『あこがれのシルクロード旅行記』　　【七の五】

1995/08/01 - 1995/08/11

第６日（８月６日）
10：00　ホテル　　出発　ホータンへと向かう（全行程350?）
途中いくつかのオアシス村あり、そのうちのひとつで食事、また他で水分補給の西瓜・トイレ休憩をとる。
それ以外はひたすら木製の電柱が整然と並ぶ未舗装の直線道路を80〜100?でひた走る。
途中エンコした車数台に出会いその運転士が手を上げて援助を求めるが知らぬふり、中国の道交法では貸切観光バスには他の人を乗せてはならぬとか、無情。
17：00　ホテル　　到着　（ホータン）　ここのガイドはほっそりとした美人、快々。
（ホータンには日本語ガイドは男女２人のみ）
［和田（ホータン）］玉石と絹の産地で古来から有名な町である。
玉石＝崑崙の玉が有名で崑崙山脈で産した白玉は紀元前二千年頃より中国への貴重な輸出品であった。
絹　＝ホータンの王が政略結婚で東方漢族の姫を貰うときに、絹と桑を持って来るように求めた。
姫はカイコの卵と桑の種を頭髪に隠して持ち込んだのが、この地の生産の始まりと言われている。
18：00　ホテル　　出発　白玉河観光へ
先ずマリカワチ故城観光へ、ホータンの南東２７キロにあり漢代のホータンの１支城とのこと。ホテルからマリカワチの村までは車で、そこからロバ車に乗り換え故城へ向かった。
ここではこの界隈のボスとおぼしき男が馬で現れ、ロバ車賃は勿論カメラ１台につき日本円にして50円を徴収された、写真を撮り明代の陶器片を数点拾う。
続いて白玉河へ、この川は崑崙山脈を源流とし崑崙の玉も流されてきているので土地の人々は川中の玉を拾い仲買人に売っているとか、それで生計を立てゝいる人もいるらしい。
私たちも川に入りそれらしき石を拾うが、近くにいた小遣い稼ぎの子供たちに無価値な石ころと馬鹿にされ、「自分らの石を買え」とか「ボールペンと交換しよう」か言われたが玉だと信じ記念に１個持ち帰る。

【ウルムチ泊】

エリア 中国

砂漠の未舗装道路。