2004/05/01 - 2004/05/02
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秋カボチャさん
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この国のスケールの大きさ、歴史的建造物の豊富さ、料理のおいしさ、それにトイレ(の凄さ)に圧倒されて過ごした怒涛の6日間。最後は兵馬俑にお目にかかる西安への移動です。
ここで、トラブル発生。西安移動日は、メーデーでした。その大混雑する日に飛行機に故障発生。当初2時間遅れとのアナウンス。当然信じていはいませんでしたが、結局4時間程遅れての出発。普段なら代替機を飛ばすところ、メーデーなので誰も対応しないからだったそうで。
この頃には、「この国で並ぶことに意味はない」と理解し、バスには我先に割り入って入る自分の変貌ぶりに驚いたのでした。
<5日目:西安へ><6日目:兵馬俑、帰国>
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やっとの思いで西安に着きました。当初この日に兵馬俑へいくスケジュールでしたが、航空機延着で計画変更。まず、西安の城壁の上へ登りました。この壁は一周14キロあるそうですので、3周でフルマラソンと同距離ですね。
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城壁・・・
意味もなく”ワーーーーッ”と大声出してみたい誘惑に駆られ。
夜ここで寝転んだら、星がキレイかもしれません。 -
城壁はこのように高い。
天安門広場も、紫禁城(いまはそう呼びませんが)も、万里の長城も、この国の建造物はスケールが違う。
いったいどれだけの人員が投入されたのでしょう? -
城壁に売店があり、そこの店から見える風景です。広い通りで、なかなかの成長・発展を遂げていることがわかります。北京とは雰囲気が違い、庶民的イメージを感じました。
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ここから暫く、陝西歴史博物館の写真です。時代は忘れてしまいましたが、水差しだそうです。
<情報:番外編>
陝西歴史博物館の入り口に、売店があります。酒泉で印鑑を作りたいと言った私達に、スルーガイドさんが「西安にとてもうまい先生がいます。そこに案内してあげましょう」と言ってくれました。西安は彼の居住地で、詳しいのも幸いしました。まずその売店に入り、そこの先生に彫って欲しい字を書いて渡し、石を選びます。石は2千円くらいからそれこそピンまで。丸いの、四角いの沢山あります。彼は瞬時に彫るイメージを墨で描き、私達に確認させてくれます。それでOKだと、刻印を開始。博物館を見て回ったのは1時間くらいでしたが、私達の頼んだ4個の印章は、既に出来上がっていました。とっても美しい印影です。
謝紀元 という名前の先生でした。 -
日本で言う狛犬?でしょうか。可愛らしいお間抜けな表情で印象的。
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五段飾り。ひな祭りのような派手さは、有名なあれとは違う、兵馬俑のようなものだそうです。墓に入れるという点では同じようです。
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勢揃い。兵馬俑というのが頷けますね。
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唐三彩。このほかにもかなりの数の唐三彩が展示されていました。顔は一様にふくよかです。
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このツアーに組み込まれていた、地元音楽院の方による演奏会。お茶とお菓子付、最後にCDまで売りに来てくれるのんびりした1時間。日本の大学も独立採算制で、各校アイデアを凝らしていると思いますが、これも同じような経営方法なのかもしれません。
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同行者夫婦が、「前来た時、美味しいお茶買って帰ったのよねー」とリクエストし、ここに連れてきてもらいました。日本語のうまいおねえちゃんが、デモンストレーションまでしてくれます。私達も、乗せられているのは承知で買って帰りました。
茉莉花、鉄観音、高山、などです。
まだある。
そうホッタラカシにはしていないのですが、お茶は今でもまだ飲んでいます。 -
夜のライトアップ風景です。車窓から写したのでちょっとブレています。
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西安名物、餃子尽くし。焼き餃子、甘い餃子、ブタ餃子、マッシュルーム餃子、水餃子、くるみ餃子、ハム餃子、魚餃子、牛肉餃子、野菜餃子、海老餃子、トマト餃子、生姜餃子、最後に鶏肉スープが出てきました。
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歌は忘れてしまいましたが、最後は「真珠餃子」という小さい餃子のスープです。こんな風に火力いっぱい、派手な演出のスープです。
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最終日、華清池に行きました。唐の玄宗皇帝と楊貴妃のお風呂が残されている場所です。天気が悪くて寒くて残念でした。
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これは楊貴妃のお風呂です。
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サッカー場が二つ三つ入るという、兵馬俑第一坑の全景です。ものすごいエネルギーでこれを作ったことを感じました。
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兵馬俑近影です。ひとつひとつ顔が違うのもスケールの大きさを語るものの一つであると思います。
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光の関係で映り込みがあり、見難い点ご容赦を。この時代の青銅技術は目を見張るものがありました。鶴が長寿の象徴というのは国が異なっても同じなようです。
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始皇帝のなきがらを運ぶ馬車を表現した、青銅の馬車です。かなり照明が暗く、キレイに撮れませんでした。精巧に作られていました。
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馬を引く兵馬俑の一つです。メーデー付近は日本と同じような連休だそうで、外国からの旅行者よりも国内からの旅行者がかなり多かったです。
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弓を引く兵士の兵馬俑です。鑑賞に来た人の表情がうまく入ってくれ、割と気に入っている写真の一つです。
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順番は異なりましたが、当日の模様を伝える一枚として、ホテル部屋からの眺めです。
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三蔵法師が仏典の保存のために建造させた大雁塔です。ピサ同様、こちらも傾いているとのことです。
これを見た後、空港に向かい、昼食を摂ってから帰国の途に就きました。
大満足な旅でした。
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