ARISUGAWAさんのクチコミ(63ページ)全1,289件

細見美術館は平安神宮の近くにあります。一年を通して日本美術の展覧会が開催されます。今回は「皇室のボンボニエール-ご慶事を彩る菓子器」。予想を上回る数のボンボ二エールが展示されていてびっくり。様々な形のボンボ二エールがあり、戦闘機など時代を映すもの等、とても印象深い展示会でした。大きい美術館ではありませんが、内容が充実していてお勧めです。

野宮神社は一年中観光客で賑わっていて、嵐山・嵯峨野では一番人気の場所ではないでしょうか。ここは紅葉も綺麗ですが、緑も綺麗。また竹林に囲まれ、ひっそりしていて、雰囲気もとても良い場所。ほっとする場所。境内の苔も一年中見ることが出来ます。

一年を通して修学旅行生や観光客で大賑わいの清水寺。京都市内では一番人気なのか、特に春や秋の観光シーズンには参道が人で溢れてなかなか進みません。清水寺の全景を見るには子安の塔から見るのが一番。無料で景色が楽しめます。

京都の台所と呼ばれる錦市場。いつ行っても賑わっています。魚屋、八百屋、豆屋など小さいお店がたくさん並んでいます。京野菜を使ったレストランなどもあるので食事も楽しめます。料亭に卸しているお店が多く、品質は間違いありません。値段もそんなに高くはないと思います。テイクアウトができるお店もあり、食べながらそぞろ歩きだけでもお勧めです。

新京極の真ん中あたりにある錦天満宮。ここには「錦の社の御神水」と呼ばれる井戸水があります。買い物ついでによく寄ってペットボトルに汲んで、特に夏は重宝します。夏でも水が冷たく、無味無臭のお水です。錦市場の豆腐屋さんなどがこの水を使って作っています。ありがたいことにこの水は無料。お勧めです。

5月から9月までの5ヶ月間、鴨川には川床が並びます。三条大橋から四条大橋、団栗橋あたりまで、鴨川の西側にたくさんのレストランがデッキを出します。夜は鴨川を眺めて夕涼みができ、ランチは5月と9月のみ川床で食事をすることが出来ます。三条大橋のたもとにあるスターバックスコーヒーも川床になります。

南座は四条大橋を渡りきった南側にあります。向かい側に北座もあるのですが今はレストランか何かになっています。南座には恒例の「まねき」が飾られていました。あまり目立ちませんが南座の西側に歌舞伎発祥の地として出雲阿国の碑があります。

平安神宮・神苑の無料公開は年に2回、春と秋にあります。この日は秋の無料公開。9月19日(木)でした。平日だったのでいつもよりは少し人が少なかった気がします。苑内には萩が咲いていました。池には睡蓮もまだ残っていました。公開日は平安神宮のHPにUPされます。お勧めです。

秋といえば東福寺。京都市中心部からはちょっと離れていますが、JR京都から奈良行に乗って一駅なので是非訪れることをお勧めします。臥雲橋から眺める通天橋は絶景です。また無料で見れる絶景。この橋は一般道になっているので地元の人がバイクや自転車でも通っています。

四季折々の姿が楽しめる渡月橋。嵐山を借景に春の桜と秋の紅葉は京都市内で一番美しいと思います。昨年の秋は朝夜の気温差が大きくて近年で紅葉が特に素晴らしかった。もみじが真っ赤。渡月橋と合わさって本当に美しい。

平安時代から続く由緒あるお祭りです。毎年5月15日・10時30分に斎宮行列が御所の堺町御門を出発。下鴨神社を経由して上賀茂神社まで平安絵巻の王朝行列が約1km続きます。総勢500名とのこと。雅なお祭りです。雨天順延。終点の上賀茂神社へは15時30分頃到着ということで平安の装束を着用してものすごい距離を歩きます。

桂川は嵐山に四季折々の景観を作り出してくれます。散歩に最適。夏の川岸は涼しくて夕涼み。夏には川の中に入って鮎釣りをしている人達がいます。友釣りです。渡月橋の手前の両岸には桜が植えられていてどちら側でもお花見が楽しめます。秋は右岸にりっぱな紅葉の木。絶好の撮影スポットです。桂川と嵐山の組み合わせはどの季節でも京都で一番美しいと思います。

京都の桜のスポットをいろいろ見ましたが、やはり嵐山が一番だと思います。土壌が良いのか、手入れが良いのか、房ついた花の数が多いのか、こんもりしています。ソメイヨシノはどこよりも綺麗だし、しだれ桜も円山公園のものより美しい。また特に美しいのは紅枝垂。渡月橋をバックに撮った写真は目を見張るような美しさ。

ここも龍馬ファンにはたまらない場所。河原町通り、三条通と四条通のほぼ中間にあります。建物は残っていませんが、現地には「坂本龍馬・中岡慎太郎遭難の地(近江屋跡)」の石碑が立てられています。二人の命日11月15日にはこの場所で法要が行われます。お店が続いているのでこの石碑には気づかずに行き過ぎてしまいそうですが、龍馬ファンにとっては聖地の１つです。観光客の撮影スポット。

この場所も維新ファンにはたまらな場所。池田屋跡です。建物自体は残っていませんが、現地に石碑が立てられています。幕末1864年の池田屋騒動。長州藩などの討幕派が新撰組に急襲されて大勢が殺害された場所。現在は池田屋を模した居酒屋になっています。観光客の撮影スポットです。

三条大橋を渡って高瀬川の流れる木屋町通りに入り一本目の道を右へ。少し歩くと右側に立派な町家があります。ここが酢屋。坂本龍馬の隠れ屋として知られている場所です。元々は材木商だったそうです。現在一階は創作木工芸店・酢屋、二階が龍馬ギャラリー。龍馬関連の資料が展示されています。入場料は500円。

新島襄旧宅から北へ徒歩すぐ。入場無料ですから気軽に京都の歴史を学ぶことができます。この日は「岩倉具視の幕末維新」展でした。展示数は多くありませんが、興味深い資料が結構ありました。お目当ては薩長の倒幕密勅請誓書だったのですが展示がなくガッカリ。ただ和宮から岩倉宛に宛てた江戸城攻撃を止めるよう懇願する直筆の手紙が展示されていました。大久保利通の岩倉宛の自筆の手紙も展示。その他諸々。当時を思い、しばし感慨にふける。歴史好きにお勧めの場所です。

バスを丸太町河原町で降りて寺町通へ。御所を左手に見て寺町通を北へ徒歩5分程度です。新島襄宅は新島会館の敷地内にあります。入場無料ですが、事前の予約が必要です。ただ建物自体は中に入らなくても門から見えます。素敵な洋館です。ただ木造。広さは一般的でそんなに広くありません。一階の各部屋(トイレもお風呂も)を見学できます。和式を洋式に使っているという感じです。なかなか興味深い家でした。二階は現在見学不可です。

仁和寺の御室桜は日本さくら名所100選の一つです。京都市には３箇所、嵐山、醍醐寺、そして仁和寺の御室桜が選ばれています。選ばれることもあってやはり桜は見事。特に御室桜は仁和寺でしか見れないとても貴重な桜です。開花は遅く、ソメイヨシノが終わってから1週間から10日後に開花します。花びらは白っぽくてとても大きくソメイヨシノの5−6倍はありそうです。必見です。

前日は台風で嵐山はすごいことになっていました。今日は台風一過で秋晴れです。竹林の観光客はいつもより少ないようでした。一日中あまり日が入ってこない場所ですが、午前と午後では日の入り方が多少異なります。いつ来ても清々しい場所です。