こんぴらさん

2004/10/07 - 2004/10/07

四国に住んで２０年目にして初めてこんぴらさんに参った。（父と母と私の３人で。）
　琴平駅の近くで（少し怪しげに）手招きしている土産物店に何故か引き寄せられ車を停めた。そこの店主に「いってらっしゃいませ」と竹の杖を渡されいざ出発。はじめ厄介に思われた杖が、人の親切は素直に受けるものだ。石段を何段登った頃だろうか？次第に杖の有難さが分かってきた。母は１本の杖に身を任せやっとの思いで登っていた。写真はご本宮（７８５段）まであと少しというところ。こんぴらさんを参詣するといえば、いよいよゴール！というところらしいが、私たちは更に先の奥社（１３６８段）まで足をのばした。
　途中、上から降りて来たご夫婦とすれ違った時「まだまだ先よ。頑張って」とエールを送られたが、「え？まだあるん？」あそこでは聞きたくない情報だったなあ。しかし来て良かった！天辺まで登りつめたときのあの爽快感！久々にいい汗をかいた。そのお社で求めたお守りはきっとご利益があると信じている。ありがたや。ありがたや。
　杖を借りた土産物店で土産用のさぬきうどんを購入したが、１冷蔵庫に入れないこと。２茹でた後、水でゴシゴシ洗うこと教えてもらった。なるほど人の言うことは聞いてみるものだ。その通りに作ると美味しかった。生醤油が気に入った。

エリア 香川

還暦を迎えた母。「もう次は（奥社まで）行けないわ。」と言っていたが、途中７０〜８０代位のご年配の方と何組かすれ違ったのには驚いた。

奥社から眺めた讃岐富士。紅葉の頃は一段ときれいだろう。