1989/08 - 1997/12
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ミラネーゼさん
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ミラノのモンテナポレオーネやローマのコンドッティは有名ブティック通りで
日本人観光客が朝の早くからショップの前に行列する。最近は韓国人、
中国人も多い。
手には雑誌から切り抜いた人気商品の写真を貼ったノートを持ち、開店と
同時に店内に突撃、店内を走る、走る。服装はジーンズにスニーカー、
ウエストポーチにリュック、ほとんどハイキングか山歩きの姿で歓声を
上げて走り回る。
ミドルクラスのアメリカ人とか質素なドイツ人も団体ツアーでよく旅行しているが
もっとまともな格好をしている。彼らは本来の観光、即ち名所旧跡を周遊する。
これこそが正しい観光客の姿ではないだろうか。
日本人のツアー観光客にとって観光は二の次で、買い物こそが最重要な
目的なのです。 買うものは最近のファッション雑誌に取り上げられた
トレンドモデルばかりで、全員がその商品目当てだから、
特定のモデルがすぐ品切れする、そして売り切れを知らされて怒る。
私がブランドメーカーの社長なら、毎月日本からファッション雑誌を取り寄せ、
掲載されたモデルを大量に作り店頭に置くだろう。
店員に断りもなしに商品に触りまくるのも日本人の特徴だ。日本語で値切る。
目当ての商品がなければ、小物で値段の安いものを手当たりしだい買う。
有名ブティックの店員の給料は日本円で15万円くらいだった。 しかし有名店に
勤めるからにはプライドがある。 その店員が相手をする客は山歩きの格好で
店に入ってきて数十万円も一度に買い物する。 そんな客と毎日、毎日応対して
いれば、いかなる感情の変化が店員の心に現れるか心理学者でなくても
容易に想像できるだろう。 一番日本人を軽蔑しているイタリア人がいるとしたら
有名ブティックの店員ではないだろうか。
とにかく「ヨーロッパ5カ国1週間ハイライトツアー」の観光客には時間がない。
日程の半分以上は移動のために時間を取られる。だから走る。
時間がもったいないのかホテルの中でも走っている。 ミラノは大きなホテルは
少ないので、日本人ツアー客が泊まる大型ホテルは限られている。
そこでは毎日、日本人ツアー客の「旅の恥はかき捨て大会」が繰り広げられている。
エレベーターには女性を押しのけてわれ先に乗る男性。買い物に時間を取られ、
着替えの時間もなく、ウエストポーチにスニーカーでディナーに行ってしまう。
夕刻のロビーでは昼間に買った戦利品を広げ、仲間と品評会を始めている。
公衆の面前で財布を出してお金の貸し借りの清算をしている人もいる。
カップラーメンを出して食べ始める人までいたりして、傍若無人の振る舞い。
間違ってもブレラ美術館のラファエロ「聖母の結婚」について語りあっている人は
いないだろう。
彼らはベッドにどういうわけか枕銭を必ず置く。あの不思議な風習は誰が始めた
のだろうか? 語源からいって江戸時代に日本にあった風習だったのだろうか?
ピローマネーとしたり顔で話す人もいるが、そんな言葉は辞書にはありません。
英国人に聞いたら、夜のお相手のオネーチャン渡す金かと言われた。
日本人だけの変な習慣はそろそろ止めようではありませんか、紳士淑女諸君!
昭和40年代の一般海外旅行が解禁された頃の旅行ガイドブックに枕銭が必要と
出ていた。 さすがに最近のガイドブックには出ていない。チップというものは
相手に手渡さないと意味がない。これではホテルマンに馬鹿にされないほうがおかしい。
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