1998/07 - 2000/10
6547位(同エリア10079件中)
カズヤさん
ロンドン大学はいくつものカレッジから構成されていて、UCL(University College London)はその中でも最大規模のカレッジです。私はコンピューターネットワークの修士コースに通っていました。
かつてロンドン大学の中では、リベラル派のUCLと保守派キングズカレッジの2校が互いをライバル視し、覇権を争っていたそうです。
UCLの設立まで、英国の大学は閉鎖的で、キリスト教徒の男性しか入学できなかったのですが、UCLの創設者、ジェレミー・ベンサム氏が初めて、女性やキリスト教徒以外の学生にも門戸を開いたそうです。ベンサムさん、あんたはエライ!(^-^)
というわけで、今回は母校の紹介をしたいと思います。
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正門をくぐると、UCLを象徴するMain Libraryと中庭(Main Quadrangle)が広がっています。昼休みはここでランチを食べる学生であふれかえっています。
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別の角度から。ちなみに、この建物は映画「ハムナプトラ2」の冒頭で大英博物館として登場しました。確かにギリシア神殿風のファサードは似ていますが、本物の大英博物館にはキューポラ(ドーム状の屋根)はありません。
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これは図書館の中。
試験期間中はここに引きこもりでした(-_-) -
これは図書館の中のホール。
内装に風格がある、お気に入りの場所です。これ以外にも歴史を感じさせる場所がたくさんあります。 -
UCLには、かつて伊藤博文や夏目漱石も留学してたそうです。これはその記念碑。
そういえば、小泉首相もUCLに留学していたそうです。
彼は学位を取得しないで帰国したそうですが、先日UCLの学長が来日した際に、名誉学位を授与されたそうです。いーなー、エライ人は。(ひがみ) -
公舎内にはUCLの創設者、ジェレミー・ベンサム氏の像が今も展示されています。これは蝋人形ですが、昔は彼の本当の頭蓋骨が内部に入ってたそうです。(彼の遺言らしい・・・)それを考えると、夜一人でこの前を通るのは恐いかも。
ちなみに、今は頭蓋骨は別の場所に移されています。理由は、King\'s College の学生が何度も頭蓋骨を盗もうとしたからだそうです。 -
私が所属していたDepartment of Computer Scienceの建物です。
建物は古めかしいのですが、地下にはサンのワークステーションがずらりと並ぶ研究室が隠れています。
冬のイギリスは日がくれるのが早いので、昼間は地下にこもって、授業が終わる4時過ぎには外は真っ暗という、悲惨な状況(X_X) -
大学は大英博物館の近くにあります。授業の合間にちょこっと息抜きに行くこともありました。
これは卒業後に渡英したときの写真ですが、内装が改装されていました。 -
博物館内中央には図書室もできていました。
ちなみに、大英図書館はユーストン駅の近くに移転してます。そこも私の自習エリアの一つ。 -
学生寮リリアン・ペンソン・ホールはハイド・パークの近くにあります。勉強に行き詰まったときはよく散歩してました。
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公園内にはリスがいっぱい。
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ハイド・パークを突っ切ると、ロイヤル・アルバート・ホールがあります。ヴィクトリア女王の夫君アルバート公の記念会堂として1871年に完成しました。今でも主にクラッシック音楽のコンサートが開催されるロンドンの由緒ある劇場です。
何度か寮の友達とコンサートに行ったことがあります。写真を撮影した9月始めはPROMと呼ばれる音楽祭が開催されていました。
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この旅行記へのコメント (1)
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- etretatさん 2006/06/23 05:09:23
- 訪問させてもらいました
- 「ボストン」と「ロンドン大学」見させてもらいました。
フェンウェイパークはプルデンシャルタワーから見下ろしました。
「ロンドン大学」といえば私にとっては「コートールド・コレクション」
です。1992年正月にロンドン大学に行き、尋ねるとサマセットハウス
に移転したという。
移転した直後でニスの臭いがぷんぷんするなか、素晴らしい作品を鑑賞したのをはっきり覚えています。
印象派の好きな私にとってロンドンではここがNo1の美術館です。
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