町でした。
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