yumoto55さんのクチコミ(38ページ)全935件

初夏の横浜巡りで横浜駅東口のベイクオーターからピア赤レンガまでシーバスに乗り、ちょっとしたクルーズを楽しんだ。赤レンガまではそごう下から市バスの方が安価に行けるが、海上を結ぶ船便から見たみなとみらいの景色は素晴らしかった。

横浜そごうにあるイルピノーロスカイテラスで美味しいランチを味わった。前菜の生ハムも美味だったが、オマール海老が入ったパスタはほどよい味付けで美味しかった。二人掛けの窓側の席からは、眼下のみなとみらいからベイブリッジまでのビューを楽しむことが出来、優雅なランチタイムを過ごすことができた。

横浜駅東口そごう下のターミナルから市バス一日乗車券（600円）を利用、89系統「ぶらり野毛山動物園バス」で、野毛山動物園下車。休日の複数なら「ファミリー環境一日乗車券」（5人まで1,000円）の方が便利だが、この日はひとりなので、一日乗車券の旅。地図を見ると、京急日ノ出町駅やJR桜木町駅から近いように見えるが、駅からの経路は風紀のよくない場所を歩かざるを得ず、家族連れは電車利用は避けた方がよい。そんな中、バスを利用して、横浜の小高い丘に広がる動物園を散歩を兼ねて訪問。雨上がりの翌日、天気がよかったので家族連れで混雑をしていたが、元気な動物の姿はけなげで特にペンギンは微笑ましかった。こうした動物園がなぜか無料なのであるが、展示は充実しておりまた再訪したいと思った。

大通り公園という名前であるが、地下鉄工事で川を埋め立てた細長いエリアであり、同一名称の札幌とは大きく異なるところである。公園近くに住んでいると思われる方は大勢いるが、観光客は全くいなかった。同じ横浜でも「日本大通り」とは全く異なる場所で注意が必要、こちらは妙な雰囲気が漂うところであった。

市バスを北永田で下車、かもめパンの直営売店で昔懐かしいパンを購入。昭和のノスタルジーを感じる店内は、最近のベーカリーには見られない雰囲気であった。ここのクリームパンを味わい、子供の頃のパン給食を想い出した。

春の陽気に誘われて、横浜駅から横浜市営バス一日乗車券（600円）を利用して横浜市内を周遊した。バス停の両側に公園と動物園が広がるが、日本で最初の水道配水池もあるエリアがある公園は広く、緑があふれ、春の芝生がまぶしかった。公園内を散策してこの丘陵から臨むみなとみらいエリアも素晴らしかった。

野毛山公園内に整備された展望台からは、上大岡からマリンタワー、ランドマークタワーまで一望できた。ここは、明るい家族連れが多く、公園も動物園もなぜか入場無料であり、春の穏やかな気候で日向ぼっこするには最適な場所であった。

六角橋、弘明寺と並ぶ横浜の三大アーケード街。子供の頃の記憶では、美味しい佃煮屋があり、日本蕎麦に舌鼓を打ったことであった。年末の賑わいは、横浜で一番活気があるところだったと思う。今回、数十年ぶりに訪問してみると、街は全く変わってしまっており、韓国漬物屋などが繁盛、大陸系の方々の外国語が飛び交うディープなところとなっていた。

富士屋ホテルの近くの明治時代からある煎餅屋で鉱泉煎餅を入手。宮ノ下温泉の鉱泉を小麦粉や白玉粉と練り上げた生地を焼いた煎餅は、ウェハースのような上品でさくさくした食感だった。レトロな缶は老舗の余裕であるが、売り切れ必至のようなので早起きして入手するとよい。宮ノ下は古くからの避暑地であるが、上品な名店が多いところだと思った。

みなとみらい駅から横浜ベイホテル東急に行くために利用。横浜みなとみらいで非日常感を感じるのことが出来る、東急系が運営する複合施設である。以前は東急百貨店があったが、現在はショッピングゾーンになっている。１Fには案内所があり、大変親切であった。今後、「みなとみらい東急スクエア」としてリニューアルされるようだ。

横浜駅西口から河口湖まで相鉄の高速バスを利用。車内は若い人で賑やかだったが、河口湖まで、途中富士急ハイランドに停車したのみであり、一番前の席からは富士の雄姿を眺め快適な旅だった。臨時便であったためか、車両は若干古かったが、車窓を満喫した.

伊勢佐木町に本店を持つ横浜文明堂の直営店は４店舗あるが、そのうちのひとつ。どら焼きの三笠山は北海道産の小豆を使用し、もちもちとした食感で上質な卵の風味があり、とても美味しい。お店は目立たないところにあったが、ファンが多いのだと思った。

保土ヶ谷散歩をした帰途、イオン天王町店に立ち寄り、お気に入りのケーキを購入した。日本中にあるお店かもしれないが、ベイクドチーズケーキは手頃でとても美味しかった。イオン店内には、購入したデザートなどを食べることが出来るコーナーもあった。

横浜ビジネスパークの中心にある水辺の公園は、1990年頃の日本を醸し出す雰囲気が出ていた。インテリジェントビルと呼ばれたタワー、当時の数多くのテレビドラマロケに用いられた最先端のオフィス、数々のオブジェが奏でる芸術表現、マリオベリーニ設計の「ベリーニの丘」など最近のビル群には見られない余裕が感じられた。

神明社に参拝し横にあるビジネスパークで休息。もとは硝子工場の跡地で再開発したビルは、25年も経つものの最近のビルより余裕ある建築をしており、色あせていなかった。野村総研を中心とした野村グループが入居しているようである。

関東の大手私鉄では唯一他社への乗り入れをしていなかったが、数年後のJR及び東急に乗り入れる予定があるため、車両のカラーを変更、イメージアップを図っているようである。帷子川沿いに走る電車に横浜から利用したが、緩い速度でまったりとした走行だった。都内への乗り入れ実現の際は、斬新な電車で横浜のアピールを期待したい。

保土ヶ谷を散歩してランチのため入店。ロイホはファミレスの中ではお値段高めだが、美味しいので気に入った。ハンバーガーもチキンも味付けはよく、食後のコーヒーとともにのんびり落ち着けた。スタッフもきびきびしており気持ちよかった。

保土ヶ谷散歩の続きで藤棚商店街を訪問した。かつて市電の停留所の前に藤棚があったことから商店街の名前になっているようだ。昔は賑わったであろう商店街は現在も昭和の面影を残しており、横浜の巣鴨といった感じかもしれず、年輩者で賑わっていた。

春の保土ヶ谷を散歩し、天照大神を祀る由緒ある神明社に参拝。平安時代中期の創建とされる神社は立派な参道があり、鳥居の前で会釈をし手水舎で清め、御神前で拝礼、今後の発展を祈願した。横浜ビジネスパークが近いがこの周囲は自然が残されておりすがすがしい気持ちとなった。

観音様を参拝した後、門前町であったという弘明寺商店街を散策。ここは横浜橋や六角橋と同じく横浜のアーケード街として有名で、年末年始など昭和の頃は大変賑わった。昔は美味しい和菓子屋があったような記憶があったが、商店も様変わりしていた。こうした商店街が全国から姿を消しているが、ますますの繁栄を願っている。