1989/08 - 1997/12
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ミラネーゼさん
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まさか8月のミラノを訪れる人はいないでしょうね。
8月のミラノは人口が5分の1くらいに減ってしまう。事務所、ショップ、レストラン、映画館、
スーパーマーケット、ガソリンスタンド、ホテルもクローズになる。
グッチもプラダのショップも閉店だ、と言いたいところだが、最近、間違って8月にやってくる
日本人旅客のためにモンテナポレオーネは開けているショップがあるときく。
ミラノ人はバカンスを楽しみにリゾートへ、7月と8月の最終日曜日は大移動のクルマのため、
トラック等の商業車は交通規制で走れない。イタリアは仕事よりバカンスが優先事項で
あることのなによりの証拠だ。
イタリアの小学校、中学校は夏休みがなんと3ヶ月間ある。即ち、6月中旬〜9月中旬、
ミラノのビジネスマンは家族を早々と7月にはリゾートにあるセカンドハウスに送り出し、
自分はミラノで独居生活を強いられる。
8月になれば家族と合流するが、それまでは週末毎に別荘まで往復することになる。
今やこのライフスタイルは定着し、「マリーティ・イン・チッタ(町に残された夫達)」という
連続テレビ番組が放映されたことがある。
イタリアでは中流サラリーマンなら、郊外に別荘を持っているのが至極普通のライフスタイルだ。
さてそういうわけでミラノはぐっと交通量が減ってしまう。あんなに路上にあふれていた違法駐車
も見当たらず、道路は2倍の広さになったようだ。渋滞もない、ところが自動車事故がひんぱんに
起こるので注意が必要である。
原因はクルマが走っていないからビュンビュンとばし、信号を無視するので、出会い頭の事故が
よく起こるというわけだ。8月のミラノは生活するのにも不便だ。
哀れな日本企業オフイスは日本の本社に合わせて、仕事もないのに開けていなければならない。
イタリア人同僚がいないオフイスで、毎日ベルが鳴らない電話番をするのは拷問に等しい。
お昼を食べる近辺のレストランは全て閉店、仕方がないから、クルマに乗って、遠くの
中華料理店か日本レストランへ行くはめになる。
どういう訳か中国人はバカンスに行かないので8月も中華料理店は開いている。
ガソリンスタンドも当番制で市内のどこか、仕方なく開けている。
8月のミラノは空っぽ、残っているのは日本人と中国人、それと泥棒だけだ。
犬や猫も家族といっしょにバカンスにでかける。
それでバカンス前になると地下鉄の駅などに動物愛護協会にポスターが貼られる。
“バカンス先で、犬や猫のペットを捨てないで!“
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