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<br />フィレンツェには、何回か来ていたけど、ジオットの鐘楼にはいままで登ったことがなかった。白色、ピンク、グリーンの大理石で幾何学模様で装飾された鐘楼を真下から目上げているうちに、なんだか無性に登りたくなってきた。<br />週2回のジム通いで体力的には問題ないはずだ。よっしゃー!と、気合をいれ鼻息も荒く入り口へ。<br /><br />入り口で入場料を支払い入場。お金を払ったからには、後戻りはしない。頂上目指してがんばるぞ!と、気張ってみたものの、100段目くらいで心臓は早くもバコンバコン、呼吸も犬のようにぜぇーぜぇー、ひざもガクガク。ジムで鍛えているはずなのに…。<br />自分の体力のなさに情けなく嘆きながらも途中で5分間休憩を2回入れ、どうにか414階段制覇。<br />高さ84,7mからのフィレンツェの眺めは、月並みな表現だけど、絶景。<br />花の大聖堂の巨大ドーム(クーポラ)もすぐ目の前。いやはや、でかいなぁ。<br /> <br />黄金に輝くと形容されるアルノ川(この日は結構濁っておりましたが…)、シニョリーア広場、ベッキオ橋、遠くにはミケランジェロ広場も。今日も観光バスが何台も停まり観光客が記念写真をとっているのが遠目にもよく見える。(ちなみに、フィレンツェの風景写真といったらこのミケランジェロ広場から撮ったものが多いんですね。高台から花の大聖堂を中心に町を見下ろした構図の絵葉書とかは、ほとんどここから写真撮ったものですよ。)<br /><br />鐘楼登りで思いがけず体力を消耗してしまったので、とりあえず休憩ということに。<br />共和国広場に面したサボイホテルのカフェへ。カプチーノ1杯約4,5ユーロ。<br />この値段で、本格カプチーノ(ベルギーで飲むカプチーノは、生クリームがのっている、偽カプチーノなのだ)におつまみというかお茶請にクッキーがついてくる。<br />さすがに高級ホテルのカフェ。広くはないけど清潔感あふれ、テーブルやカウンター、調度品もヨーロッパらしい気品にあふれている。<br />これだったら4,5ユーロでも安いね。<br />カフェの窓から、通りを行く人通り眺める。<br /><br />カフェ前は、たくさん人が通る。イタリア人の着こなしとか見ていると日本の女性ファッション雑誌を見ている感じで、なかなか楽しい。やはりイタリア人のお洒落のセンスって一味違いますよね。<br /><br />ふと何気に見ていると、日本人の家族連れ(きっとヨーロッパのご駐在だと思う)がカフェのガラス窓の前を通りすがりになかを覗き込まれた。僕はカフェから外を見ていたので、一瞬そのご家族と目が合ってしまったわけです。反射的にぼくは「どうも」と小さくつぶやきながら会釈してしまったんですね。<br />なぜ俺は今あの人たちに会釈をしてしまったんだ?と、一瞬我に帰り自分の行動にふと疑問をいだいた瞬間、ガラスの向こう側のご家族もご丁寧に会釈を返してこられたのだ。そしてそのままゆっくり窓枠外へ通り過ぎてゆかれたのです。<br />私は…、「?」<br />私の反射運動神経的なお辞儀は、当然無視され、相手はそのまま通り過ぎていくものと普通思いますよね?<br />まったく見ず知らずの何の関係もないただの通りすがりで今後も2度と会うことはまずないとおもわれるたまたまカフェの内側と外側で目があっただけの人なのに…。<br /><br />横で一部始終を見ていた連れの女性(妻ですが…。)はおもむろに笑い出し、私も照れ笑い20%まじりの笑顔でカプチーノを一口すすったのでした。<br /><br />フィレンツェの朝の不思議でおかしくな出来事でした。<br /><br />xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx<br />フェイラー、エルベシャプリエ格安オンラインショップ<br />Feiler Herve Chapelier import shop<br />ロイヤルキッズクラブ<br />http://www.royalkidsclub.com<br />http://www.royalkidsclub.com/mt/<br />http://auctions.yahoo.co.jp/jp/booth/tigre10cheval <br />xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx<br />

ジオットの鐘楼

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2001/12 - 2001/12

3230位(同エリア3776件中)

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2

ロイヤルキッズクラブ

ロイヤルキッズクラブさん


フィレンツェには、何回か来ていたけど、ジオットの鐘楼にはいままで登ったことがなかった。白色、ピンク、グリーンの大理石で幾何学模様で装飾された鐘楼を真下から目上げているうちに、なんだか無性に登りたくなってきた。
週2回のジム通いで体力的には問題ないはずだ。よっしゃー!と、気合をいれ鼻息も荒く入り口へ。

入り口で入場料を支払い入場。お金を払ったからには、後戻りはしない。頂上目指してがんばるぞ!と、気張ってみたものの、100段目くらいで心臓は早くもバコンバコン、呼吸も犬のようにぜぇーぜぇー、ひざもガクガク。ジムで鍛えているはずなのに…。
自分の体力のなさに情けなく嘆きながらも途中で5分間休憩を2回入れ、どうにか414階段制覇。
高さ84,7mからのフィレンツェの眺めは、月並みな表現だけど、絶景。
花の大聖堂の巨大ドーム(クーポラ)もすぐ目の前。いやはや、でかいなぁ。
 
黄金に輝くと形容されるアルノ川(この日は結構濁っておりましたが…)、シニョリーア広場、ベッキオ橋、遠くにはミケランジェロ広場も。今日も観光バスが何台も停まり観光客が記念写真をとっているのが遠目にもよく見える。(ちなみに、フィレンツェの風景写真といったらこのミケランジェロ広場から撮ったものが多いんですね。高台から花の大聖堂を中心に町を見下ろした構図の絵葉書とかは、ほとんどここから写真撮ったものですよ。)

鐘楼登りで思いがけず体力を消耗してしまったので、とりあえず休憩ということに。
共和国広場に面したサボイホテルのカフェへ。カプチーノ1杯約4,5ユーロ。
この値段で、本格カプチーノ(ベルギーで飲むカプチーノは、生クリームがのっている、偽カプチーノなのだ)におつまみというかお茶請にクッキーがついてくる。
さすがに高級ホテルのカフェ。広くはないけど清潔感あふれ、テーブルやカウンター、調度品もヨーロッパらしい気品にあふれている。
これだったら4,5ユーロでも安いね。
カフェの窓から、通りを行く人通り眺める。

カフェ前は、たくさん人が通る。イタリア人の着こなしとか見ていると日本の女性ファッション雑誌を見ている感じで、なかなか楽しい。やはりイタリア人のお洒落のセンスって一味違いますよね。

ふと何気に見ていると、日本人の家族連れ(きっとヨーロッパのご駐在だと思う)がカフェのガラス窓の前を通りすがりになかを覗き込まれた。僕はカフェから外を見ていたので、一瞬そのご家族と目が合ってしまったわけです。反射的にぼくは「どうも」と小さくつぶやきながら会釈してしまったんですね。
なぜ俺は今あの人たちに会釈をしてしまったんだ?と、一瞬我に帰り自分の行動にふと疑問をいだいた瞬間、ガラスの向こう側のご家族もご丁寧に会釈を返してこられたのだ。そしてそのままゆっくり窓枠外へ通り過ぎてゆかれたのです。
私は…、「?」
私の反射運動神経的なお辞儀は、当然無視され、相手はそのまま通り過ぎていくものと普通思いますよね?
まったく見ず知らずの何の関係もないただの通りすがりで今後も2度と会うことはまずないとおもわれるたまたまカフェの内側と外側で目があっただけの人なのに…。

横で一部始終を見ていた連れの女性(妻ですが…。)はおもむろに笑い出し、私も照れ笑い20%まじりの笑顔でカプチーノを一口すすったのでした。

フィレンツェの朝の不思議でおかしくな出来事でした。

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フェイラー、エルベシャプリエ格安オンラインショップ
Feiler Herve Chapelier import shop
ロイヤルキッズクラブ
http://www.royalkidsclub.com
http://www.royalkidsclub.com/mt/
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