1989/08 - 1997/12
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ミラネーゼさん
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極上なエスプレッソは濃厚牛乳くらいの粘度があり、デロリとしたまろやかな
舌触りで、香り、苦味、酸味の三要素がバランス取れていること。表面には
クレマ(crema)と呼ばれるクリーミーな泡がなければならない。
この泡は9気圧以上の高圧で急速に抽出された時にできるもので、家庭用の
直火式とか簡易電気式のマシンで作ることは不可能だ。 砂糖を入れてもその
クリームの上に乗っかって沈まなければ出来具合は合格である。 これをちびちび
と飲んではいけない、さりとて一口で空けてしまうのもよくない、2,3口にわけて
芳香も楽しみながら2分間くらいかけて飲む。飲んだ後、30分くらいは味わいと香り
が残るので、量が少なくても日本式のコーヒーを飲んだような量的な満足感がある。
バールで飲むエスプレッソは小さなデミタスカップの半分くらいの量だ。ローマでは
ミラノより量が少なく、しかし濃厚さはもっと強くなる。 バールによってはほとんど
ひと舐めの分量しかない場合がある。 これにイタリア人は、砂糖を大量に入れる、
スプーンでかき混ぜるとほとんど、どろどろ状態で飲むというより舐める。
まあこれは下品で下町風飲み方であるが。
そう言えば日本の砂糖パックは近年、ダイエットする人が多くなったのか、
どんどん容量が少なくなって通常3グラム程度の量になってしまったが、
イタリアのものは10グラムは入っていると思う。
デミタスカップは厚手の白磁で重くゴロンとした感じで、縁が丸みをおびている
ものがよろしい。 ジノリやロイヤルコペンハーゲンなど名陶の薄手のカップも
エレガントであるが、唇に接触した時の感触はあの厚手縁のカップの方がよい。
あの濃厚な褐色の液体を飲むためには、それに負けないくらいの意思を持った
器でないとだめである。ローマのエルグレコとかミラノモンテナポレオーネのコバ
はさすが優雅なジノリのカップであるが下町のバールでは、このゴロンタイプが多い。
家庭用エスプレッソマシンの最高峰はパボーニ社の密造酒製造機のようなデザイン
の大型マシンだ。 テッペンに鷲の飾りがついており、正にコーヒーマシンの
ロールスロイスと言える。ミラノに行く度に買って帰ろうと思うが、我が家の台所の
スペースを考えると実行に移す勇気がない。
コーヒー豆はアラビカ種100%でillyかsegafreddoのものがおいしい。
カプッチーノはミラノ方言では「カプッチョ」と言う、ローマのバールでカプッチョと
注文したら「お前はミラノ人か?」と言われた。カプッチーノは朝飲むもので
午後は飲まない。 カプチーノ用の大きめのカップにエスプレッソを半分注ぎ、
その上にlatte scchiuma(蒸気で泡立ててた牛乳)を静かに注ぐミルクの泡が
盛り上がってカップの縁を越えることもある。これも砂糖を入れても沈まない
堅いミルク泡でないと本物のカプッチーノといえない
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