シドニー（世界遺産ブルーマウンテン観光）２日目

2004/09/18 - 2004/09/26

この日はオプショナルツアーに参加。「４ＷＤで行く土ボタルとブルーマウンテン」というツアーでした。ラッキーな事に、私達夫婦二人だけの貸しきり状態だったので、普通サイズの4WDでおでかけ。ガイドの日本人男性は私達夫婦と同世代のカッコイイお兄さんでした。なんだか現地在住の友人に観光に連れて行ってもらったような感覚で楽しかったです。

エリア シドニー(オーストラリア)

シドニーで泊まったホテルは「クラウンプラザ・ダーリングハーバー」。ほんっとの中心部からはほんの少し離れてるけど、交通の便も良く、中心部まで数百メートルでした。ゴールドコーストのクラウンプラザと比べると開放感に欠け、ちょっと暗い感じ。お風呂場に毛が残ってたりベッドの下から前の宿泊客の靴下が出て来たりということもありましたが、、日本の基準で考なければ（笑）許容範囲内です。

朝7時にホテルを出て、4WDでボコボコ道を90分。途中野生のカンガルーに出会ったりしながらガイド兼ドライバーさんから色んな情報を聞いて楽しむ。
世界遺産ブルーマウンテンズ到着。

スリーシスターズ。アボリジニの伝説を聞きました。
　
このエコー・ポイントには、アボリジニの美人３姉妹と祈祷師の父親が住んでいました。
ある日、食べ物を探しに山へ出た彼らは、穴蔵で寝ていた魔王を起こしていまいます。父親は娘達を守るため、とっさに魔法を使って３姉妹を岩に変えたことでその場は助かりました。しかし怒った魔王は父親を追いかけます。
父親は逃げながら、自分自身に魔法をかけ鳥に変身して難を逃れました。
しかぁし！父は魔法をかけることのできる骨を落としていまったのです、、、。そして今でも父は鳥の姿のまま、娘達を見守る傍ら魔法の骨を探しつづけ、このエコーポイントを飛んでいます。

日本の山は△なのに、オーストラリアは真っ平ら。岩だからなんだね。

このブルーマウンテン地域はほとんどがユーカリの木だそうで、ユーカリから出てくるオイルが蒸発してそのガス状の霧が青い色に見えるんだそうです。
アロマセラピーの勉強をしている私にはとってもうれしい場所でした。ここに住んでたら花粉症にも悩まなくて済むかなぁ（笑）
（花粉症にはユーカリオイルがいいんですよ）

ZIGZAG RAILWAYのちっちゃくてかわいい駅でモーニングティー休憩。

この駅はClarenceと言います。ここでモーニングティーブレイク。紅茶とビスケットをいただきました。
http://www.zigzagrailway.com.au/
一日に３〜４本の、のんびりした駅。

なんでこんな所に９と3/4番線が？？と思ったら、ハリポタのイベントをやったらしい。たしかに蒸気機関車で似た感じだもんね。キングスクロスは大都会の駅だけど。

次の電車の時刻は手動式でおしらせ。

なぜか韓国語の文字が。ガイドさんも「来る旅に気になるんですけど、なんなんでしょうねぇ？」と首を傾げてた。韓国語がわかる方、教えて下さい。

さて、こんどは土ボタル。炭坑トンネルの跡地に土ボタルが住み着いてるんだそうです。

山道を40分程歩く。

土ボタルはほんっっとにきれいだった。プラネタリウムよりたくさんの輝きで、感動。カメラは暗くてピント合わず。中央やや右寄りに緑っぽい点があるのがわかりますか？

ここがトンネルの入り口。

歩くのはちょっと大変だったけど、頑張った甲斐がありました。

どうやらペットで飼われているらしい馬さん。カメラを向けたら2頭ともこっちを向いてくれました。観光客がよく通る所だからカメラ慣れしてる？

お昼ご飯は田舎町の社交場のようなところで。

夫の頼んだハンバーグ。かなり大きかったです。

私が頼んだのはステーキサンドイッチ。夫のよりは少し小さめだったけれど、小さいと言っても、食パンが2枚並んでるのがわかりますか？（笑）　でも、山歩きの後だったのでガイドさんも私達もペロリとたいらげてしまいました。

ソフトドリンクとアイスクリームもついてきました。食費はツアーに含まれてるのですが、７ドル（5〜600円）くらいだったようです。田舎町のカフェテリア、安くていいなぁ。

シーニックワールド(Scenic World)　http://www.scenicworld.com.au　に移動。トロッコ列車、ロープウェイなどの発着場です。写真の白い鳥が、さっきのスリーシスターズの伝説で変身したお父さんと同じ鳥だそうです。

お父さん、のんきにご飯食べてる場合じゃありませんよ（笑）

このトロッコ列車に乗ります。元々は1879年にジャミソンバレー(Jamison Valley)の石炭を運ぶために作られたものだそうです。

すごい揺れ！すごいスピード！すごい角度！

なんと傾斜は５２度。世界一だそう。この傾斜でなんとシートベルトなし。座り方が悪かったのか、おっこちそうになってジェットコースターよりも怖かったです。でもとっても楽しかった。

これにも乗りました。とても景色が良かったです。

楽しかったオプショナルツアーも終わり、夕方5時頃ホテルに戻りました。一日一緒に過ごしたガイドさんとのお別れは名残り惜しかったなぁ。
　この週は日本人観光客がとても多い週だったので、この後またディナークルーズのツアーガイドもやるとのこと。体力が無いとできない仕事ですね…。

この日は木曜日でした。いつもは5時頃にしまってしまうこの国のお店もレイトナイト・ショッピングデーと呼ばれる木曜は、夜遅くまで開いています。QVB(Queen Victoria Building)という大きなショッピングセンターで9時まで買い物をしました。
ガイドさんによると、木曜は皆とっても気合いが入っていて、なんと仕事が終わると家が近い人は一度帰宅して、着替えてからでかけるんだそうです。

とっても美しいです。

この国の給料制度は、年俸制＆週給というのが基本だそうです。
なんでレイトナイトショッピングデーが金曜ではなく木曜なのかは謎。
想像するに、月・火はまだ元気、水曜は『明日は飲みに行くぞ〜』と思って仕事、木曜は『今夜はレイトナイトショッピング』、金曜は『今週の仕事は今日で終わり！』と思って仕事ができるからか…？（笑）
あくまでも想像ですが、そう考えると仕事も頑張れそうかも。

おいしそうなジェラート屋さん。ケースに入っている時点で大盛りです。

続いてQVB斜め向かいのウールワース（スーパー）へ。

トマトが1キロでA$2.98だから、A$1=約?80として240円か。安いなぁ。

ウールワース(WOOLWORTH)は日本ではなじみがありませんが、世界チェーンのスーパーマーケットです。
日本で言う所のジャスコとかダイエーみたいな感じで、食料品だけでなく衣料や雑貨も扱っています。
QVB斜め向かいの店は観光客が多いので、お土産用のチョコレートなどが種類豊富、パックで激安。観光客のツボを押さえてます。
営業時間が書かれてなかったので店員さんに聞いてみたら、「ん〜、朝は早くから真夜中までかな〜」と、ものすごくアバウトな返事が（笑）
だいたい7時頃から12時頃までのようです。

でも5時に閉まる店は、4:55になると店員はシャッターに手をかけています（笑）　HMVのような大きな店でもそうでした。
日本の、「閉店のお時間ですが、どうぞごゆっくりお買い物を…」に慣れているとびっくりしますね。

手の大きさと比べて下さい。とにかく大きな茄子とズッキーニ。で、ズッキーニの右側はなんだかわかります？　…セロリです。でかっ！！

チーズ売り場。

この国は、食品には税金がかかっていないそうで、とにかく食品が安い。
外食は日本と同じくらいだし、コンビニで買うジュースやアイスなどは、1個単位だととても高いんだけど、まとめ買いすると信じられない安さです。

夫の足が写りこんでしまいましたが、4リットル(!!)アイスの大きさがかえって比較しやすいかな？　「バケツのような」という表現がほんとにぴったり。

鶏肉は当然一羽売りでw

右上の緑のラベルの物が日本の紙パックにあたる1リットルサイズ。一番下のは3リットル。洗剤みたいw

手前のプリンカップみたいなのはソースですが、プッチンプリンくらいの大きさです。肉の大きさと安さが比較できますね…。

夕食はケバブ＋ピザのお店で。

頼んだピザは2枚のはずなのに…？と思ったら、1枚が大きいので2枚に切り分けてくれていたのです。1枚A$2.5（約200円）。

ビーフケバブ。めちゃめちゃ美味しかった。

今日はこれで終わり。すごく充実した一日で、ぐっすり眠りました。

この旅行記へのコメント （2）

• sitejmさん 2004/10/20 00:11:17

  ケバブ

  こんばんは、penguinistさん
  
  お返事、ありがとうございました。
  今日は、前から気になっていた
  紫色の山の写真が印象的なブルーマウンテンの旅行記を拝見しました。
  
  ああ、山きれいやなあ、駅もなんだか味があるなあ、
  と思いつつ、最後にビーフケバブで止まってしまいました。
  美味しそうですね！
  
  わたしは写真たっぷりの旅行記が好きなので、
  penguinistさんのサイトは
  うれしいですね。
  
  
  ではまた。
  
  
  
  

  penguinistさん からの返信 2004/10/20 16:55:04

  RE: ケバブ

  こんにちは。今日も台風の中、遅くまでお仕事でしょうか、お疲れ様です。
  先日は書き込みありがとうございます。
  
  sitejmさんは、さては私同様食いしん坊ですねっ！
  私も他の方の旅行記を見るとつい食べ物の写真でとまってしまいます（笑）
  この日のケバブは本当においしかったですよ。街中の小さなお店ですが、大当たりでした。
  
  昼間のステーキランチもおいしかったです。ただ、オーストラリア人はおもいっきり焼くのがおいしいと思っているそうで、ちょっと柔らかさには欠けましたが。でもなんだか懐かしい味でした。